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中小企業診断士試験の難易度や合格率・試験日・勉強方法・勉強時間まとめ

更新日:2023-12-12

中小企業診断士試験の難易度や合格率・試験日・勉強方法・勉強時間まとめ

中小企業診断士は主に30代、40代の方が取得している経営コンサルに必須級の高難易度の資格で、中小企業診断士は単に「診断士」とも呼ばれます。

また、難易度の高い経営系の資格であるため、日本版MBA(経営学修士)とも呼ばれています。

経営コンサルタントとして認められている唯一の資格として、様々な企業で活躍できる資格です。

中小企業診断士の資格は「国家資格」です。

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中小企業診断士の仕事とは?

中小企業診断協会の資格は「一般社団法人 中小企業診断協会」が運営管理を行っております。

中小企業診断協会とは、中小企業診断士の連携を意識した資質の向上を目指すと共に、中小企業診断制度の推進と普及を目的として1954年10月に設立されました。

その後、中小企業支援法に基づいて中小企業診断士試験の認定機関として経済産業大臣から指定されています。また、中小企業診断士の登録、実務補修、更新研修を実施する為に登録されている機関です。

中小企業診断士は人気度も難易度も高く、経営や会社運営、経済の知識をしっかりと理解し習得しなければ合格が厳しい試験なので、出題傾向に合わせてテキストを作成しなおす事を重要課題としている通信講座で学ぶことが一番の攻略法だとされています。

効率よく、戦略的に学ぶためにも一度資料を無料請求してみましょう!

中小企業診断士について

主に国内の中小企業の経営診断を総合的に行い、その企業が抱える問題や経営方針に対して助言(コンサル)をすることです。

経営コンサルタントという意味でいえば国家資格の中ではこの中小企業診断士しか認められておらず、専門的な知識を駆使して企業を支えることが主な業務となります。

中小企業を主とする理由は大手企業には会計士などが所属していることが多く、コンサルも会計士が行っていることから中小企業診断士は名前の通り中小企業をメインに活躍するコンサルタントとなるためです。

中小企業診断士に必要な知識・受験資格

中小企業診断士に必要な知識は経営に関わる全ての知識となります。

これは企業の経営コンサルを行う為のあらゆる知識が必要となるためです。

そのため、1次試験は経済学・経済政策、財務・会計、運営管理、企業経営理論、経営法務、経営情報システム、企業経営・企業政策の7科目です。

企業に必要な知識を全て身につけておくことで中小企業の経営を見極められるようになるでしょう。

中小企業診断士はアメリカのMBA(経営学修士)とよく比べられますが、MBAに遜色ないほど難解だといわれており、国家資格の中でも高難易度を誇ります。

中小企業診断士資格の勉強方法

中小企業診断士は高難易度の資格であるため、資格の学校に通う方が主流となっています。

経営コンサルの知識を持たず、資格の学校や通信講座などを受けない独学では、かなりの時間が必要となるでしょう。
理由として1次試験で7科目、2次試験で4科目の学科試験があります。
その為、通常は資格の学校に通って2年前後を目安に1次試験、2次試験の突破を目指すようです。

その他に口述試験や実務補習、診断実務補充と中小企業診断士になるためのステップは多いですがやはり1次試験、2次試験の難易度が最難関だと言われています。

独学での勉強方法は主にテキストが主体となりますが、相当の時間をかけて知識を詰め込んでいく必要があると共に、2次試験の筆記の為に過去問を繰り返していくことが重要です。

中小企業診断士資格の勉強時間の使い方

中小企業診断士の資格取得の為に必要となる学習時間は、およそ1,000時間と言われていて、この時間には1次試験と2次試験も含まれていて、一発合格する人の学習時間は1次試験が約800時間で2次試験が約200時間の割合が多い傾向にあります。

理想的な勉強時間の割り方としては、経済学・経済政策や財務・会計など難易度の高い科目を優先的に行い、およそ400時間が必要です。

これらの科目は覚える事より理解を必要とする為、仕組みを理解する為に時間が必要となり、ここで時間を使えないと試験で出題される問題に対応できなくなってしまうので、まず難易度の高い科目から意識して学習しましょう。

