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C言語プログラミング資格取得の難易度は?試験内容やおすすめの参考書を紹介

更新日:2024-03-08

C言語プログラミング資格取得の難易度は?試験内容やおすすめの参考書を紹介

C言語プログラミングは幅広い年齢層の男女が目指せる、高度な知識が要求される資格です。

C言語プログラミング認定試験は3つのレベルに分かれており、企業から見ても信頼度が高いため就職や転職の場で役立つと期待されています。

そこで今回は、C言語プログラミング能力認定試験について詳しくご紹介します。

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C言語とは

C言語は1972年に誕生したプログラミング言語で、長い歴史と根強い人気を誇ります。

性能の高さが魅力で、軽量で高速なプログラム作成ができ、電子機器の制御プログラムなど多岐にわたる分野で利用されています。

昨今では学校のカリキュラムにも取り入れられ、習得難易度は高いもののプログラミング学習の基石となるといわれています。

C言語プログラミング能力認定試験とは

C言語プログラミング能力認定試験

参照:C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語のプログラミング能力を認定する世界的に普及している資格試験で、日本では広く受験できる民間資格となっています。

試験には3級から1級までのカテゴリがあり、受験者の習熟度に合わせて体系的にC言語の理解を深められます。

たとえば3級試験はC言語の基礎を確認し、簡単なプログラムの作成能力が求められ、未経験者でも独学で合格ができるといわれています。

2級では小規模なプログラムの作成技術やアルゴリズムの理解が問われ、入門者から上級者まで広範なスキルを対象としています。

1級は最難関であり、大規模なプログラムの作成や変更仕様書の作成など高度な技術が求められ、実技試験では1,700行程度のテーマプログラムに対する仕様変更が行われるのが特徴です。

この試験は、C言語の理解度を客観的に示すために各級ごとに合格水準が設定されていることから、就職や転職、昇進などに役立つ資格といえるでしょう。

C言語プログラミング能力認定試験の種類

先にも述べたようにC言語プログラミング能力認定試験には初心者でも目指しやすい3級から高度な知識が必要となる1級まであります。

C言語プログラミング能力認定試験の合格者には合格者には、「オープンバッジ」と「デジタル認定証明書」を発行され、試験結果についてもデータによって送られます。

ちなみに累計受験者数はおおよそ200,000人程度で、合格率は65,75%と公式では掲載されています。

ここでは、それぞれの試験の特徴や難易度などについて詳しくご紹介します。

C言語プログラミング能力認定試験3級

C言語プログラミング能力認定試験3級は、おもにC言語の概念への理解や単純なプログラムを書ける、といったことを示せる試験です。

受験料は税込5,400円、試験時間は60分となっています。

試験会場は団体の定める会場もしくは「リモートWebテスト」でも受験できます。

プログラミングに関する初級知識を持っていることが示されるため、2級や1級と比べるとそこまでアピールにはなりません。

しかし、これからはじめてC言語を学ぶ人にとっては目指しやすい目標といえるでしょう。

出題範囲

C言語プログラミング能力認定試験3級の出題範囲は、定数、演算子、型指定子、変数、基本制御分、プリプロセッサ機能、ライブラリ関数、その他C言語の歴史や特徴などが挙げられます。

C言語やプログラミングの基礎的な部分をメインに幅広く問われるのが特徴です。

出題形式

C言語プログラミング能力認定試験3級は大問6問から成り、多岐選択解答形式・マークシート方式となっています。

解答形式は筆記試験で、プログラム空欄補充問題の出題もあります。

合格率・難易度

C言語プログラミング能力認定試験3級の合格基準は60%以上の正答率が条件です。

難易度に関しては3級は初学者向けの試験であることから、比較的レベルは易しいものとなっています。

基本的なC言語の知識について理解できていれば十分合格は目指せるはずです。

C言語プログラミング能力認定試験2級

C言語プログラミング能力認定試験2級は500行程度の小規模のプログラムを適切に書けることや、各種基本アルゴリズムについて理解していることを示せる試験です。

受験料は税込6,600円、試験時間は90分、個人受験の場合は「リモートWebテスト」による在宅・在社受験ができます。

C言語プログラミング能力認定試験2級をしゅとくすれば、現場でも通用するプログラミングに関する知識があることをアピールできます。

3級でも問われたプログラミングの基礎的な部分に加えて、より実践的な部分について問われるのが特徴です。

出題範囲

C言語プログラミング能力認定試験2級の出題範囲は、定数、演算子、宣言指定子、変数、外部定義、プリプロセッサ機能、ライブラリ関数、その他自己参照構造体や変数の記憶クラスなどが出題範囲となっています。

