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気象予報士の平均年収は低い?就職先別に年収の違いを調査

更新日:2021-07-15

  • 気象予報士の年収は低いの?
  • 気象予報士の就職先はどんなところがあって年収はどのくらい?

このような疑問を解消します。

気象予報士といえばテレビでよく見るお天気キャスターがイメージされますが、実際には様々な就職先がある国家資格です。

本記事ではそんな気象予報士の年収について、国家公務員を含めた様々な就職先での年収事情を余すことなく紹介します。

気象予報士の年収について気になる人は参考にしてみてください。

気象予報士の年収は低い?

気象予報士の気になる平均年収はおよそ500万円です。

求人情報やインターネット上の口コミ、SNSを徹底調査した結果になります。

日本人の平均年収が国税庁の最新の調べでは436万円であり、64万円ほど高い年収になるので低いということはないですね。

気象予報士の年収は就職先で大きく異なる

気象予報士の平均年収はおよそ500万円ですが就職先によっても大きく異なります。

気象予報士の主な就職先は以下の5つです。

  • 気象会社
  • お天気キャスター
  • フリーの気象予報士
  • 一般企業
  • 気象庁

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

気象会社の場合

気象予報士として働く場合に最も多い就職先が民間の気象会社になります。

気象会社の具体例としては以下のような会社があります。

  • 日本気象株式会社株式会社
  • ウェザーニューズ
  • 株式会社ウェザーマップ

これらの会社に就職した場合の年収は一般企業の年収とほぼ同等です。

仮に新卒で入社した場合の年代別想定年収は以下の通りです。

年齢 平均年収
20代 300~400万円
30代 350~450万円
40代 400~550万円
50代 450~600万円

同年代でも年収に開きがあるのは主に役職の影響になります。

気象会社は一般の企業と同じく役職がつけば年収アップが見込めるため、しっかりと実績を残すことが年収を上げるポイントになります。

株式会社ウェザーニューズでの年収を紹介

気象会社での年収の具体例として株式会社ウェザーニューズの平均年収を紹介します。

過去5年間の株式会社ウェザーニューズの平均年収は以下の通りです。

年度 平均年収
2019年 583万円
2018年 572万円
2017年 566万円
2016年 555万円
2015年 569万円
出典:株式会社ウェザーニューズ有価証券報告書

過去5年間の年収を平均すると569万円になります。

日本人の平均年収が先ほど示した通り463万円ですから106万円も高い年収になりますね。

ただし、株式会社ウェザーニューズは気象会社としては大手になるため平均年収も高い傾向にあります。

各気象会社への就職や転職を検討する際には、その会社の給与情報などを必ず確認するようにしましょう。

お天気キャスターの場合

お天気キャスターは華のある職業であり、テレビで見かけることも多い為知名度の高い職業と言えます。

そんなお天気キャスターですが、正社員としてではなく一定期間での契約が多いようです。

契約料も知名度やキャリアで異なってくる他、出演が1回/週なのか5回/週なのかによっても異なります。

そのため一概には言えませんが以前お天気キャスター募集情報で月給30万円の情報があったため、この金額をベースに考えても良さそうです。

その場合の平均年収は400万円ほどになります。

気象予報士とお天気キャスターの違い

お天気キャスターを目指す人のためにお天気キャスターと気象予報士の違いを紹介します。

簡単にまとめるとお天気キャスターは「天候を伝える人」で気象予報士は「気象を予測する人」になります。

なのでお天気キャスターは厳密にいうと気象予報士の資格がなくてもなれます。

実際にお天気キャスターとして働いている人で気象予報士を持っていない人も大勢います。

ですが、気象予報士の資格を持っていた方が説得力のある言葉で予報を伝えられたりするので有利ではあります。

フリーの気象予報士の場合

気象予報士の中にはキャリアを積んだ後独立してフリーランスとして働く人もいます。

ここまでくるとお天気キャスターとしても高い方の年収600~700万円はもらえるようになってきます。

さらには講演会や書籍の出版話も舞い込むようになり、年収1,000万円が現実的なものになります。

ただし、ここまで来るのは並大抵のことではありません。

気象予報士としての能力だけでなくタレントとしての人気も必要になるため、運の要素も絡んできます。

厳しい道ではありますが、気象予報士としては最も成功した形と言えるでしょう。

一般企業の場合

気象予報士の資格を持ちながら一般企業で働く人もいます。

平均年収は一般企業と同じなので年代別に見ていくと以下のようになります。

年齢 平均年収
20代 300~400万円
30代 350~450万円
40代 400~550万円
50代 450~600万円

参考までに、一般企業で気象予報士の資格が重宝されるのは、売上が天候に左右されやすい業態の会社です。

例えば、農産物を作るような会社では商品が天候に左右されやすい為重宝されます。

もう少し身近なところではコンビニのアイスやおでんなどの売り上げも天候に左右されるため重宝されますし、他にも運輸業やレジャー業も天候に左右されるため資格を所持しておくと有利でしょう。

