宅建合格のための上手な過去問の使い方を紹介!おすすめの過去問題集7選

masman

by ank

更新日:2020-02-06

宅建の資格試験に合格するためには闇雲に勉強するのでは非効率的です。合格のためには過去問を使って、試験問題の傾向を把握。苦手な分野は重点的に問題演習をこなして慣れるようにしましょう。今回はオススメの過去問も併せて紹介します。

       

宅建における過去問対策の重要性

宅建試験の最大の特徴は、過去問の焼き直しが全体の6~7割と大部分を占める点にあります。実際に、2018年度の本試験でも過去問を基にした問題が多く出題されました。

過去問を制する者が試験を制すると言っても過言ではありません。

そのため、勉強において過去問を使った演習が最も重要となるのは必然です。ただし、闇雲に過去問を解けばいいわけではなく勉強法や問題集選びが重要ですので、おすすめの問題集と効果的な勉強法をご紹介します。

過去問と未来問の組み合わせが最強

未来問とは、AIが宅建試験の過去問30年分(1500問)の出題傾向を分析して本試験の問題50問を予測するものです。2018年度の宅建試験では、AIが予測した問題と実際に出題された本試験問題の一致率は78%と、かなり高確率で的中をさせた実績があります。

宅建試験の合格点が70点あたりだと考えると未来問をやるだけで合格の可能性も高くなると思います。過去問と一緒に未来問も進めていく事がおすすめです。

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過去問には3つの種類がある!

宅建 過去問

過去問の問題集は大まかに分けて3種類あり、年代別・体系別・出る順に分類されます。年代別は出題年度ごと、体系別は科目・分野ごと、出る順は体系別と似ていますが頻出問題から順に並べられています。

おおまかな使い方としては体系別、出る順は勉強の初期~直前期まで長く使用するのに対し、年代別は勉強の後期~直前期の総仕上げとして使います。参考書や問題集と同じく過去問にもそれぞれ特徴があるので、自分に合った一冊を見つけましょう。

年代別で出題傾向を把握しよう!

年代別の問題集は、実際に出題された問題50問がそのまま収録され、出題年度ごとに並べられている問題集です。平成28年度、平成29年度、平成30年度、、といった形ですね。年度ごとの問題も本試験と同じ並び順になっています。

年代別の問題集は、試験の全体的な出題傾向を把握したり、本試験と同じ時間配分で演習できることが大きなメリットです。

ただし、どの年度にどの分野が載っているかがわかりにくいので、インプット作業の途中に使用するには向いていません。勉強していない分野の問題に時間を取られて効率が悪くなってしまうからです。

一通り学習したあとの力試しや、本番前の予行演習に最適な形式です。勉強の総仕上げに活用しましょう。

みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集

みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集

過去12年分の過去問が収録されています。年代別の問題集は直近の年度から順番に並べられていることが多いですが、本書は難易度の低い年度から高い年度へと並べられています。

問題編では選択肢ごとに重要度を4段階で示し、解説編では問題ごとに難易度が4段階で示されています。問題編の選択肢ごとの重要度は復習をする際に参考にしてください。

統計問題が省略されているので、最新の統計情報を必ずチェックするようにしましょう。

わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)

わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)

12年分の過去問が年度順に収録されています。問題編は重要度などの追記が一切ないので本試験と全く同じ文面で問題を解くことができ、解説編では問題ごとに3段階で重要度が示されています。

また、同シリーズの『わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト』とリンクする部分が書かれているので、シリーズで揃えて学習すると効率アップできるでしょう。法改正のあった問題には補正を加え、「★」マークを付けて対応しています。

パーフェクト宅建 過去12年間

パーフェクト宅建 過去12年間

『わかって合格(うか)る』シリーズと同じく、過去12年分の問題を年度順に、本試験と同じ文面で収録しています。法改正された問題は補正を加えて対応していますが、統計問題に関しては当時のまま載っているので参考程度に流して構いません。

本書の一番の特徴は、条文や判例を用いた丁寧な解説です。対応テキストの『パーフェクト宅建の基本書』ともリンクしているので、時間に余裕を持ってじっくり復習するようにしてください。

体系別で苦手分野を徹底的に克服!