中小企業経営・政策については比較的難易度が低いので、80時間程度に留めておき、その他の科目に残りの時間を均等に割っていく事が重要です。

その他、経営法務・経営情報システムなどについては基本的に暗記していく勉強方法を行い、これらはなるべく勉強の後半に行う事で記憶を維持していき短期集中で試験を行う事をおすすめします。

社労士と行政書士との違い

中小企業診断士は経営コンサルタントとして認められる唯一の国家資格です。

類似した資格である社労士税理士行政書士と比べ、最も自由度が高い国家資格です。

社労士は保険業務、税理士は税務関連、行政書士は書類作成業務に特化した資格となっていて、一方で中小企業診断士は企業の経営能力を総合的に診断するための資格となっています。

中小企業診断士の方が包括的な内容をカバーしているため、社労士や税理士、行政書士と比べて独立しやすい資格です。

ただ、これらの類似資格と範囲が重なる部分があるため、中小企業診断士の資格取得後に類似資格も併せて取得を目指す方も多くなります。

中小企業診断士の専門学校・通信講座

中小企業診断士の勉強は、専門学校や通信講座を利用するのが有効です。

なぜなら1次の学科試験の科目数が多く、2次試験まで期間が2ヵ月と短い事、その後の口述試験までも2ヵ月しかなく、先を見据えた勉強方法をしなければ最短合格出来なくなる可能性があるのです。

後述する内容にもかぶりますが、中小企業診断士の試験は3段階式になっていて1次試験は科目合格制もあるので、長い目で見て合格を目指す方もいます。

しかし2次試験受験まで再度不合格だった1次試験を1年かけて勉強し、また2次試験用に勉強し直さなくてはならなくなるので、ストレートに養った知識を保持したまま最終試験まで進める事が、中小企業診断士の資格試験攻略法になるのです。

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中小企業診断士の難易度、試験の詳細

中小企業診断士

中小企業診断士試験の難易度や試験の詳細について見ていきましょう。

試験科目は試験対策のプランを練る為にも参考にできるので、活用できそうな情報はどんどん取り入れていく事が大切です。

中小企業診断士の年間試験回数

中小企業診断士試験が行われる回数は以下のようになります。

  • 1次試験:8月上旬(2日間)土・日
  • 2次試験:10月中旬の日曜日
  • 2次試験(口述):12月中旬の日曜日

中小企業診断士の資格試験料

試験料については受験申込書に機銃して受験手数料を払い込みます。

1次試験を合格して、2次試験を受ける為に再度払込が必要となるので、ご注意ください。

  • 1次試験:13,000円
  • 2次試験:17,200円

中小企業診断士試験科目等の内容

試験内容はまず1次試験、2次試験に分かれます。

1次試験では[経済学・経済政策][財務・会計][運営管理][企業経営理論][経営法務][経営情報システム][企業経営・企業政策]の7科目があり全て合格した人のみ2次試験へと進みます。

2次試験では筆記(企業診断及び助言に関する実務の事例の筆記試験Ⅰ~Ⅳの4科目)口述試験、2つの試験があります。

2次試験[筆記・口述]もパスをすると実務補習を15日以上行い終えると中小企業診断士の登録が行える形となります。

各科目の試験開始10分前頃に問題用紙・解答用紙の配布が行われます。

試験開始後30分間と試験終了前の5分間は退出する事ができません。

1次試験では3年以内に全科目合格できれば合格となります。

1次試験

(経済学・経済政策/財務・会計/企業経営理論/運営管理)

1次試験時間割(1日目):午前8:50入室/午前9:30までに入室/午前10:00開始
  • 10:00~11:00(60分)経済学・経済政策
  • 11:30~12:30(60分)財務・会計
  • 13:30~15:00(90分)企業経営理論
  • 15:30~17:00(90分)運営管理

(経営法務/経営情報システム/中小企業経営・中小企業政策)

1次試験時間割(2日目):午前8:50入室/各科目開始15分前までに入室/午前10:00開始
  • 10:00~11:00(60分)経営法務
  • 11:30~12:30(60分)経営情報システム
  • 13:30~15:00(90分)中小企業経営・中小企業政策

