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宅建は役に立たないって本当?宅建が生かせる業界や取得メリットを解説

更新日:2023-11-29

宅建は役に立たないって本当?宅建が生かせる業界や取得メリットを解説

宅建士は毎年多くの受験者がいる人気の資格ですが、「取得しても役に立たない」と言われてしまうことがあります。

しかし、実際には多くの場面で役に立ち取得メリットも多い魅力的な資格です。

とは言え宅建士資格の取得を目指して勉強中の方の中にはどうしてもネガティブな意見が気になる、という方もいるでしょう。

こちらの記事では、宅建士資格が「役に立たない」と言われてしまう理由や具体的な取得メリットなどを解説していきます。

宅建士の合格を目指している方に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

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宅建士資格が役に立たないと言われる理由

宅建士は毎年多くの受験者がいる人気の国家資格です。

しかし巷では「宅建士資格は取得しても役に立たない」と言われてしまうことがあります。

まずは、宅建士資格にネガティブな意見が寄せられてしまう理由から見てきます。

就職や転職に活かせる業界が限られる

宅建士資格は全ての業界で活用できるわけではなく、就職や転職で活かせる業界が下記のように限られます

  • 不動産業界
  • 金融業界
  • 建築業界

上記3つの業界以外では宅建士資格が活かせる場面が非常に少なくなっているのです。

就職や転職先として上記の3業界を検討している場合は取得メリットが多いですが、それ以外の業界では宅建士を取得する必要性は低いと言えます。

例えば、飲食業界で働いている人が宅建資格を取得しても実務で活かせる場面はほとんど無いでしょう。

そのため就活を控えている学生が「何か就活に役立つ資格を取得しよう!」と考えたとき、宅建士資格を取得したとしても就職先によっては結果的に「何の役にも立たなかった…」となるケースも考えられます

営業成績に直接的な影響がない

不動産業界の中では宅建士資格を保有している人が多いですが、宅建士資格の有無が営業成績に直接影響することはありません。

不動産業界の営業職は「営業成績に応じてインセンティブを支給する」という企業が多いため、営業成績を上げる目的で宅建士資格の取得を目指す人が多いです。

しかし実際に不動産営業で成績に大きく影響するのは資格の有無ではなく下記の要素です。

  • 人柄の良さ
  • トークの上手さ
  • 信頼できるかどうか
  • 知識の豊富さ
  • 頼りがい

つまり、不動産業界の営業職は資格の有無ではなく「人間性」の方が営業成績に大きな影響を与えるため、宅建士資格を取得したからと言って営業成績が上がるわけではないという点に注意しましょう。

会社としては、営業成績が芳しくない宅建取得者よりも宅建士を取得していないものの営業成績が優れている社員の方を高く評価します。

もちろん宅建士資格を取得することで「この人はある程度の知識がある」という対外的な証明にはなりますが、営業成績を上げるための決定的な要素にはなりません。

実用性が乏しい

宅建士資格には不動産取引の場における独占業務が与えられていますが、実用性の面で見ると乏しいのが現実です。

例えばFPは金融の全般的な知識を、社会保険労務士は社会保険の知識など実生活でも役立つ内容を学べます。

一方宅建士の勉強で学ぶ内容は実生活で役立つ場面は少ないです。

このように、特定の業界でないと役に立たないこと・実生活で役立つ場面が少なく実用性に乏しいことから「宅建士は役に立たない」と言われてしまうことがあるのです。

宅建取得者が多く希少性が無い

宅建士は毎年20万人以上が受験する人気の国家資格なだけあって、資格取得者・保持者も非常に多いです。

累計で100万人以上もの宅建合格者がいることから、「宅建資格を持っている」だけでは希少性が無いと言わざるを得ません。

難易度の高い資格になればなるほど取得者も少なく希少性も高くなりますが、宅建士レベルでは希少性に期待できないのが現実です。

このように「すでに多くの人が宅建士資格を取得している」という点からも、宅建は役に立たないと言われてしまっています。

宅建士資格が役に立つ業界

「役に立たない」と言われることもある宅建士ですが、上記でも触れたように宅建資格をフル活用できる業界も存在します。

これから宅建士の取得を目指す方、既に宅建資格を保有している方は、以下でご紹介する業界での就職や転職を目指すと良いでしょう。

不動産業界

宅建士資格を活かせる代表的な業界は不動産業界です。

宅建士は簡潔に言うと「不動産取引のエキスパート」で、不動産取引における重要事項の説明や契約書への記名押印は宅建士の独占業務です。

また、宅建業法という法律において「宅地建物取引業者(不動産屋のイメージ)の各事務所のスタッフは、5人に1人以上が宅建士でなければならない」という定めがあります。

実際に不動産企業の求人を見ると「宅建士資格必須」「宅建取得者優遇」という文言が多く見られるため、宅建士資格は不動産業界において常に需要があると言えるでしょう。

金融業界

銀行や信託銀行などの金融業界でも宅建資格が役に立つ場面が多くあります。

多くの金融機関では住宅ローンを取り扱っていますが、住宅ローンは不動産を担保にして融資を行うのが一般的です。

また近年では自宅を担保にして金融機関から借り入れを行う「リバースモーゲージ」というローンを利用する人も増えています。

いずれも不動産を評価する方法や不動産に関連した知識が求められるため、宅建士を取得していると有利です。

宅建士資格に加えて不動産業界での勤務経験があれば、金融機関での住宅ローンの審査業務などをスムーズに覚えられるでしょう。

建築業界

大手ハウスメーカーをはじめとした建築業界でも宅建士資格が役に立ちます。

大手ハウスメーカーでは自社で建設した不動産をそのまま販売や賃貸に出すことがありますが、販売や賃貸は「宅地建物取引業」に該当するため宅建士がいなければ行うことができません。

