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ITパスポートは独学で取得可能?勉強法や勉強時間は?

更新日:2019-02-21

ITパスポートは独学で取得可能?勉強法や勉強時間は?

現在、私たちの生活に欠かせない存在となったIT。就職するにおいても、ある程度の知識が求められています。

皆さんは、”ITパスポート”という資格をご存知でしょうか。これはITを利活用するすべての人が、備えておくべき基礎知識を照明することができる国家資格です。

今回はこの資格を独学で取得することはできるのか、難易度や勉強法、勉強時間についてご紹介します!

ITパスポートとは?

ネット社会

ITパスポートは、通称”iパス”とも呼ばれています。

現在、どのような職種に就くとしてもITの基本的な知識がなければ仕事をすることが難しくなってきました。どんな会社でも、パソコンを使っての作業があるのは当たり前の時代になってきましたね。

そこで取得するのにおすすめなのが、”ITパスポート”という資格です。

ITパスポートは、どんな内容の試験なのか?

ITパスポートとは、ITを利活用する多くの社会人や学生が備えておいた方が良いとされる、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験のことです。

幅広い分野の総合的知識を問う試験となっていますが、具体的には次のようなものが挙げられます。

・AI、ビッグデータ、IoTなどの新しい技術

・アジャイルなどの新しい手法の概要

・経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般の知識

・セキュリティ、ネットワークなどITの知識

・プロジェクトマネジメントの知識

この試験を受けることで、ITを正しく理解し、業務にも効果的にITを利活用することができるようになります。

“IT力”を身につけて就職すれば、企業からもきっと喜ばれることでしょう。

ITパスポートは2009年より開始されましたが、社会人から学生まで多くの人が受験しています。

企業では、社員の人材育成にも幅広く活用されているようです。採用活動をする際には、エントリーシートへの記入を求める動きも広がっています。

また大学や高校では、ITパスポートについて、講義などの内容や進め方を示す計画書(シラバス)に沿った授業を行う学校もあります。ITパスポート合格支援のため、対策講座を開設する学校も増えているようです。学校も本気で取り組んでいる分、重要度が高まっていることが分かりますね。

ITパスポートを取得するための勉強時間は?

では、ITパスポートの資格を独学で取得するためにはどの程度の勉強時間が必要なのでしょうか?

普段からパソコンを使っている人で、「100時間」が目安と言われています。これを多いと思うか少ないと思うかはそれぞれですが、1日に3時間勉強したとしても、1カ月はかかる計算となります。

独学となると、自分が飽きたりやる気をなくしてしまったら終わりです。時間を作り、計画的に勉強に取り組んでいきたいですね。

ITパスポートは独学でも取得できる?

ITパスポートは、インターネットに深い興味があり、たくさんの知識がなければ取得できない難しい資格のように思えます。

しかし、まったくの初心者から始めたとしても、勉強法やコツを掴めば合格の道は十分にあります!

実際に試験を受験した方達の勉強法も含め、おすすめテキストも交えてご紹介します。

初心者おすすめテキスト①イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木(かやのき)先生のITパスポート教室

ITパスポートを学ぶにあたり、スタンダードだとされているこの一冊。イラストも可愛らしい猫が描かれていて、ほんわかした気持ちにしてくれます。独学するにあたって、「分からないからつまらない」と投げやりな気持ちになるのはもったいないことなので、こういったテキストは最適といえます。

大切な中身についてですが、ほどよい割合でイラストとテキストが記載されていることから独学で学ぶ方達からも絶賛されています。

「~ときたら○○と覚える」といった具合に書かれているので、暗記をする際にも役立ちますね。

Amazonでは「なか見!検索」で内容を少し確認できるほか、レビューでも「見ていて疲れにくい」「短期間で勉強するとなった時に役立つ」「飽きないように工夫されている」と、学ぶ意欲をかき立てられた方達が多かったようです。