3級でも問われるC言語やプログラミングの基礎的な部分に加えて、実践的なところまで問われるのが特徴です。

出題形式

C言語プログラミング能力認定試験2級は大問8問で、3級同様多岐選択解答形式・マークシート方式となっています。

合格率・難易度

C言語プログラミング能力認定試験2級の合格基準は60%以上の正答率で、レベルは中級程度です。

3級の基本的な知識に加えて、小規模プログラムが書けることが求められるので、現場でも実践的なスキルがあるとみなされます。

C言語プログラミング能力認定試験1級

C言語プログラミング能力認定試験1級は、C言語を駆使して応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できるかどうか、また使っているOSについての理解度について問われる試験です。

受験料は税込8,000円、サーティファイ指定の会場で受けるスタイルとなっています。

受験料は税込8,000円、試験時間は150分となっています。

C言語プログラミング能力認定試験1級を取得できれば、実践的なプログラミングスキルを取得していることの証明となるため、現場ではかなり高評価につながります。

たとえばプロジェクトを任されたり、最終的な確認をするたちばになるなど、3級や2級よりも活躍の場を広げられると期待できます。

出題範囲

C言語プログラミング能力認定試験1級の出題範囲は、テーマプログラムに対する仕様変更、仕様追加の課題についてのプログラム作成のほか、変更仕様書の作成などが挙げられます。
2級や3級とは違って、1級の試験では実際にパソコンを用いてプログラムを書く実技試験となるため、コーディングだけでなく仕様変更書まで書けるようにしなければいけません。

出題形式

C言語プログラミング能力認定試験1級は大問2問で、先にも述べたように会場でパソコンを使って受験するのが特徴です。

また事前に公開されているプログラムに対する仕様の変更や追加に対応したコーディング作業、変更仕様書の作成まで行う実践問題が出題されます。

合格率・難易度

C言語プログラミング能力認定試験1級の合格基準は3級・2級と同様、60%以上の正答率が求められます。

単にプログラムを書くだけではなく、実践レベルのプログラムを書けるかを問われるのでかなり難易度は高いといえるでしょう。

C言語プログラミング能力認定試験のスケジュール

C言語プログラミング能力認定試験は、基本的に3級は年に3回、2級と1級は年に2回実施されます。

3級の試験は1月・6月・9月に行われ、2級と1級は1月と6月に実施されます。

ただし、状況によって試験日程が変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認し、試験勉強の計画を立てる際に参考にしてください

ちなみに2024年・2025年のスケジュールは以下の通りとなります。

【1級試験日】2024年6月16日(日) 受験受付:2024年3月19日(火) ~ 5月26日(日)
【2級、3級試験日】2024年6月16日(日) 受験受付:2024年3月19日(火) ~ 6月9日(日)
【3級試験日】2024年9月8日(日) 受験受付:2024年6月25日(火) ~ 9月1日(日)
【2級、3級試験日】2025年1月26日(日) 受験受付:2024年10月29日(火) ~ 2025年1月19日(日)

参照:C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験を取得するメリット

C言語プログラミング能力認定試験2級以上を取得することはまず、実力の客観的な証明となるため履歴書に記載することで自身の知識とスキルをアピールポイントとして強調できルメリットがあります。

特にC言語の実務経験がない状態で案件に応募する際、資格保有は重要な評価基準となります。

上記の資格は就職や転職の場において役立つと考えられます。

資格取得はまた、自分のスキルレベルを上げるのにも有効です。

すでにエンジニアとして活躍している人でも、C言語プログラミング能力認定試験を受験すれば、さらなるスキルアップ・キャリアアップが期待できるでしょう。

C言語プログラミング能力認定試験以外のおすすめの資格

ここでは、C言語プログラミング能力認定試験以外でもIT業界で薬出すおすすめの資格についていくつかご紹介します。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はIPAが運営し、経済産業省が認定する国家資格です。

