宅建士資格試験を合格しただけでは、厳密には宅建士とは呼ぶことができません。
資格試験合格後の、本物の宅建士になるまでの道のりはどうなっているのか紹介していきます。
宅建士になるために学歴は関係あるのでしょうか?高卒でも宅建士になることはできる…?
目次
道のりの最初は宅建試験の合格から

宅建士を名乗れるようになるまでの道のりのスタートラインになるのが宅建試験の合格です。
資格試験の合格に向けて勉強を頑張っている間は、試験の合格がゴールにも見えてきてしまいますが、宅建士の場合はそうではないのです。
となれば、試験はスピーディーに一発合格したいですよね?
宅建試験は、受験者の多さ故に落ちる人の割合も多くはなっていますが、しっかりと試験対策をすればさほど絶望的な難易度ではありません。
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その秘密は過去の試験問題を徹底的に分析したことによる頻出問題や予測問題への重点的な対策で、問題の予測的中率が非常に高いことこそが資格スクエアのウリなんです。
高卒でも宅建士になることは出来る?

結論から言えば、高卒で宅建士になる事は出来ます。むしろ、何の問題もなく目指すことができると言えるでしょう。
法律系資格で難解な言葉が次々と出てきますので、『大学の法学部在籍中です』などと言う人に比べれば確かに不利なところはあるのかもしれません。
しかし宅建士資格試験自体は、学歴も年齢も問わず誰でも受けることができるものですので、高卒どころか中卒でも宅建士の道のりを歩み始める選択や決断はできます。
最年少記録をチェックすれば、12歳や13歳で宅建士資格試験をクリアしている子も居たりする試験なのです。もっとも、未成年者は資格試験を受けて合格することはできても、その先の道のりを進むことができるかどうかは別問題となってきますが。
不動産業界では学歴より宅建資格が優先される
世間一般では高卒と大卒を比べれば、大卒の方が就職しやすいと思われていますよね?
また、給料や年収に関しても大卒の方が多く、高卒の方が少ない…とやはり思われている事でしょう。
しかし、不動産業界では高卒でも宅建士資格を持っている人の方が、資格を持っていない大卒よりも優遇されます。
その理由は、宅建士資格を持っている人しかやってはいけないと決まっている業務が存在するためです。
給料に関しても実力主義
不動産業界は歩合制の採用されているところが多くあります。
つまりは実力主義の売り上げ至上主義という訳です。そこには高卒も大卒も関係ありません。
したがって、宅建士の世界は誰でも受けることができ、誰でも勉強を頑張れば合格できる試験を突破した後、多くの売り上げを自分自身で上げることができた人が評価されるのです。
世の中色々な資格や仕事がありますが、宅建士は高卒でも目指せる上に使える資格と言えるでしょう。
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宅建士の資格取得までの道のり