体系別の問題集は、出題年度に関係なく科目別・分野別にまとめられている形式です。民法、宅建業法、法令上の制限、税/その他分野の4科目に分けた上で、さらに「重要事項説明」「免許」などのテーマごとに並べられます。

例えば「重要事項説明」の項目では、過去に出題された重要事項説明に関する問題がずらっと連続するイメージです。

体系別の問題集は、テキストによるインプット学習の途中で活用する際に便利です。インプット学習と並行して知識を定着させましょう。
同じテーマの問題が連続することで後半は正答率も上がりますが、本試験のようにランダムに聞かれると急にわからなくなる場合もあるので、本試験と同様の演習をすることも重要です。

体系別のおすすめ問題集も紹介いたしますので参考にしてください。

過去問宅建塾

過去問宅建塾

『らくらく宅建塾』シリーズの過去問題集です。権利関係(民法)、宅建業法、法令上の制限その他分野の3冊に分かれています。それぞれ1冊が他社の過去問題集と同じくらいのボリュームがあり、分量が多めなので時間に余裕を持って取り組みましょう。

見開きで左ページに問題、右ページに解説が書かれています。過去問の解説は単調になりがちですが、本書は解説のわかりやすさに拘っているため講義を受けるような丁寧な説明が魅力的です。

スッキリとける宅建士 過去問コンプリート12

スッキリとける宅建士 過去問コンプリート12

直近の本試験問題+過去11年分の過去問が分野別・論点別に収録されています。同シリーズの『スッキリわかる宅建士』テキストと対応していて、テキストの項目と同じ並び順になっているのでテキストでの学習後すぐに問題演習ができます。

問題ごとに4段階の重要度が示され、解説編では選択肢ごとに重要かどうかの記載があるので復習の際に必ずチェックしましょう。

分野ごとに4分冊と直近の問題1冊の計5分冊できるため持ち歩きにも便利です。

みんなが欲しかった!宅建士の問題集

みんなが欲しかった!宅建士の問題集

直近の本試験問題+過去10年分の問題から厳選した290問を収録。見開きで左側に問題1問、右側に解説が載っています。

解説ページでは選択肢ごとの解説だけではなく、対応テキスト『みんなが欲しかった!宅建士の教科書』に対応する部分のポイントを簡潔にまとめてあります。テキストに載っていない論点を説明するコーナーが補充されています。

他の問題集に比べると収録されている問題数は少なめですが、1つ1つ丁寧に演習することができるでしょう。

出る順で頻出出題を確実に点に繋げる!

出る順の問題集は、科目別・分野別にした上で更に頻出問題順に並びかえたものです。問題集を繰り返し解くと、最初のほうにある問題のほうが自然と解く回数が多くなり身に付きやすいですよね。そのため出る順の問題集は頻出問題を確実におさえられます。

体系別の問題集でもおおかた問題ごとの重要度が書かれているので、体系別の問題集を重要度順に解く方法もありますが、ページを行ったり来たりするのでその点は出る順のほうが効率的です。

体系別と出る順は形式が似ているため、両方揃えて勉強する必要はありません。対応するテキストと同じ並び順のほうが使いやすい、頻出度の高いものから確実におさえたいなど個人の状況によって選択しましょう。

出る順のおすすめ問題集も紹介いたしますので参考にしてください。

出る順宅建士 ウォーク問過去問題集

出る順宅建士 ウォーク問過去問題集

過去30年分の過去問から、試験対策に不可欠な問題を厳選して収録してあります。重要度順に並んでいますが、問題ごとの重要度もきちんと書いてあり親切です。

問題ごとに合格者正答率と不合格者正答率が表示してあるので、合格するための基準も一目で分かりやすくなっています。

参考書の大きさがB6サイズと持ち歩きに便利なサイズなのが、他にはないストロングポイントでしょう。権利関係、宅建業法、法令上の制限・税その他の3種類があります。

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過去問の効果的な使い方

宅建において過去問による勉強が最重要だということは有名な話ですが、ひたすら過去問を繰り返し解けば合格するというわけではありません。

過去問と全く同じ問題が出るわけではなく、違う角度から問われたり過去問を基にした応用問題が出題されるので、表面上の知識では解けないのです。過去問で問われる論点を深く理解し、定着させることが重要です。

