情報セキュリティーアドミニストレータは幅広い年齢層の男女が目指せる、幅広く役立つ資格です。
情報セキュリティーアドミニストレータ資格取得者は他にも登録セキスペ、情報処理安全確保支援士と呼ばれております。
情報セキュリティーアドミニストレータの資格は「国家資格」です。
資格広場は、情報セキュリティーアドミニストレータになるには?情報セキュリティーアドミニストレータなるためには?情報セキュリティーアドミニストレータになりたいを応援しております。
目次
情報セキュリティーアドミニストレータに必要な知識・受験資格

受験資格はありませんので、誰でも受けることができます。近年さらに過激化・多角化してきている様々なサイバー攻撃を未然に防いだり対処するために、ITに関する高度な知識を活かし、システムの企画や開発・運用・保守に携わります。また、情報システム技術者を指導・支援し基盤を整備したりする、幅広い知識と技術が必要になります。
情報セキュリティーアドミニストレータの資格は「独立行政法人情報処理推進機構」が運営管理を行っております。
独立行政法人情報処理推進機構とは:
独立行政法人情報処理推進機構は、情報セキュリティスペシャリスト(平成21年情報セキュリティアドミニストレータ試験とテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験が統合)試験を管理運営する経済産業省所管の団体です。2004年1月5日に設立されました。試験事務は機構の一部である情報処理技術者試験センターが行います。尚、2017年春以降、情報セキュリティスペシャリスト試験は、情報処理安全確保支援士試験へと移行されるとのことです。
情報セキュリティーアドミニストレータの仕事内容
ITかが急速に進む現在、様々なサイバー攻撃に対する情報セキュリティの重要性が問われています。専門的な知識や技術をもって企業や組織での情報システムを開発・運用したり、サイバー攻撃を分析しそれに対する改善策や防御策を指導する仕事が、情報セキュリティスペシャリストです。
情報セキュリティーアドミニストレータ資格の勉強法
難易度の高い試験ですし、仕事をしながら取得を目指す人が多いので、専門の講習会やスクールに通って集中的に学ぶのが効率的です。独学で挑む場合は、情報セキュリティに関する参考書を読み過去問題集をひたすら解くことが重要です。間違ってしまったり苦手な問題は別にまとめて集中的に繰り返し解きます。また、記述問題もあるので、解答に使える用語の意味や経緯などを幅広く調べたり、簡潔かつわかりやすく解答をまとめるための文章力を磨いておくことも大切です。
情報セキュリティーアドミニストレータの専門学校・通信講座
専門学校や通信講座は【専門学校案内所】からジャンルや都道府県別に簡単に調べられます。
情報セキュリティーアドミニストレータの試験料・試験内容・難易度・合格発表について
情報セキュリティーアドミニストレータの資格試験料
受験料は5,700円になります。
情報セキュリティーアドミニストレータ試験・検定の年間試験回数
試験は年に2回、春期の4月と終期の10月の第3日曜日に、全国各地で行われています。
情報セキュリティーアドミニストレータ試験科目等の内容
情報セキュリティーアドミニストレータ試験は、平成21年度以降は制度が改正され、情報セキュリティスペシャリスト試験という名称に変更され実施されています。試験は筆記試験のみで、午前と午後に分かれていてます。午前は情報セキュリティやネットワーク、開発技術やマネージメントに関する基礎知識を問う四肢択一式問題、午後は情報セキュリティや情報漏洩対策、公開鍵基盤、アクセス制御に関する応用能力と実技能力を問う記述式問題が出題されます。また次の試験に合格又は基準点を得れば2年間、午前試験の科目が一部免除されます。応用情報技術者試験に合格すること、いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること、いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ることの3つです。
情報セキュリティーアドミニストレータ資格の難易度
ネットワークスペシャリストやプロジェクトマネージャほど難しくはないものの、それでも仕事をしながらだと1年半から2年程度はかかるようですので、高度情報処理技術者試験の中でも比較的難易度が高いといえます。