宅建士の資格取得の道のりは、資格試験を合格したらゴールという訳ではありません。
実をいうと、宅建士試験は道のりの第一関門に過ぎません。
宅建士資格への道のりのゴールは何処にある?
宅建士と名乗ることを許され、不動産取引仲介業の独占業務をこなせるようになる状態になるためには『宅地建物取引士証』というものを取得する必要があります。
この取引士証を手にした時こそが宅建士になるための長い道のりのゴールと言えるでしょう。
但し、ゴールしたからと言って気を抜いてはいけません。宅建士を目指す道のりのゴールではありますが、宅建士としての仕事をこれからやっていくという事に関してはむしろ取引士証を取得した時が本当の一人前の宅建士へのスタートラインなのです。
資格試験から取引士証を手にするまでの流れ
宅建士資格を取得できるまでの道のりを段階ごとに表すと次のようになります。
ステップ1:資格試験
まずは試験を受けるところ、試験に申し込むところから始まります。
- 毎年7月に試験申し込みが可能となる
- インターネットか郵送で申し込む
- 9月に受験票が届く
- 10月の宅建士資格試験を受ける
- 12月に合格発表
- 合格者はステップ2に進みます。
ステップ2:宅建士登録
宅建士資格試験合格者は、試験を受けた都道府県に宅建士登録をすることで『宅建士資格者』という身分になります。
登録には資格試験の合格以外にも条件があります。
- 宅建士資格試験の合格者で、宅建取引業の実務経験2年以上の人
- 実務経験がある人はそのままステップ3へ進みます。
- 宅建士資格試験の合格者で、宅建登録実務講習を修了した人
- 実務経験が足りず、2年に満たない人が宅建実務講習を受けることでステップ3へ進めるようになります。
ステップ3:宅地建物取引士証の交付申請
宅建士登録が済んでいても、宅建士試験に合格してから1年以上の期間が空いているかどうかですぐに交付を受けることができるかどうかが変わってきます。
- 宅建士試験合格から1年以内
- そのまま取引士証交付申請をし、交付を受けることができます。
- 宅建士試験合格から1年以上経過している
- 法定講習を済ませることで取引士証が交付されます。
ステップ4:宅建士
これで晴れて本物の『宅建士』となり、独占業務がこなせる状態の宅建士です。
宅建業務に従事し、独占業務を思う存分にこなして稼げる状態です。5年おきに取引士証の更新を忘れずに行ってください。
試験だけ合格して終わりでもOK

実は、宅建士登録や取引士証の交付申請は任意となっています。ここまでに紹介した長い道のりは、不動産取引仲介業などの宅建業務を実際に行う人が必要とする流れなんです。
都道府県に宅建士登録をすれば取引士証が貰えるようになり、登録をせずに宅建の知識があるという事だけを示したい人や、実際に不動産取引書類などを扱う訳ではなく宅建の知識を活かす為に勉強した人などは宅建試験合格者までで十分です。
例えば、宅建士資格は不動産業界だけではなく、金融業界や建築業界などでも役に立つとされていますが、金融業において担保や融資のために不動産を扱う際に、宅建士としての知識が必要なだけなのか、書類へのサインや実際の契約書の作成等まで行う必要があるのかによって別に取引士証がなくても構わないという場合もあるのです。
取引士証は有効期限がある
取引士証は有効期限が5年となっているため、宅建業務を続けるのなら更新しなくてはなりません。
更新のためには有効期限が切れる6か月前以内に法定講習を受ける必要があります。
5年に1度の事なので忘れてしまいそうになりますが、一応『更新並びに法定講習受講のお知らせ』としてハガキが届くことになっています。
取引士証が必要なくなった場合は個人の判断で更新しなくてもOKです。
また、再び必要になった時に際交付を受けることも可能です。
合格と登録は一生有効
宅建士試験の合格自体は永久に有効です。同じく、宅建士登録も一度済ませてしまえば、除名されるようなことを犯さない限りは永久に有効です。
なので転職などで突然宅建業をすることになり、独占業務をこなす必要が出てきた場合に、そういえば『昔宅建試験受かってたなぁ…』という場合なら、法定講習を済ませるだけですぐに取引士証の交付申請をすることができるようになります。
高卒でも宅建士になれる!宅建士になるまでの道のりと流れまとめ

高卒でも宅建士になることは出来ます。
宅建士になれるかどうかで大切なのは、資格試験の合格から宅地建物取引士証を手にするまでの道のりのどこを見ても、本人の頑張りだけです。
高卒どころか、学歴も経験もゼロの状態からでも、独占業務を行える本物の宅建士資格を取得でき、不動産をバリバリ売りさばく宅建士になるまでの道のりは繋がっているということが分かっていただけたのではないでしょうか?
不動産業で責任ある独占業務を任せてもらえる本物宅建士までの道のりには、
- 宅建士試験合格者
- 宅建士資格者
- 宅建士
と、手続きを済ませるにつれて3つの段階があります。試験を合格した後の道のりが大変ではありますが、それだけ責任が重大な業務を任される存在であることの裏返しでもあります。
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