①インプット作業の合間に過去問を挟む

参考書でのインプットのあとに過去問を解いたら、間違えたところの解説を読んで理解しましょう。その上で、もう一度参考書に戻って復習することが大事です。

宅建は情報量が多いので、インプット作業が進むにつれて古い情報をどんどん忘れてしまいます。演習と復習を繰り返して知識の定着を図りましょう。

②間違えたところは何十回でも繰り返す

過去問を解く際には間違えた問題に必ずチェックをつけましょう。そして、一通り一周したらチェックのついた問題だけをもう一度解いていきます。再度間違えた問題にチェックをつけて、参考書で復習します。

これを何回も繰り返して、問題集一冊にチェックが全くつかなくなるまで繰り返しやりこみましょう。

③難問、奇問は思い切って捨てる

間違えた問題は一つ一つ丁寧に復習して理解する必要があり、時間をかけるべきです。しかし、稀にどの参考書にも載っていない内容や、ひねりすぎた問題も出題されます。

このような難問、奇問は受験生の誰もが解けないので、合否に影響しません。どの問題集でも「参考程度」「気にしない」「パス」などの重要度表示がされているので、思い切って捨ててしまってかまいません。

④過去問題集は体系別と年代別の合わせ技が最適

過去問題集は2種類用意することをおすすめします。
インプット作業と並行して体系別(もしくは出る順)、総仕上げに年代別といった使い分けをしましょう。つまり、勉強をやり始めた段階から本試験直前期まで、過去問を使った勉強はずっとやり続けるべきだということです。

体系別の問題集で必須知識の定着を図り、年代別の問題集で実践演習をすることで、本試験に十分な実力が身に付くでしょう。

過去問に取り組む時期/タイミング

宅建 過去問 タイミング

過去問に取り組む時期は、過去問題集の種類によって変わります。
体系別、出る順の過去問題集は、参考書によるインプット作業と並行して行いましょう。分野ごとの学習に区切りがついたら、そこに対応する過去問題を解くという形です。間違えた問題は繰り返し解きましょう。

年代別の過去問題集は、一通り全科目、全分野の学習が終わったあとに解くのがおすすめです。何度も繰り返し解いている問題でも、違った形式で出されると急に解けなくなったりします。

それは、問題集を何度も解く過程で問題の位置や前後の流れで答えを覚えてしまったからです。できる気になっているだけの問題は必ず一定数出てくるので、年代別の問題集で弱点をあぶり出しましょう。

未来問を使って更にレベルアップ

過去問と並行して未来問を進めていくと更にレベルアップする事が見込めます。

人の手で30年分の過去問を分析して予測するには膨大な時間が必要ですし、毎年コンスタントに分析し続けるのは不可能に近いですから、未来問による試験予測は日本初となる革新的な問題出題予測サービスと言えるでしょう。

様々な場面でAIの台頭が目立ってきた現代ですが、今後は宅建のような国家試験の勉強に未来問を取り入れることが当たり前になるかもしれません。

未来問のおすすめポイント

宅建の試験は過去問を基にした問題が6~7割出題されますから、過去問を分析して予測する未来問を使うメリットは大いにあると言えます。

近年の合格ラインは最低でも70%の得点が必要ですが、未来問の的中率は合格ラインを大幅にクリアしています。直近の本試験の合格ラインは過去最高の37点(74%)でしたが、こちらも未来問の的中率の範囲内におさまっています。

このように高スペックな未来問を取り入れない手はないですが、毎年70%以上の的中率を維持する保障はありませんので、未来問だけで勉強を完結させるのはおすすめしません。

参考書によるインプット、問題集と過去問による演習をしっかりとした上で未来問を使ってレベルアップを図りましょう。

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詳しくは下記の記事で解説しています。
» 資格スクエアの『未来問』驚異の問題的中率78%!次世代の宅建未来問とは

まとめ

宅建の試験勉強をするあたって、最初は知識を詰め込もうとしてインプット作業に偏りがちです。しかし、時間がかかっても初期段階から過去問による演習を取り入れてください。

これだけやれば受かる、という方法は存在しません。参考書、問題集、過去問、未来問など、一つ一つの項目を様々な角度から丁寧に学習することが重要です。

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