情報セキュリティーアドミニストレータ資格の合格率
平成28年度春期の合格率は16.5%ですので、高度情報処理技術者試験の中でも比較的難易度が高いといえるでしょう。
情報セキュリティーアドミニストレータ試験の合格発表
年に2回4月と10月の試験の約1ヶ月後に、試験センターのホームページに掲載されるのを照会することができます。その約2週間後にに合格証書が発送され、その1~2週間後に官報に公示されます。
情報セキュリティーアドミニストレータ資格取得後の就職先・年収・報酬相場

情報セキュリティーアドミニストレータ所持者の職業例
IT系企業の情報システム開発担当者、一般企業の情報システム部門のセキュリティ担当、情報セキュリティコンサルタント
情報セキュリティーアドミニストレータに向いている人
何が問題になっているのか、何を必要とされているのか、まず人の話をよく聞き正確に把握することが大切です。さらに、一部の面にとらわれず、一歩引いて全体として物事を見極める力も必要です。いくらセキュリティに関する知識があってもそれを使いこなせなかったり、的確に分析できなければ意味がありません。常に更新される情報を日々収集し、自らのものにしていく探求心や向上心も必要です。
情報セキュリティーアドミニストレータと同じ分野の他の資格
情報処理技術者、セキュリティコンサルタント、セキュリティエンジニア、システム監査技術者、情報処理安全確保支援士、ISMS審査員、ISMS主任審査員、電気通信設備工事担任者
情報セキュリティーアドミニストレータの年収・給料相場
正社員として働いた場合、平均的な年収は450万~700万円ほどとなっています。30歳前後の平均年収は600万円前後のようです。企業によっては資格手当が支給されるところもあり、年収1,000万円を超える例もあります。
情報セキュリティーアドミニストレータの現状
日本に限らず世界各国において、日々急増するサイバー攻撃への対策が急がれています。IT化の拡大とともにその攻撃は様々なものに及んでいます。発電所や化学プラントなどの重要な設備や政府機関や企業の機密情報、さらには個人のパソコンやスマートフォンなど、標的は多岐に渡っています。情報システムの基盤を作る際に必要なセキュリティ対策や、問題が起きた際の迅速かつ的確な対処策が必要になります。
情報セキュリティーアドミニストレータの将来性
早急な対策を望まれるセキュリティ分野において、情報セキュリティスペシャリストは、その広い知識と技術を持って、企業や組織の中で重要な裁量権を与えられることも増えてきています。これからも続いていく高度IT社会において、企業から個人に至るまでその安全性を求める声は高くなる一方なので、将来的にも安定した需要が確保されていくでしょう。
情報セキュリティーアドミニストレータの独立について
企業としても、情報セキュリティに関する信用性は最重要課題なので、所属しているシステムエンジニアにこの資格を取ってもらい、技術を上げてもらうことによってメリットが非常に大きいので、バックアップ体制が整っているところも多いようです。そのような環境で着実に実績を積み、コンサルタントとして独立することもできるでしょう。
情報セキュリティーアドミニストレータ資格を所有している主な著名人
該当なし
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「手に職を」と思い、授業の中で様々な資格を取得できる札幌国際情報高校の商業科に通っていた。
専門科目の授業の半分ほどは資格取得を主としたものであり、簿記に至っては基本部分を学習した後は問題集の繰り返しであり「全問正解するまで帰れない」というスパルタぶりであったが、記帳の基礎やビジネス文書等を授業で身につけることができ、広範に活かせていると思う。
またその他の資格も、専門知識や用語を学んだあとは過去問題やテキストを用い、テスト形式の繰り返し・反復による習熟によってミスを減らし試験へと臨む形だった。
初級アドミニストレータや日本語文書処理能力検定は、1段踏み込んだPC操作者としての資格であり、取得後というより資格のために学んだ知識のおかげでどこに行ってもPC操作で困ることはなかった。
(など/北海道在住/30代/女性)