このように一般企業でも気象予報士が重宝される会社は多くあります。

気象庁の場合

気象庁に入庁するということは国家公務員の資格をもっていることになるため、平均年収は国家公務員の年収を調べれば分かります。

気になる国家公務員の平均年収は635万円です。

また、年功序列でも上がっていきやすい給与体系であり、さらに出世すれば年収1,000万円も現実的です。

これまで紹介してきた就職先の中でも高い年収ですね。

気象予報士として安定して高い年収が欲しい場合には検討する価値のある就職先と言えます。

注意点としては、国家公務員にはキャリアと呼ばれる「総合職」とキャリア以外の一般職があります。

同じ大卒でも総合職と一般職では初任給の時点で差がつきます。

  • 総合職:181,200円
  • 一般職:172,200円

このように9,000円の差が入職時につくことになります。

気象庁への入庁を検討する場合には覚えておきたい差ですね。

気象庁への入庁方法

気象予報士として高い年収が期待できる気象庁への就職ですが、そんな気象庁への入庁方法を紹介します。

気象庁への入庁方法には以下の2通りの方法があります。

  • 国家公務員になる
  • 気象大学校を卒業する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

国家公務員になる

気象庁へ入庁するための方法の1つが国家公務員になることです。

国家公務員になるには国家公務員採用試験を受けて合格後、気象庁の面接を受けて合格する必要があります。

採用試験には総合職と一般職の2種類があり、入庁後の仕事内容が異なります。

具体的な仕事内容は以下の通りです。

  • 総合職:本庁での気象予測や観測など現場作業や、世界気象機関への派遣など
  • 一般職:全国の地方気象台で24時間体制での気象予測や観測など現場作業の他、庁内の総務や人事などの部署で働くこともあり

総合職は毎年採用が数人程度と難関なのも特徴です。

気象大学校を卒業する

気象庁へ入庁するための方法の2つ目が気象大学校を卒業することです。

気象大学校を卒業すれば就職試験なしで気象庁へ入庁することができる他、気象大学校自体が気象庁の幹部候補を育成する大学であるため、将来も安泰と言えます。

また、気象大学校に合格すれば身分は国家公務員なので月々の給与や年2回ボーナスに相当する期末手当も支給されます。

そんな気象大学校ですが、好待遇なだけあり超難関です。

定員は毎年15名程度で偏差値は67.5であり、偏差値では東京大学や京都大学と同等の難しさになります。

気象予報士になる方法

気象予報士になるには、まず気象予報士資格試験に合格する必要があります。

気象予報士資格試験に合格した後、気象予報士登録申請書や気象予報士試験合格証明書などを提出し、気象庁長官の登録を受けることで晴れて気象予報士の資格を取得することができます。

気象予報士資格試験は年2回開催されており、国家資格だけあって人気があって毎年6,000人弱が受験します。

年齢制限はないため何歳からでも受験可能で、過去には2017年に11歳の小学生が合格して話題になったこともありました。

気象予報士の合格率を紹介

気象予報士の合格率を紹介します。

過去5年間の気象予報士の合格率は以下の通りです。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2020年 5,464人 312人 5.7%
2019年 5,926人 304人 5.1%
2018年 5,772人 293人 5.1%
2017年 5,750人 308人 5.4%
2016年 5,884人 265人 4.5%

このように過去5年の合格率が平均で5%と国家資格の中でも上位に位置する難しい資格となっています。

誰でも受けることができるため門戸は広いですが、試験内容は専門的です。

学科試験と実技試験からなるのですが、学科試験は大気の構造や気象現象に対する知識に加えて予報業務である局地予報や長期予報などの専門知識が問われる内容です。

また、実技試験は天気図などから局地的な気象の予報や台風など緊急時の予報を実際に行う内容になっています。

受験者は多いものの合格者数が少ないのも納得の専門的な内容ですね。

気象予報士の年収まとめ

気象予報士の年収はインターネット上の口コミやSNSで徹底調査した結果、平均でおよそ500万円でした。

また、平均年収には100万円以上の大きな開きがあり、お天気キャスターとして実績を積んで

フリーの気象予報士に転身したり気象庁にキャリアとして入庁したりして出世すれば、年収1,000万円も現実的であることが分かりました。

また、上記以外でも気象のことが好きであれば、就職して家庭を持ってもやっていけるだけの年収がもらえることも分かりました。

気象のことが好きで気象予報士の資格を持って働きたいのであれば、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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