初心者おすすめテキスト②キタミ式イラストIT塾 ITパスポート

著者は、元プログラマーで現在はフリーのイラストレーターとして活躍する”きたみりゅうじ”さん。こちらも可愛らしいイラストが多いためか、手に取る方が多いようです。

内容は「解説書を一冊完読して、用語や計算に慣れること」ができるとなっています。たくさんの専門用語が出てくるITパスポートだからこそ、分かりやすさが求められます。

レビューには「ITに疎い方でもわかりやすいのでは」「難しいものの噛み砕き方がうまい」などと書かれています。

ある程度知識のある人におすすめテキスト①ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 平成30-31年度版 (よくわかるマスター)

Amazonでは『「教科書」と「過去問題」を一冊に集約しており、この一冊だけで合格することが可能』と強気な商品紹介がされています。著者の自信がうかがえますね。

レビューでも「本の構成もシラバスと同じような感じで、教科書としてはぴったりだと思った」「付属のCDが優秀すぎる」「過去問がとても使いやすかった」と、ユーザーの満足度も高いようです。

ある程度知識のある人におすすめテキスト②ITパスポート試験 直前対策 1週間完全プログラム シラバスVer3.0準拠

この本はなんと、ポケットサイズ(17.8cm x 11.5cm)で持ち運びが超便利なんです!いつでもどこでも手軽に取り出せて勉強できるスタイルは、時間も場所も気にしなくて良いですね。

そして本のポイントは、「1週間の速習」

内容は必要最低限の部分に絞り込まれているので、コンパクトでも覚えるべき新出用語はすべて収録しているという点も有難いです。

レビューには、余程このテキストが合ったのか「本当に一週間で合格した」という方もいるようです。重要なキーワードの解説が、サイドの所に掲載されているところも「分かりやすかった」「買って損はない」との声があがっています。

もちろん、本の最初のページに「この本だけで合格を保証するものではありません」との記載もあるので、自分でしっかりと勉強することが大事ですね。

ITパスポートの難易度は?

ネット社会

合格率は50%前後だとされているITパスポート。難易度としては「高い」と言う人もいれば「低い」と言う人もいます。

この難易度に縛られることなく、「自分にはできる」と気合いを入れて勉強していきましょう。

ITパスポートの勉強法

自分に合ったテキストも見つかったら、いよいよ独学での勉強がスタートします!ITパスポート受験者が行なっていた勉強法も踏まえ、効率の良いやり方を見ていきましょう。

勉強法①用語の暗記

ITパスポートの試験では、”用語の意味を問う問題”がメインで出てきます。それゆえ、何となくでしか意味を理解していないものは、この際ちゃんと覚えておくとよいでしょう。

例えば、ある時の試験ではリスクマネジメントに関する問題が多数出題されていたそうです。

この時の受験者は、「リスク移転」や「リスク回避」などという言葉が並んだ問題を見て、日本語そのものを見て、ぼんやりと意味は分かっていたとしても、具体的に自分が理解しきれていないと「設問で対処できない可能性がある」と指摘していました。

そこでこの方は、「単語と具体例をセットで覚える」という勉強法を勧めていました。

勉強法②無料のサイトを利用する

『ITパスポート試験ドットコム』という無料のサイトでは、試験の過去問がランダムに出題される仕組みになっています。

このサイトの利点は、IDとパスワードを登録すると自分の学習履歴が蓄積され、正答率も表示できることです。

これによって自分の苦手分野を重点的に勉強できるほか、間違えた問題の復習もできるので対策が取れます。無料なうえに、空いた時間に何度でもチャレンジできる良い勉強法ですね。

シラバスや講座などではなく、”敢えて独学”で学ぶことを選んだ人にとっても楽しめそうです。

ITパスポートについてのまとめ

ネット社会で生きる私たちにとって、すさまじい量の情報が毎日あふれている現代はとても追いつけないものがあります。

そのような中で、資格を取って社会に貢献するというのはとても素晴らしいことです。

ITパスポートは独学でも十分に合格できるとされる試験のため、テキストや過去問などが学べるサイトをうまく活用し、合格を目指しましょう。

どんな資格でも、独学で取得するには相当な根気と努力が必要です。学んだことは、必ず何かに活かされます。

皆さんの独学で得た知識が、多くの場で誰かの役に立つことを祈っています。