コンピュータサイエンスの基礎からシステム開発手法、プロジェクトマネジメントまでが含まれます。

午後の試験では、2023年4月から擬似言語によるプログラミング問題が導入されました。

従来の具体的なプログラム言語から擬似言語への変更により、問題の統一性が生まれたのが特徴です。

擬似言語は基本情報技術者試験の独自のものであり、その構文はC言語にとても良く似ています。

プログラミングの基本的な理解や論理的思考能力が問われるようになったことから、プログラミングスキルだけでなく、IT分野全体にわたる包括的な知識を持つことが求められる国家資格の一環として基礎情報技術者試験は位置づけられています。

参照:基本情報技術者試験 

オラクル認定Javaプログラマ

オラクル認定Javaプログラマ

参照:IT Training & Certification for Oracle Technology 

オラクル認定JavaプログラマはOracle社が認定しているJavaのベンダー資格です。

難易度はBronze、Silver、Goldの3つのレベルがあり、特にGold資格は国際的に認定されており、Javaスキルを世界中で証明できます。

JavaはC言語と同様に汎用的で、世界的なスタンダードなプログラミング言語として広く使用されているので取得しておいて損はないでしょう。

またJavaの開発はC言語を参考にしており、コンパイラ言語であることや静的な型の指定、文法などにはC言語との共通点が多いです。

したがって、C言語を使用するエンジニアにとっても非常に有用な言語と言えます。

Goldだと高度なJavaスキルを証明するだけでなく、世界的な認知を得られるのでグローバルな活躍も期待できるはずです。

C言語プログラミング能力認定試験の勉強方法

C言語プログラミング能力認定試験の対策といっても何をすればいいのかわからない人も多いはずです。

ここでは、C言語プログラミング能力認定試験の勉強方法についてご紹介します。

過去問を何度も解く

Javaの資格試験に備える際、公式サイトやサーティファイから過去問題と解答が掲載されています。

ほかにも公式問題集が発売されているため、過去問に触れておくことは必須です。

過去問を繰り返し解くことにより、試験問題の傾向に慣れ、解答へのプロセスを理解できるでしょう。

ただし、解答を覚えるだけでは不十分であり、なぜその解答に至るかを理解することが重要です。

過去問の学習は単なる暗記だけでなく、理論を理解し応用できるスキルを養うプロセスでもあります。

試験当日の状況に慣れ、自信をつけるためにも、問題の傾向や解法への理解を徹底的に追求することが合格への道となります。

学習サイトを利用する

プログラミング知識では、無料で提供されている学習サイトは世の中にたくさんあります。

過去問や学習ポイントを抑えているものもあるので、初学者にとっても比較的始めやすい学習法といえるでしょう。

過去問の演習は、実際の問題に対処する経験を得られるだけでなく、模擬試験を通じて試験の雰囲気にも慣れます。

しかし、理解できなかった部分や深堀りしたいトピックに関しては、学習サイトを活用して補完することが重要です。

学習サイトは多岐にわたり、自身のスキルや進捗に合わせて柔軟に選ぶようにしましょう。

スクールに通うのもひとつ

プログラミングスクールは、自己学習が難しい人や時間を確保して集中的に学びたい人におすすめの学習法です。

ただし、プログラミングスクールごとに扱うプログラム言語やカリキュラムが異なり、コーディングに力を入れたオリジナルサイト作成などもさまざまなので自身の目的に合わせて選ぶことが大事です。

適切なプログラミングスクールを選ぶためには、現在のスキルや習得したいスキルと、資格試験で問われる内容を比較検討するようにしなければいけません。

また、実際のカリキュラムや授業スタイルに関する評判やレビューも参考になるのでぜひチェックしてみてください。

自分に合ったプログラミングスクールを選択することで、資格取得へのスムーズな道筋を描くことができるでしょう。

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C言語プログラミング能力認定試験対策におすすめの参考書

ここでは、C言語プログラミング能力認定試験対策におすすめの参考書についてご紹介します。

新訂 新C言語入門シニア編

新訂新C言語入門シニア編「新訂 新C言語入門シニア編」文法やプログラミングルールの体系的な知識の習得によって「,C言語の思想」も理解できる全プログラマー必読の1冊で、価格は税込2,970円となっています。

