今話題の宅建とは?宅建士が活躍できる業界は不動産だけじゃない!?

masman

by ank

更新日:2020-02-06

宅建とは宅建士になるために必要な資格です。そのため、宅建と聞くと不動産業を目指している方、不動産業に従事している方が取得する資格だと思っている方も少なくありません。しかし、宅建の資格を持つことで有利になれる業界は不動産業に留まりません。今回は宅建とはどんな資格なのかを紹介。宅建を持つことで活躍できる業界から宅建の試験について紹介しているのでぜひ読んでください。

       

宅建は不動産業に必要不可欠な資格です。キャリアアップや宅地建物取引業者として開業など受験理由は様々。合格が難しい資格と言われていますがそもそも宅建とはどんな資格なのでしょうか。合格ラインはもちろん、宅建取得のメリットや活躍できる業界も紹介します。

宅建とは

宅建 とは

宅建とは、正式名称で「宅地建物取引士」という名前で、主に「宅地建物取引業者」で仕事をする場合に必要となる資格のことです。宅地建物取引業者とは、不動産会社、不動産屋と呼称されるもののことで、土地などの不動産の売買や賃貸物件の斡旋を行うことが多いです。物件によりますが、土地を貸したり、マンション賃貸などで多額の金額が動くこともあります。

ですが、中でも土地の購入や建物の売買は、人生で一回あるかないかの高額になる取引だと言えます。業者以外で、そんな大きな取引を何度も経験して慣れている人はそんなに多くはないでしょう。なのでこの取引をする際に、一般の人は全く知識のない状態で取引をすることになります。この人たちが不当な損害を受けることがないように、安心して契約を結ぶために必要なのが宅地建物取引士です。

宅地建物取引士は宅地建物取引業法で定められている国家資格で、宅地建物取引において購入者の利益優先で案内をし、公正で常に購入者側の味方であるのが絶対です。 もちろん宅地建物取引士になるには、試験を受けなければなりません。

しかし、試験に合格しただけではなることができません。合格後は欠格事項に該当することがなく、様々な条件を満たした後に、合格した所で登録手続きを行い、登録終了後に宅地建物取引士証の交付を受けることが必要です。

また、取引をするときに購入者は必ず「重要事項説明書」の交付と説明を受けます。賃貸物件を借りる時などにも説明を受けるかと思います。説明の中では、所有者が誰で、建物の状態の説明、どの程度の大きさ広さがあり、どのような設備があるかなど、購入や賃貸の決断をするためにとても重要なことを説明するのが宅地建物取引士の仕事になります。

宅建を活かせる業界

宅建と聞くと不動産業のイメージを持たれる方が多いかと思います。しかし、宅建士が活躍できる場は不動産業に留まりません!不動産業に関連して建設業界でも宅建士は重宝されますし、金融業界にも宅建を取得するメリットがあるんです。それでは、それぞれの業界のどのような場面で宅建士が必要となってくるのかみていきましょう。

不動産業界に必要不可欠の宅建士

宅建士は、不動産屋と呼ばれるくらい不動産業界には必要不可欠な存在です。主な仕事内容としては、不動産の売買交換を代理をしたり、自ら行ったりします。売買だけでなく、賃貸物件の斡旋なども仕事の内です。

不動産の仕入れなどにも携わり、宅建士でしかできない3つの独占業務もあります。重要事項の説明、重要事項説明書の記名と押印、契約書への記名と押印です。この3つは不動産取引において、肝ともいえる重要な業務になります。

宅建士がいれば自社販売に強くなる!建設業界

建築会社やハウスメーカーは依頼された建物を建築して依頼主に引き渡すことも多いですが、自社で建築した建物を自ら販売することがあります。自社で建築した物件を販売するためには、宅建業の免許が必要になります。売買契約を結ぶにあたって、3つの独占業務でもある重要事項の説明や、契約書への記名と押印が欠かせないため、宅建士も必要になります。

融資判断に不動産の知識が必須!金融業界

銀行などの金融業界でも、宅建士の資格は必要になってきています。融資業務において、不動産に対する知識が必要になる場合があります。不動産を担保とし、融資の判断をすることもあり、その 際に必要となってきます。

