掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

今話題の宅建とは?宅建士が活躍できる業界は不動産だけじゃない!?

更新日:2022-05-12

宅建は不動産業に必要不可欠な資格です。キャリアアップや宅地建物取引業者として開業など受験理由は様々。合格が難しい資格と言われていますがそもそも宅建とはどんな資格なのでしょうか。合格ラインはもちろん、宅建取得のメリットや活躍できる業界も紹介します。

宅建とは

宅建 とは

宅建とは、正式名称で「宅地建物取引士」という名前で、主に「宅地建物取引業者」で仕事をする場合に必要となる資格のことです。宅地建物取引業者とは、不動産会社、不動産屋などと呼称されるもののことで、土地などの不動産の売買や賃貸物件の斡旋を行うことが多いです。物件によりますが、土地を貸したり、マンション賃貸などで多額の金額が動くこともあります。

ですが、中でも土地の購入や建物の売買は、人生で一回あるかないかの高額になる取引だと言えます。業者以外で、そんな大きな取引を何度も経験して慣れている人はそんなに多くはないでしょう。なのでこの取引をする際に、一般の人は全く知識のない状態で取引をすることになります。この人たちが不当な損害を受けることがないように、安心して契約を結ぶために必要なのが宅地建物取引士です。

宅地建物取引士は宅地建物取引業法で定められている国家資格で、宅地建物取引において買主と売主、貸主と借主双方の利益を守らなければなりません。

しかし、試験に合格しただけでは宅建士になることはできません。過去5年間で反社会的勢力に属していないか、犯罪を犯してないか、などの欠格事項に該当することがなく、2年以上宅建業者に従事するかもしくは特定の講習を受けた後に、合格した所で登録手続きを行い、登録終了後に宅地建物取引士証の交付を受けることができます。

また、取引をするときに購入者は必ず「重要事項説明書」の交付と説明を受けます。賃貸物件を借りる時にも説明を受けます。説明の中では、所有者が誰で、建物の状態の説明、どの程度の大きさ広さがあり、どのような設備があるかなど、購入や賃貸の契約をするためにとても重要なことを説明するのが宅地建物取引士の仕事になります。

宅建資格の取得で活躍の場が広がる!

宅建と聞くと不動産業のイメージを持たれる方が多いかと思います。しかし、宅建士が活躍できる場は不動産業に留まりません。不動産業に関連して建設業界でも宅建士は重宝されますし、金融業界にも宅建を取得するメリットがあります。それでは、それぞれの業界のどのような場面で宅建士が必要となってくるのかみていきましょう。

不動産業界に必要不可欠の宅建士

宅建士は、不動産業界には必要不可欠な存在です。主な仕事内容としては不動産の売買、交換、代理の斡旋をしたり、当事者となって売買を行うこともあります。売買だけでなく、賃貸物件の斡旋なども仕事の内です。

また、宅建士にしかできない3つの独占業務もあります。重要事項の説明、重要事項説明書の記名と押印、契約書への記名と押印です。この3つは不動産取引において、必ず必要で重要な業務になります。

宅建士がいれば自社販売に強くなる!建設業界

建築会社やハウスメーカーは依頼された建物を建築して依頼主に引き渡すことも多いですが、自社で建築した建物を自ら販売することがあります。自社で建築した物件を販売するためには、宅建業の免許が必要になります。売買契約を結ぶにあたって、3つの独占業務でもある重要事項の説明や、契約書への記名と押印が欠かせないため、宅建士も必要になります。

お金と不動産は隣り合わせ!金融業界

銀行などの金融業界でも、会社によってはキャリアアップや資格手当に宅建士資格の取得を条件としているところもあります。

不動産も含めて総合的にお客様の資産運用をサポートする金融機関であれば資格の取得は必須となるでしょう。 不動産を担保として融資の判断をすることもあり、その際に不動産の知識や専門用語の理解が必要となってきます。

また、金融機関に直接勤務することがない場合があります。今では銀行の多くが、グループ会社に不動産販売会社を持っているところが多く、不動産の知識と宅建士の資格がないと業務が成り立たない状況になってきています。

宅建を持つことのメリット

宅建 メリット

宅建士が多くの業界で必要になることはわかっていただけたかと思います。不動産業界、建設業界、金融業界に勤められている方もしくは、それらの業界を目指している方には十分宅建を取るメリットがあるかと思います。

しかし、それ以外にも宅建の取得でキャリアアップはもちろん転職独立開業も優位に働きます。それぞれのメリットを詳しく紹介します。

宅建取得で信頼UP!キャリアアップ

宅建士は難関な国家資格のため、取得できれば社会的な信用に繋がるでしょう。

独占業務があることからも、宅建士はキャリアアップに繋がる重要な資格と言えるでしょう。

また、仕事をする上でとても重要になってくるのが、購入者からの信頼を得ることです。資格を持っているだけで、購入者側からすると「この人には任せられる」と思えるものです。仕事をもらい成果を上げることで、更なるキャリアアップに繋がります。

宅地建物取引業には特に有利!転職

宅建は一度合格すると一生使える資格です。先ほども述べたように、不動産業はもちろん、建設業、金融業でも必要とされる資格ですので、転職の際にある程度有利になるでしょう。

また、宅地建物取引業を行う企業では、5人に1人以上の割合で、宅建の資格保持者がいなければならないという決まりがあります。なので、中には社員に資格取得を義務付ける企業もあります。その他にも、独立や起業にも役立つ上、自分での住宅購入する時や賃貸契約の時に正しい判断ができるなど、金銭的な自己防衛にも期待できます。