2次試験

(中小企業の診断・助言に関する実務事例)

2次試験時間割:午前10:00開始
  • 10:00~11:20(80分)事例 I【傾向】組織・人事に関する経営戦略
  • 11:40~13:00(80分)事例 II【傾向】マーケティング・流通に関する経営戦略
  • 14:00~15:20(80分)事例 III【傾向】生産や技術などの事例
  • 15:40~17:00(80分)事例 IV【傾向】財務や会計などの事例
2次試験(口述試験)日時は合格者に後日通知:12月中旬の日曜日
  • 試験形式:中小企業の診断・助言に関する能力判定をする為、筆記試験で使われた事例について面接形式で行われます。
  • 試験時間:約10分間

中小企業診断士資格の難易度

難易度は資格難易度のランキングでA(難関)となっており社労士や行政書士などと同等か少し上とされていて、中小企業診断士の試験難易度は高く、経営コンサルタント系資格で唯一の国家資格となっているので、試験科目でも経営の幅広い知識が必要となります。

各科目の配点は100点満点となっていて、1次試験の合格ラインは満点の60%以上が必要で、1科目でも40%未満の点数が無い事が重要です。

点数は科目ごとではなく、総合点数で決められます。

2次試験では満点の60%以上が必要で、1科目でも40%未満の点数が無い事と、口述試験で判定が60%以上である事となり、1科目でも60点未満を取ってしまうと他科目で100点であっても駄目になってしまうので、しっかりと点数以上を確保できるように準備しておく必要があります。

ですから知識を確実なものにする為にも、傾向と対策が練られた専門学校や通信講座で学習しておくことが有効な学習方法であると言えるでしょう。

専門学校や通信講座の資料は、無料で一括で複数請求出来るので、気軽にご利用ください。

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中小企業診断士試験に1発合格!

中小企業診断士資格の合格率

合格率は1次試験が約20%、2次試験では20%を切ってしまうことが多く、どちらも加味すると5%程度です。

直近の合格率は以下のようになります。

中小企業診断士試験の合格率
  • 平成30年【1次】23.5%【2次】18.8%【総合】4.4%
  • 平成29年【1次】21.7%【2次】19.4%【総合】4.2%
  • 平成28年【1次】17.7%【2次】19.2%【総合】3.3%
  • 平成27年【1次】26.0%【2次】19.1%【総合】4.9%
  • 平成26年【1次】23.2%【2次】24.3%【総合】5.6%

中小企業診断士試験の合格発表

合格発表は1次試験・2次試験の筆記試験共に約1ヶ月後に合格発表があり、2次試験の筆記試験が合格すると、発表後1週間から10日程で口述試験です。

合格発表については以下のようになります。

  • 1次試験:9月上旬
  • 2次試験(筆記):12月上旬
  • 2次試験(口述):12月下旬

2次試験(筆記)の合格者に口述試験の日程などの詳細が通知されます。

口述試験後の合格発表については、12月下旬の合格発表日の午前10時にそれぞれの支部・本部から合格者の受験番号が発表され、ホームページでの発表はその日の午後に発表です。

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中小企業診断士の就職先・年収相場

中小企業診断士

中小企業診断士に適した人はどんな人なのか、就職先や年収相場など、資格取得後についても考えておく事が必要になります。

これからどのように資格を活用していくかで大きく変化していくのです。

中小企業診断士所持者の職業例

主にコンサルタント業務を行う事が多い中小企業診断士ですが、資格を取得していれば企業内での需要が高まり、昇進や待遇面でも大きく変化していきます。

  • 経営コンサルタント
  • 企業内コンサルタント
  • 企業の経営企画部など

中小企業診断士に向いている人

自身で起業し事業を行うことを目的としている方、または起業の経営中枢に直接携わりたい人、外部経営コンサルタントなど、企業内ではかなり高い地位を目指す人などが多くいます。