C言語の文法やプログラミングを体系的に学習でき、難易度は少し高め。

ある程度C言語についての知識があったうえで、さらにスキルアップしたい人におすすめです。

スッキリわかるC言語入門

スッキリわかるC言語入門

「スッキリわかるC言語入門」は累計60万部を突破し好評を博した「スッキリわかる入門シリーズ」の新世代C言語入門書が、第2版で登場したもので、税込2,970円です。

改訂版では、クラウド学習環境「dokoC」が導入され、Webブラウザ上でプログラミングができるようになったのが特徴です。

初学者がプログラミングに取り組む際の開発環境導入の手間を省き、すぐに学習を始めることができるメリットがあります。

また従来の解説文に加え、新人と先輩の対話や豊富な図解を用いた独自の構成で、わかりやすく楽しく正確に学べる特長があります。

C言語の背後にあるコンピュータの原理にも焦点を当て、仕組みやコツを含めて解説しているのではじめてC言語を学ぶ人におすすめの1冊だといえます。

わかりやすいC入門編

わかりやすいC入門編

「わかりやすいC 入門編」は丁寧な解説と分かりやすいサンプルが魅力の参考書で、価格は税込3,278円となっています。

プログラミングの基本の基本から解説しているので、はじめてのプログラミング学習や独学・自習におすすめです。

C言語プログラミング能力認定試験のほかにも、基本情報技術者試験対策としても有効です。

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C言語プログラミングの資格が活かせる職業

C言語プログラミングの知識や技術を活かせる仕事はたくさんあり、主に以下のものが挙げられます。

  • WEBクリエイター
  • 機械
  • 電機
  • 設計
  • CAD
  • SE
  • プログラマー
  • テクニカルサポート
  • ネットワークエンジニア
  • OAインストラクター

C言語プログラミングの年収・給料相場

一般的なプログラマの平均年収は400万円程∼500万円程度だといわれています。

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語のプログラミングに関する知識や、プログラマやシステムエンジニアとしてのスキルを証明できることから、IT業界の就職・転職においては、将来的に充分、力を発揮する資格であると言えるでしょう。

また、他の実務に役立つプログラミング言語資格との併用で、高収入を得られる可能性も高まります。

試験は1~3級までありますが、企業において実力が認められるのは、実務試験のある1級だと言われています。

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C言語プログラミングの将来性

歴史が長い分、参考書やネット上の記事などは豊富にあります。

そのため、未だに使っている人も多く、またそういったものを出す価値があると言うことなので、まだまだ先のあるものだと思います。

これから勉強したいという方、勉強をする環境はすぐできると思うので、敷居が高いということはありません。

今使っているという方も、これからも、特に組み込み系の分野では活躍していける言語だと考えられます。

C言語プログラミングの独立について

ITエンジニアの働き方は、会社勤め以外にも多様な形式のものが増えています。

特に最近は、クラウドソーシングの登場や営業代行・事務手続き代行サービスの増加などもあってか、フリーランスのエンジニアという働き方が注目されることが増えてきました。

大学時代からクラウドソーシングで仕事を請負い、卒業後にフリーランスとして働き始めるというエンジニアもいます。

社員としてエンジニアをやっていた頃は月収20万円もいかなかったのが、フリーランスになった最初の月で月収60万円、多いときで100万円という収入にかわったという人もいます。

C言語プログラミング能力認定試験はエンジニアの仕事で活かせる!

今回は、C言語プログラミング能力認定試験について詳しくご紹介してきました。

C言語エンジニアは今後も需要が安定しているため、業務でC言語を活用したいエンジニアにとってはC言語プログラミング能力認定試験といった資格取得はかなり有効だと考えられます。

資格を取得すればスキルアップやキャリアアップを目指せるだけではなく、就職や転職の場においてもアピールポイントになります。

資格試験対策では、公式サイトの推奨書籍やオンライン学習サービスを活用した自主的な学習が重要です。

また、スクールの利用も一つの手段としておすすめ。

エンジニアとしての成長と適切なポジション獲得にを目指す方は、ぜひC言語プログラミング能力認定試験の受験を検討してみてください。

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