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計算実務能力検定の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

更新日:2024-01-04

計算実務能力検定の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

計算実務能力検定は幅広い年齢層の男女が目指せる、ビジネス能力を高められる資格です。
計算実務能力検定は他にも経理、会計と呼ばれております。

計算実務能力検定は「民間資格」です。

計算実務能力検定取得のために必要な知識・受験資格

受験者の資格や制限はなく、どの級からでも受験は可能です。ただし3級であれば入出金伝票や利息など、2級であれば残高試算表や貨幣の換算など、1級であれば精算表や有価証券など、専門用語の意味や計算方法を知っているのは当然です。簿記3級以上の知識を持っていることが前提となります。これを基準とした上で、正確に・素早く計算することが大事ですので、単に知識を増やすのではなく、実際に電卓を叩いて練習を重ねましょう。

計算実務能力検定は「公益社団法人 全国経理教育協会」が運営管理を行っております。

公益社団法人 全国経理教育協会とは:
公益社団法人 全国経理教育協会は、計算実務能力検定試験の実施、付与を行っている団体です。昭和31年に設立され、昭和34年に社団法人として認可、平成23に公益社団法人になりました。計算実務能力検定だけでなく、簿記能力検定など経理に関する他の資格試験も行っています。

計算実務能力検定

計算実務能力検定ってどんな資格?

経理はこれまで動いたお金を計算・管理する仕事です。経理の仕事は、1日単位、1ヶ月単位、1年単位の3種類で動いています。1日単位の仕事は、出張の精算やその日の販売の売上などがあります。1ヶ月単位の仕事は、取引先からの入金、取引先への支払い、従業員の給与計算などがあります。1年単位の仕事は、年次決算、納税申告、年末調整などがあります。この1年間の決算で、来年度の予算がきまるので、企業の動向にとって大事な仕事です。

計算実務能力検定の勉強法

全国経理教育協会にも過去問がありますし、公式のテキストも多く販売されています。これを利用すれば独学でも可能です。しかし1級受験者の中には、資格スクールに通う人もいるようです。合格を確実にするには、スクールを利用してもいいかもしれません。

計算実務能力検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

計算実務能力検定の試験料

受験料は各級によって異なります。1級は1,800円、2級は1,500円、3級は1,300円です。

計算実務能力検定の年間試験回数

試験は10月上旬と1月中旬の年に2回行われます。

計算実務能力検定試験科目等の内容

計算実務能力検定は1級~3きゅうがあり、全て筆記試験となっています。各級に合わせた内容で、入出金伝票などの「帳票計算」と、原価計算や手形割引などの「商業計算」の問題が出題されます。

計算実務能力検定の難易度

試験の出題範囲が公表されていること、過去問やテキストも多くあること、全体の合格率を考えると、計算実務能力検定の難易度はそこまで高くないと言えます。学生のうちから受験し、就職のアピールに利用する人も少なくありません。また経理実務には必然の計算能力を問うものですので、計算のスピードと正確性さえあれば、難しくないでしょう。この資格を受験する人の多くが簿記の資格を持っています。簿記を持っていれば基礎知識があるということで、更に難易度も下がるでしょう。

計算実務能力検定の合格率

合格率は、1級で50%、2級で75%、3級で60%程度です。1級は応用問題の難易度が上がるため、合格率も下がってしまうようです。

計算実務能力検定の合格発表

試験申込時に、全国経理教育協会のホームページにある、全経協会検定管理システムに登録します。試験から1週間後に、登録したマイページに表示されるので、自分で確認できます。合格証書も交付されますが、試験会場によって異なります。

計算実務能力検定

計算実務能力検定取得後の就職先・年収・報酬相場

計算実務能力検定所持者の職業例

経理

計算実務能力検定の取得に向いている人

経理は計算業務が主ですので、数字が得意で几帳面な人が向いています。計算の結果1円でも誤差があるといけないので、細かいところに気が付き、正確に処理できなくてはいけません。経理というのは一日中パソコンと向き合って処理しているイメージですが、顧客と支払いのために連絡をしたり、会社内の他部署に確認したりすることが多いので、意外にコミュニケーション能力も必要になります。また月に1回しか行わない作業、年に1回だけの業務などもありますので、記憶力が物を言う場面もあります。そして、これだけIT化が進んだとは言え、手書きで伝票を処理する場面は多いですから、他の人が読みやすい、きれいな字を心がけましょう。

計算実務能力検定と同じ分野の他の資格

簿記能力検定、簿記検定、簿記実務検定、FASS検定、給与計算実務能力検定

計算実務能力検定の年収・給料相場

経理の平均年収は300万円~500万円です。専門技能が求められるため、一般事務と比較すると少々高めですが、そこまで大きな差はないようです。実務経験を重ねれば処理能力が上がっていくので、年齢が上がれば年収も増える、という傾向が見られます。近年の企業のグローバル化に対応して、英文経理ができるような資格(IFRS検定やBATIC)を持っていると、業務の幅が広がり、更に収入も増えるでしょう。

計算実務能力検定の現状

経理は企業に欠かせない部署なので、安定した仕事です。1年単位での作業がある点から、企業側もなるべく長期で勤めてもらいたいと考えているので、リストラの心配も少ないです。また業務内容に大きな差が出ないので、転職にも有利な職業です。

計算実務能力検定の将来性

世界のIT化に伴い、経理の業務も少しずつ自動化されて来ています。経理の事務処理部分が軽減されることで、企業側としては人員が削減できます。また、更なる経費削減策として、経理を外注することも出てきているようです。細かく改定される法律に対応するには、社内の人員を育てるよりも、すでに内容を理解しているところへ外注するのが早いからです。これからはより専門的・管理的な知識と技能が必要となるでしょう。

計算実務能力検定所持者の独立について

簡単に言えば、計算実務能力検定の資格だけで独立開業は無理ですし、意味がありません。企業には経理部という部署が必ずあり、そこで経理の仕事は賄えるので、わざわざ外注をしようと思う企業は少ないです。もし独立を考えるのであれば、公認会計士や税理士といった、いわゆる独立に有用である資格をメインに取得し、計算実務能力検定はおまけとして考えるのが良いでしょう。

計算実務能力検定を所有している主な著名人

該当なし

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