また自己啓発として自分のスキルを高めたい人なども資格取得を目指しています。

中小企業診断士に向いている人は以下のようになります。

  • 人と関わるのが好きな人
  • 献身的な対応ができる人
  • 冷静で分析能力の高い人
  • 決断力のある人
  • 率先して業務をこなす人

中小企業診断士と同じ分野の他の資格

同じ分野の資格としてはコンサルタントや経営の知識などを活かした資格も多く、合わせて持つことで社会的に価値ある人材として、企業にとっても独立にも強く幅広く活躍する事ができるでしょう。

  • コンサルタント関連
  • 税理士
  • 公認会計士

中小企業診断士の年収・給料相場

この資格を持っている方の年収は一般より高めだといわれていて、独立している場合などは個人差が非常に大きい為、平均を出すことは難しいといわれています。

企業内で資格を持っている場合は高く設定されることが多く、中小企業診断士の平均年収は700~800万円です。

少ないように感じられた方もいらっしゃるかもしれませんが、1,500~2,000万円の年収を超える中小企業診断士も世の中にはたくさんいらっしゃいます。

他の士業系資格保有者と比べると、稼げている人と稼げていない人で二極化の傾向もあるようです。

中小企業診断士の売り上げ

経営診断などの依頼は公的な業務より民間業務の方が単価が高くなっていますが、民間業務に必要とされる難易度は高く、専門的なスキルを有していなければ獲得は困難となります。

その為に中小企業診断士として専門的な能力を活用して活躍できるのです。

中小企業診断士の売り上げの数値は以下のようになります。

  • 500万円以内:【H28】27.2%【H23】31.3%
  • 500万円~1,000万円以内:【H28】34.8%【H23】30.8%
  • 1,001万円~2,000万円以内:【H28】27.9%【H23】23.8%
  • 2,001万円~3,000万円以内:【H28】5.8%【H23】6.0%
  • 3,001万円以上【H28】4.3%【H23】6.0%

中小企業診断士の現状

現在、試験内容が一部変更となり7科目のうち一定の点数を取ることができた科目は次の試験では免除されるなど資格を取得することが比較的ですが容易となり、目指しやすい資格となりました。

また難関資格だけあって企業からのオファーも多く就職や転職に大変有利であることは間違いありません。

中小企業診断士の将来性

現在、起業することが以前と比べ容易となり、新しい法人が次々と誕生しています。

その中で起業の経営管理を任せたいと考えられる企業家も多く、経営コンサルを外部に委託する中小企業は数多く存在します。

また企業内診断士として自分の勤める会社内の事業のコンサルなどを行うことも多く、その需要は高まってきているので、中小企業診断士の業務は多岐にわたり必要とされる人材であり、将来性は高いと言えます。

中小企業診断士の独立について

他の資格と比べると非常に独立色の強い資格といえるでしょう。

この資格を持たずに経営コンサルタントを行っている方も多いですが、中小企業診断士を持っているコンサルタントの方が社会的に見て信用されることは間違いありません。

中小企業診断士は独占業務である

しかし、中小企業診断士は実質的に独占業務の仕事があり、公共機関などからの経営診断の依頼を受ける公的診断などがあります。

民間コンサルティング会社に依頼する事が多いですが、公共機関のほとんどが中小企業診断士協会に依頼を行うのです。

依頼が来た場合の仕事は中小企業診断士が行うので、独占業務とされています。

中小企業診断士の試験は難易度が高い?合格率・勉強方法・試験日まとめ

中小企業診断士の試験難易度や合格率、効率的な勉強方法や試験対策で重要になる勉強時間まで試験について詳しくご紹介しました。

中小企業診断士の資格難易度は高めですが、経営コンサルタントとして活躍できるのは中小企業診断士だけなので、様々なビジネスシーンで需要が高く、将来性の高い資格になります。

経営に関する知識やスキルを幅広く備える事が出来、コンサルト業務や講演等、活動の幅も広がるので、今取得するなら中小企業診断士の資格がおすすめです。

誰でも受けられる資格試験ではありますが、合格する為には上記のような知識やスキル、ITや経済政策というところにも知識が必要になるので、試験対策がされている専門学校や通信講座で合格できるレベルに引き上げていきましょう。

これから企業で働く人も、経営の知識を高めておくと就職にも非常に有利となるので、興味を持たれた方は無料資料請求してみてはいかがでしょうか?

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