自社物件の不動産取引を行うため、建築会社の中には不動産取引部門を設置して宅建士保有者を重宝するケースが多いです。

そのため、建築士資格と併せて宅建士資格を保有している人は建築会社の中で活躍できる幅が大きく広がるメリットが期待できます。

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宅建士資格を取得するメリット

「役に立たない」と言われてしまう宅建士ですが、実際に取得するメリットは多くあります。

ここからは、資格を取得するメリットについて詳しく解説していきます。

不動産業界などに就職しやすくなる

不動産業界で働く上で宅建士資格は「ほぼ必須」となっているため、宅建士資格を保有していれば不動産業界に就職・転職しやすくなります

当然宅建士資格を保有していれば「基礎知識は習得できている」「重要事項説明を任せられる」と評価されるため、未取得者よりも高く評価されるでしょう。

不動産業界は体育会系な面もあるため「体力がある人」「長時間勤務が苦にならない人」が求められる傾向にありますが、宅建士として不動産の知識も有している人も高く評価されます。

そのため、不動産業界への就職を考えている方にとって宅建資格を取得するメリットは大きいです。

勤務先次第で資格手当がもらえる

多くの不動産企業では宅建士取得者に対して資格手当を支給しています。

支給する金額は「毎月1~3万円」程度が相場となっていますが、宅建士を保有しているだけで収入がアップする点は大きなメリットです。

一般的に会社員が毎月1万円の収入をアップさせるためには数年のベースアップを経なければなりませんが、不動産業界の場合は「資格を取得するだけ」で済みます。

このように、強力な経済的インセンティブがある点も宅建士を取得する大きなメリットです。

「結果を残す人」という印象を与えられる

宅建士資格を取得していれば、「結果を残せる人」「計画に努力できる人」という印象を与えることができます。

宅建士は簡単に取得できる資格ではないため、何年も受験した挙げ句取得を断念する人も少なくありません。

そんな宅建士資格を取得していることで、不動産取引に関する専門的な知識を有していることに加えて「努力を継続できる人」と人柄面も評価してもらえるでしょう。

ダブルライセンスにもつながる

宅建士資格は他の資格との相性も良く、ダブルライセンスに繋がりやすいというメリットがあります。

ダブルライセンスの例としては、金融知識を幅広く学べる「FP」・マンション管理に関連したエキスパートである「管理業務主任者」「マンション管理士」などが挙げられます。

また、宅建士に加えて様々な資格を取得することで自身の人材価値を大きく高めることもできます。

ダブルライセンスを実現できれば、「結果を残す人」「勉強熱心で努力家」「自己研鑽に余念がない人」と好印象を与えることができるでしょう。

副業で活用できる可能性がある

近年は副業を解禁する企業が増えていますが、宅建士資格を活かして副業することも可能です。

例えばクラウドワークス・ランサーズなど副業のプラットフォームでは「宅建士取得者に重要事項説明を依頼したい」という案件があります。

また、宅建資格の取得を目指す人に向けて勉強法や試験対策を紹介するライティング業務などもあります。

副業をすることで下記のようなメリットが期待できるため、ぜひ宅建資格を副業に役立ててみてください。

  • 副収入が得られる
  • 本業だけでは築けない人脈を築ける
  • 新たな業務を通じてスキルアップができる

実生活で役立つ場面もある

宅建士は実用性が乏しい点がデメリットであるとお伝えしましたが、自分自身がマイホームを購入するときや賃貸物件を借りるときなどは宅建の知識が役立ちます

宅建では、民法をはじめ宅地建物取引業者が遵守するべき宅建業法についても学びます。

一般的に不動産業に携わっていない人は宅建業法に精通していないため、もし法令よりも多額の仲介手数料を請求されても気付くことができません。

しかし宅建士を取得していれば宅建業法の知識が身に付いているため、悪徳業者を見抜くことができるでしょう。

また、宅建士の資格を保有していれば家族や友人から住宅に関する相談を受けたときに適切なアドバイスを送れます。

このように宅建士は実生活で役立つ場面もあるため、仕事面以外でも取得メリットがあると言えるでしょう。

宅建が役に立たない理由まとめ

ここまで、宅建が役に立たないと言われてしまう理由や実際に役に立つ具体的なシーンなどを解説してきました。

結論「宅建は役に立たない」という声は誤りのため、宅建の取得を目指している人が気にする必要はありません!

実際に宅建士は取得メリットが多く魅力的な資格なので、現在勉強している方は外野の声に惑わされることなく取得を目指しましょう。