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宅建士に求められる能力とは?コミュニケーション能力が一番重要?

更新日:2023-12-01

宅建士に求められる能力とは?コミュニケーション能力が一番重要?

宅建士の仕事とは、複雑な法律や権利関連が絡む取引となり一般の人々にはなかなか難しい不動産の取引を、安心かつ公正に行えるようにアドバイスをし、契約の締結までの仲介を行う事です。

不動産には売り手と買い手が居るのでその間に宅建士が入ることとなります。そのため売り手と買い手どちらもを納得させられるよう、よく話を聞き的確な返答を返すコミュニケーション能力や問題解決能力は非常に重要となります

本ページでは、宅建士にとって不動産契約をバンバン取っていくために必要な能力とはどんなものがあるのか考えていきましょう。

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宅建士にはコミュニケーション能力が求められる!

コミュニケーション能力

宅建士は、不動産の売買や賃貸の契約が行われる時に、まずその不動産の現地状況などを調査し、売り主と買い主や、貸主と借主の間に入って、契約内容の説明と契約の締結までを行います

このため、不動産に関する知識や法律に詳しいことはもちろん必要ですが、さらにコミュニケーション能力が重要となってきます。

コミュニケーション能力は試験内容ではない

不動産に関する知識や法律はそもそもの話、資格試験の問題にも出ますし宅建士の資格を持っている時点である程度勉強は済んでいます。

しかし、実際に宅建士の資格を行使して行う仕事の場面では高いコミュニケーション能力が必要になりますが、これは宅建士資格試験対策のテキストに載っている訳でもないため、当人の能力次第となる点なのです。

女性の宅建士も人気が出始めている

最近では女性の宅建士も増え始めています

不動産売買時の重要事項の確認などは一般人には分かりづらい内容が多く、詳しい説明を求めたり質問をしなければ分からないようなことも多いです。

そこで、「コミュニケーションがソフトで話しやすい」「緊張せずに話しやすかった」といった声が上がっている傾向も見られるようになってきました。

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問題解決能力も非常に大切

問題解決能力

スムーズにコミュニケーションが取れる能力の他に、宅建士にとってもう1つ大切な能力があります。それは問題解決能力です

不動産取引においては売り手と買い手の間では、トラブルやクレームが発生することもあれば解決しようのない難しい問題が起きることもしばしばありますが、宅建士はそんなときでも常に売り手と買い手の間に立たなければならず板挟み状態になってしまうのです。

トラブルやクレームの解決

売り手と買い手の間で、トラブルが起きたりすれば、その仲介が上手く行かなかった取引のクレームが宅建士のところへ行くだけでなく、その宅建士や不動産屋の信用も落ち、仲介手数料も貰えないと最悪の状態になってしまうため、どうにかして問題解決しようと宅建士はみんな必死です。

逆に、いくつもの問題解決をの末に上手く契約を取りまとめることができれば信用はアップし、同じお客様やそのお客様の知人などの不動産取引を紹介してもらえる可能性も出てきます。

問題解決のためにもコミュニケーションは欠かせない

問題解決のためには、売り手と買い手の双方の意見をしっかり聞き、何をしなければならないか、何をすれば良いかを考えて折衷案を出したりしなければなりません。

トラブル状態にある人は当然ご機嫌も斜めですから、こんな時でも上手に話を聞ける高いコミュニケーション能力がやはり重要になってきます。

また、どちらかが折れなければ問題解決に至らない場合には、交渉をするという事も必要です。

宅建士に重要と言われているコミュニケーション能力は、高額な商品を売り込む、怒りをなだめる、交渉する、などといった一癖ある難易度の高いコミュニケーションがたくさんあるのです。

問題解決能力は何処でも役立つ能力

問題解決できる能力って、特別な能力のようにも感じますよね。

しかし、男女問わず、年齢問わず、なんなら職種も問わず誰もがほしい能力なんです。

仕事先では問題解決能力が高いと役立つ場面は無数にありますし、例えば専業主婦であったとしても、ママ友との複雑な関わり合いや子供の小学校の役員をしなければならない場面などが存在しますよね…。

問題解決能力をアップするためには、物事を分析する事、物事を客観的に捉える事が大切と言われていますが他にはこれらの事も重要です。

人脈が広い人は有利

問題解決能力が高い人は人脈が広いという傾向がはっきりとあります。人脈が広いだけで、自分では問題解決が難しい場合でも、人に相談することでアイデアを丸ごと貰ったり、時には任せたりすることもできます

コミュニケーション能力に優れる人は人脈も広いので、宅建士にとって必要な色々を自然と揃えてしまっているのかもしれません。

発生する問題を想定・予測する

場数を踏めばどんな問題が起きればどう解決すればいいかというのがだんだん分かってきます

トラブルなどをある程度予測している人は実際に問題が発生した時も冷静に対処できるものです。

1度起きた問題を見つめる

問題は起きないに越したことはありませんが、起きた問題を解決しようとする・もしくは解決出来た後にはどうしてその問題が発生したのかを見つめることで、同じような局面では慌てることも困ることもなく問題解決できるようになります。上手く行かなかった事の原因と向き合い、何事も自分の糧にしましょう。

冷静で論理的であること

冷静さと慎重さ

トラブルになって両者がヒートアップしたりするとつい冷静さを欠いたりしてしまいますが、一緒になってイライラとしたりカッとしてしまっては契約は没になってしまう可能性が高いでしょう

常に冷静で論理的に、正しく物事を考えられる能力は大切です。

冷静さは事務処理においても大切

宅建士にはお客様との直接のコミュニケーション以外に、独占業務となっている契約締結のためのお仕事があります。

重要事項説明書類や、契約書等はボリュームもそれなりにありますが、これらの作成や署名・捺印において不備やミスはもちろん許されません。

大胆かつ情熱的な売り込みが必要になる接客の場面もあれば、冷静さや慎重さ、丁寧さや注意力といった能力が求められる書類整理や事務仕事もあることを忘れてはいけません。

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宅建士に求められる能力はコミュニケーション能力?まとめ

上手な交渉ができなければ契約には至らず、仲介手数料としての報酬も手にすることは出来なくなってしまいます。

特に、高額な取引になりがちで、様々な法律も絡んでくることになる不動産取引においてはトラブルの発生も多くなります。

そんな時に双方の言い分をよく理解したうえで上手く問題解決できる能力や、問題解決に至る糸口となりえる話をを聞き出すコミュニケーション能力が宅建士にとって最も求められる能力と言えるでしょう。