また、金融機関に直接勤務することがない場合があります。今では銀行の多くが、グループ会社に不動産販売会社を持っているところが増え、不動産の知識がないと業務が成り立たない状況になってきています。

宅建を持つことのメリット

宅建 メリット

宅建士が多くの業界で必要になることはわかっていただけたかと思います。不動産業界、建設業界、金融業界に勤められている方もしくは、それらの業界を目指している方には十分宅建を取るメリットがあるかと思います。

しかし、それ以外にも宅建の取得でキャリアアップはもちろん転職独立開業も優位に働きます。それぞれのメリットを詳しく紹介します。

宅建取得で信頼UP!キャリアアップ

宅建士は持っているだけで様々な業界に入りやすくなります。「不動産業界には就職しないから別にいらないでしょ」と思う人もいるかと思いますが、不動産業界だけでなく、必要な場面は多くあります。独占業務もあるところからも、宅建士はキャリアアップに繋がる重要な資格と言えるでしょう。

また、仕事をする上でとても重要になってくるのが、購入者からの信頼を得ることです。資格を持っているだけで、購入者側からすると「この人には任せられる」と思えるものです。仕事をもらえることで、さらにキャリアアップに繋がります。

宅地建物取引業には特に有利!転職

宅建は一度合格すると一生使える資格です。先ほども述べたように、不動産業はもちろん、建設業、金融業でも必要とされる資格ですので、転職にかなり有利になります。

また、宅地建物取引業を行う企業では、約5人に1人の割合で、宅建の資格保持者がいなければならないという決まりがあります。なので、企業は多めに採用しています。その他にも、独立や起業にも役立つ上、自分での住宅購入する時や賃貸契約の時に正しい判断ができるなど、金銭的な自己防衛にも期待できます。

宅建取得で独立開業を有利に進められる

宅建士には、3つの独立業務があります。「重要事項説明書の説明」「重要事項説明書の記名押印」「契約書への記名押印」の3つです。これらは宅建士の資格がないとできません。

ですが逆に言えば、この資格を持っていれば契約をすることができるので、宅建士の資格さえあれば独立開業は可能です。もちろん開業するために必要な知識は学ばなければなりませんが、資格を持っていることで、かなり有利に独立開業を進めることができます。

宅建試験の概要

宅建試験は年に何度もあるわけではありません。年に一回、毎年10月の第3日曜日に全国各地の会場で一斉に行われます。ほかの資格試験と違い、年に一回実施という点に注意してください。

また、申し込みはインターネット、もしくは郵送で可能となります。インターネットでの申し込み期間は半月しかなく、スケジュール管理には注意が必要となります。

宅建の申し込みについては下記の記事を参考にしてください。

年代ごとの宅建の合格率と合格ライン

宅建は比較的難しい資格と言われています。実際に各年代ごとに合格ラインをまとめてみました。各年代の合格ラインをみてみるとだいたい7割程度が合格ラインになります。法律系の問題も多数出てくるので慣れない方は難しく感じるかもしれません。ただし、賢く対策するとそこまで難しい試験でもありません。どの分野をどのくらい押さえておけばいいのか等を踏まえてスケジュールを立てるようにしましょう。

年代別でみる宅建合格ラインと合格率
試験年度 合格率 合格ライン
平成30年 15.60% 37点
平成29年 15.6% 35点
平成28年 15.40% 35点
平成27年 15.40% 31点
平成26年 17.50% 32点
平成25年 15.30% 33点
平成24年 16.70% 33点
平成23年 16.10% 36点
平成22年 15.20% 36点
平成21年 17.90% 33点

まとめ

宅建士になることで様々な業界で有利な立場になれることはわかっていただけたでしょうか。宅建士にしかできない独占業務があるため、宅建の取得は多くの方に人気があります。難しい資格と言われがちな宅建ですが、取得のメリットを考えると取っておいて損はなさそうです。

キャリアアップや転職、開業を考えている方は年に1度の宅建の試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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