宅建取得で独立開業を有利に進められる

宅建士には、3つの独占業務があります。「重要事項説明書の説明」「重要事項説明書の記名押印」「契約書への記名押印」の3つです。これらは宅建士の資格がないとできません。

ですが逆に言えば、この資格を持っていれば契約をすることができるので、宅建士の資格さえあれば独立開業は可能です。もちろん開業するために必要な知識は学ばなければなりませんが、資格を持っていることで、かなり有利に独立開業を進めることができます。

宅建試験の概要

宅建試験は年に何度もあるわけではありません。年に一回、毎年10月の第3日曜日に全国各地の会場で一斉に行われます。2020年度(令和2年度)の宅建試験から新型コロナ感染症対策で、試験が10月と12月の2回に分けられて実施されており、年2回の試験制度がいつまで続くかは今のところ不明です。

試験日程は状況に伴いまた変更になる可能性もありますので、試験日程の確認はしっかり行っておきましょう。

また、申し込みはインターネット、もしくは郵送で可能となります。インターネットでの申し込み期間は半月しかなく、スケジュール管理には注意が必要となります。

宅建の申し込みについては下記の記事を参考にしてください。

年代ごとの宅建の合格率と合格ライン

宅建は比較的難しい資格と言われています。実際に各年代ごとに合格ラインをまとめてみました。合格ラインは合格率が約15%になるように毎年設定されています。法律系の問題も多数出てくるので慣れない方は難しく感じるかもしれません。ただし、賢く対策するとそこまで難しい試験でもありません。どの分野をどのくらい押さえておけばいいのか等を踏まえてスケジュールを立てるようにしましょう。

年代別でみる宅建合格ラインと合格率
試験年度 合格率 合格ライン
令和3年12月 15.60% 34点
令和3年10月 17.90% 34点
令和2年12月 13.10% 36点
令和2年10月 17.60% 38点
令和元年 17.00% 35点
平成30年 15.60% 37点
平成29年 15.6% 35点
平成28年 15.40% 35点
平成27年 15.40% 31点
平成26年 17.50% 32点
平成25年 15.30% 33点
平成24年 16.70% 33点
平成23年 16.10% 36点
平成22年 15.20% 36点
平成21年 17.90% 33点

※近年コロナ渦で在宅時間が増えたせいか合格ラインは上昇傾向にあります。

まとめ

宅建士になることで様々な業界で有利な立場になれることはわかっていただけたでしょうか。宅建士にしかできない独占業務があるため、宅建の取得は多くの方に人気があります。難しい資格と言われがちな宅建ですが、取得のメリットを考えると取っておいて損はなさそうです。

キャリアアップや転職、開業を考えている方は年に1度の宅建の試験に挑戦してみてはいかがでしょうか!

宅建資格の関連記事

宅建の資格試験に合格するためには闇雲に勉強するのでは非効率的です。合格のためには過去問を使って、試験問題の傾向を把握。苦手な分野は重点的に問題演習をこなして慣れるようにしましょう。今回はオススメの過去問も併せて紹介します。
宅建の試験に合格したら、多くの人は宅建の「登録」というステップに進むでしょう。宅地建物取引士として宅建業に従事するためには、登録をして宅地建物取引士証の交付を受ける必要があります。では、宅建士の登録をするにはどのような手続きをすればいいのでしょうか?詳しく解説していきます。
宅建士の資格取得のため、多くの予備校がコースを組み、参考書も書店に溢れています。しかし、宅建は独学でもしっかりと対策すれば合格する資格。独学合格のポイントは勉強時間と戦略です。早速、宅建独学勉強法を紹介していきます。
宅建学習では自分に合った参考書選びが重要になってきます。学習段階によって手に取るべき参考書が変わってきます。また、レイアウトも含めてやり込める参考書を選ぶようにしましょう。学力別に宅建参考書の特徴、使い方をまとめましたので参考にしてください。
宅建士の受験申込方法、試験概要、受験申込の際注意点をご紹介。余裕を持って受験の準備し、申し込み忘れや不備を無くしましょう。日々の勉強の成果を存分に発揮し、万全の状態で試験を受けるためにも、申し込み方法や注意事項などをしっかり確認してください。
『未来問』はAI学習によって作られた問題的中率78%の問題集です。合格率15%と狭き門の宅建に合格するためにも『未来問』を使いこなして効率よく試験対策を進めましょう。
宅建の試験は合格率15%と狭き門です。そのため日頃の勉強が重要になってきますが宅建試験の直前まで同じ勉強をするのはおすすめしません。宅建試験の直前になったらより計画的な勉強が重要になってきます。今回は宅建試験直前におすすめの勉強法や活用してほしい問題集を紹介します。ぜひ、宅建試験直前の勉強に役立ててください!
宅建資格の取得を目指す上で宅建予備校を考える方は少なくありません。宅建の資格の需要が高まっているため各宅建予備校は多様な宅建コースに力を入れています。今回は9つの宅建予備校を紹介!コースや費用、オススメの宅建予備校を紹介していますのでご自身の勉強スタイル、生活リズム、お財布と相談し自分にあった宅建予備校を探しましょう。
キャリアアップにおすすめサービス

今なら完全無料!年収UPのチャンス!

監修者情報

犬塚 康太朗(いぬづか こうたろう)

シェパード株式会社 代表取締役

昭和61年東京都生まれ。元プロ野球選手の社長として各種メディアに掲載。平成28年シェパード株式会社を設立し不動産の売買、管理、土地活用コンサルティングなどを行う。

所有資格等

宅地建物取引士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士

公式サイト:http://shep-herd.com/

おすすめ記事

コメントを残す

*