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システム監査技術者資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

更新日:2023-02-07

システム監査技術者資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

システム監査技術者は幅広い年齢層の男女が目指せる、情報化人材のキャリアパスが示されている資格です。
システム監査技術者資格取得者は他にもAUと呼ばれております。
システム監査技術者の資格は「国家資格」です。

資格広場は、システム監査技術者になるには?システム監査技術者なるためには?システム監査技術者になりたいを応援しております。

システム監査技術者に必要な知識・受験資格

重点分野は「システム監査」「法務」に関する問題となります。情報システムや組込みシステム及びそれらの企画・開発・運用・保守に関する幅広く深い知識や、その目的や機能の実現に関するリスクとコントロールに関する専門知識が必要です。また、情報システムや組込みシステムが適用される業務プロセスや、企業戦略上のリスクを評価し、それに対するコントロールの問題点を洗い出し、問題点を分析・評価するための判断基準を自ら形成できる能力も必要です。また、ITガバナンスの向上やコンプライアンスの確保に寄与するために、ビジネス要件や経営方針、情報セキュリティ・個人情報保護・内部統制などに関する関連法令・ガイドライン・契約・内部規定などに合致した監査計画を立案し、それに基づいて監査業務を適切に管理できる能力、情報システムや組込みシステムの企画・開発・運用段階において、有効かつ効率的な監査手続を実施するための監査技法を適時かつ的確に適用できる能力も必要です。

システム監査技術者の資格は「独立行政法人情報処理推進機構(IPA:Information-technology Promotion Agency)」が運営管理を行っております。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA:Information-technology Promotion Agency)とは:
経済産業省下の独立行政法人で、ソフトウェア及び情報処理システムの健全な発展を支える戦略的なインフラ機能を提供しています。

システム監査技術者

システム監査技術者の仕事内容

1986年に新設された「情報処理システム監査技術者試験」が1994年に改称されたものです。情報処理技術者試験の一区分で、レベル4に相当し、高度情報処理技術者試験に含まれています。対象者は「被監査対象から独立した立場で、情報システムや組み込みシステムに関するリスク及びコントロールを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメントなどに報告し、改善を勧告する者」です。システムを外部から経営者の視点に立って監査するという性質上、受験者は「技術者」というより「経営者」側の視点に立つ人が多いです。期待される技術水準は、情報システムや組込みシステムが適切かつ健全に活用され、ITガバナンスの向上やコンプライアンスの確保に貢献できるように改善を促進するための知識・実践能力が要求されます。

システム監査技術者資格の勉強法

PA独立行政法人 情報処理推進機構のサイトに過去問題が掲載されており、関連書籍も数多く出版されています。

システム監査技術者の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

システム監査技術者の資格試験料

試験料は5,700円(税込み)です。

システム監査技術者試験・検定の年間試験回数

年1回、毎年4月第3日曜日に実施されます。

システム監査技術者試験科目等の内容

午前Ⅰ(9:30~10:20、50分)四肢択一の問題30問、午前Ⅱ(10:50~11:30 40分)四肢択一の問題25問、午後Ⅲ(12:30~14:00 90分)記述式問題出題3問(解答数は2問)、午後Ⅳ(14:30~16:30 120分)論述式問題出題2問(解答数は1問)となります。午前Ⅰの試験は、満点の60%を基準点とし、得点が基準点に達しない場合には,午前Ⅱ・午後Ⅲ・午後Ⅳの試験の採点を行わずに不合格となります。午前Ⅱの試験も満点の60%を基準点とし、基準点に達しない場合には,午後の試験の採点を行わずに不合格となります。午後Ⅲの試験も同様に、満点の60%を基準点とし、基準点に達しない場合には,午後Ⅳ試験の採点を行わずに不合格となります。午後Ⅳの試験は、業務経験を踏まえて小論文(2200字以上4000字以下)を書くものです。採点はA,B,C,Dの4段階で評価され、Aのみ最終的に合格となります。また、以下の試験に合格又は基準点を得れば2年間、午前Iの科目免除が受けられます。①応用情報技術者試験の合格、②いずれかの高度情報処理技術者試験の合格、③いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iの試験で基準点以上を得ている。さらに、この試験に合格、または、午前Iに基準点以上を得た場合、2年間、他の高度情報処理技術者試験の午前Iの科目免除が受けられます。

システム監査技術者資格の難易度

合格者の平均年齢は40歳を超え、高度情報処理技術者試験の中でも「ITストラテジスト試験」や「プロジェクトマネージャ試験」と並んで最難関の一角とされます。

システム監査技術者資格の合格率

2016年は、応募者数3,635名、合格率は14.3%でした。情報処理技術者試験センターの統計資料によると、2015年春の時点での受験者累積数は46,958人、合格者累積数 3,087人、合格率 6.6%です。

システム監査技術者試験の合格発表

2015年度の合格発表日6月17日でした。合格証書発送日は7月1日、官報公示日7月26日でした。成績の照会が可能であり、合格者には、経済産業大臣署名の合格証書を交付されます。

システム監査技術者

システム監査技術者資格取得後の就職先・年収・報酬相場

システム監査技術者所持者の職業例

コンピュータメーカー、情報処理企業、ソフトウェア企業などがあげられます。監査法人や監査部門でシステム監査業務を担当することも可能です。また、省庁・官庁での階級評価試験として認知されており、国家公務員I種採用試験、公認会計士試験、税理士試験などとともに最難関の試験として評価されています。そのため官公庁のみならず、大手メーカーや情報サービス業、金融機関など、報奨一時金、昇格・昇給、採用条件となっている民間企業も多いです。さらに、以下の試験の科目免除又は任用資格にもなります。①弁理士試験の科目免除、②中小企業診断士試験の科目免除、③技術陸曹・海曹・空曹及び予備自衛官補(技能公募)の任用資格、④警視庁特別捜査官の4級職(警部補)のコンピュータ犯罪捜査官の任用資格、⑤日本システム監査人協会の公認システム監査人補の申請資格、⑥公認システム監査人認定制度があり、特定非営利活動法人日本システム監査人協会(SAAJ)に登録申請のうえ、2年以上のシステム監査の実務経験を積むことで公認システム監査人(CSA)に認定されます。

システム監査技術者に向いている人

情報システムを監視し、リスクとコントロールを評価することによって、組織体の情報システムの適切な活用を促進し、ITガバナンス向上やコンプライアンス確保に貢献できる監査人や情報システム責任者などを目指す方に最適です。

システム監査技術者と同じ分野の他の資格

ITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験

システム監査技術者の年収・給料相場

2014年の平均的なシステム・エンジニアの年収は592.3万円(賞与込)です。

システム監査技術者の現状

情報処理技術者の最高峰です。

システム監査技術者の将来性

これからも資格所持者の活躍が見込まれます。

システム監査技術者の独立について

可能です。

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