日頃何気なく使用しているスマホやライン、SNS等は全てIT技術によって生み出されたものです。
それらがとても身近になっている現代社会において、情報技術、情報セキュリティを正しく、安全に活用していくためにもITパスポートの資格は重要になってきます。
また就職や転職、実際に業務に携わるようになってからも必ず役に立つ資格なので是非取得したい資格です。
目次
ITパスポートってどんな資格?

ITパスポート、通称Iパスとは、IPA情報処理推進機構が行っている資格試験で、IT技術とともに生活する全ての社会人や学生に必要なITに関する基本的な知識の取得を目的としています。
国家資格でもあるITパスポートは、就職や転職の際に必ず役に立つ資格なので是非取得することをオススメします。
就職の際に役に立つITパスポートを取得する4つのメリット
ITパスポートは、特にこれから就職活動を始められる方、もしくは転職を考えている方にぜひ取得してもらいたい資格です。
そこで就職の際に絶対に役に立つITパスポートを取得する4つのメリットについて1つずつ詳しく紹介します。
メリット1:ITに関連した幅広い分野の知識が得られる
ITパスポートの資格を取得する1つ目のメリットは情報セキュリティ、情報システムに関連した幅広い分野の知識が得られることです。
日頃私たちが何気なく利用しているスマートフォンやパソコン、メールやSNSなどの情報技術が急速に進歩している今日、それら情報技術を正しく運用していくためのスキルや知識も必要とされます。
というのも、確かに以上で例に挙げたような情報技術は大変便利ですが、使い方を間違うと他人に迷惑をかけたり、最悪の場合犯罪に巻き込まれる可能性があるからです。
ツイッターやインスタグラム等のSNSで誰でも、いつでも気軽に情報を発信、享受できる今の時代だからこそITパスポートの資格取得を目指すことで、情報技術を正しく安全に使いこなすための知識を身に付けることができます。
メリット2:知識を実際の業務にて活用する事ができる
システムエンジニアやプログラマーといったIT系の専門職以外の業種にはメリットがない、と思われがちなITパスポートの資格ですが、それは大きな間違いです。
今の時代、あらゆる業種・業態のビジネスにおいてIT技術はなくてはならないものです。
例えば収入・支出の管理や税金の管理、また個人情報や顧客情報もすべてIT技術によって管理されるのが当たり前になってきました。
このようなビジネスのIT化によってその事業に携わる人間一人一人にその知識とスキルが問われます。
ITパスポートの資格を取得することによって社会人として、業界人として必要最低限の情報技術・情報セキュリティに関する知識を得ることができます。
メリット3:就職面接の際のアピールポイントになる
専門業に限らずITパスポートの資格は、食品メーカーや金融業、流通などあらゆる分野における就職の際に大きなアピール材料となります。
どの業種においても円滑な事業展開やプロジェクト、業務においてIT技術の活用は必要不可欠です。
また多くの企業ではそれらの知識を取得させるための社員研修や新人教育の一環としてITパスポートを活用しているところもたくさんあります。
ITパスポートは高校生、大学生でも目指せる資格なため、就職活動が始まる前に資格を取得し面接の際のアピールポイントの一つとして活用しましょう。
メリット4:他のIT系資格取得の際の基礎を固められる
ITパスポートの資格は、情報処理推進機構が主催のより専門的なIT系資格であるITストラテジスト試験やエンデットシステムスペシャリスト試験などを目指す際に必要な基礎知識を身に付けることができます。
当機構では専門性やレベル別に12個に区分けされているIT系資格があります。
その中でもITパスポートの資格は最も初心者向けの資格で、ITを利用する全ての社会人が受験対象者となっています。
ハイレベルな資格を目指すにしてもそうでなくても、ITパスポートの資格は持っていて損には決してならないため、積極的に取得することをオススメします。
気になるITパスポートの口コミ

実際にITパスポートの資格試験に合格した方からの口コミを紹介します。
これから受験を検討されている方は是非参考にして下さい。
出典:情報処理推進機構
口コミ1
ITは今の私たちの生活には欠かせないものです。当行でも、伝票入力の電子化をはじめ、新規の口座開設もWEBで行えるようになるなどITの重要性はますます高まっています。iパスはどんな業種にも、どんな職種にも、「役立つ知識」が詰まった大変有益な資格だと感じています。
口コミ2
仕事をしていると、自分の知らないITに関連した用語が出てくることが多々あります。この時、拒絶反応をするのではなく“吸収しよう”という姿勢になったことは、iパスを学んだおかげだと感じています。また、業務で使う専門的なITの知識を高めていく上でも、基本を押さえながら勉強したことはかなり役立っています。
口コミ3
入社後、業務知識や制度に関する研修に加え、経営方針やコンプライアンス、情報セキュリティなどに関する研修も多くありましたが、iパスで学んだ知識がベースにあったため、スムーズに学ぶことができました。当社では多くのお客さまの個人情報を扱っているため、受験しておいて本当に良かったと日々感じています。
ITパスポート資格取得の方法
ITパスポート取得のメリットや実際の資格取得者からの口コミが抑えられたところで、実際に試験に臨むに至って必要な試験概要や受験する際のポイントについて見ていきましょう。
なお、より正確な情報はIPA情報処理推進機構の公式サイトを参考にして下さい。
試験概要
ITパスポートの試験ではスラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、そしてテクノロジ系(IT技術)の3つの分野についてその知識が問われます。
ストラテジ系(経営全般)分野では主に、一般企業や法務、またビジネスマネジメントなど経営戦略に関する基本的な考え方や知識が問われます。
マネジメント系(IT管理)ではIT業界における企業のマネジメントや事業マネジメントや技術開発に携わる人間に必要不可欠な知識とスキルが問われる問題が出題されます。
テクノロジ系(IT技術)分野では、インフォメーションテクノロジ専門業務に必要不可欠なPCシステムや、IT技術に関する基本から応用的な知識とスキルを問う問題が出題されます。
ITパスポート試験の合格率は例年50%を超えるためそれほど難易度の高い試験ではありません。
また、IPA情報管理推進機構が12個に区分けしている他のIT系資格試験の中でITパスポートは一番下のレベルに区分けされているため、他業種で働いている方や高校生・大学生などの学生でも目指せる資格試験となっています。
受験する際のポイント
ITパスポートの資格試験を受験する際に、最低でも1ヶ月の勉強期間を設けましょう。
試験は大学や専門学校等で文系科目を選択されている方、またITに関して全く知識のない方でも受験することは可能です。
しかし対策を円滑に進めていくためにはまずIT系の専門用語を覚える必要があります。
そのため知識ゼロから始める方は1ヶ月間のうち最初の2〜3週間をひたすら用語の暗記に当て、残りの時間で過去問題集を使って対策することをオススメします。
ITパスポートについての関連記事
その他、初心者におすすめなIT系資格については下記ラストデータの記事もおすすめです。
⇒初心者が取るべきIT資格おすすめランキング15選!メリットや勉強方法なども解説
就職に役に立つ資格ITパスポートまとめ
ITパスポートの資格は私たちの日常生活におけるあらゆるシーンやビジネスの現場においてたくさんのメリットがあります。
IT技術のを正しく、安全に活用していくためにも是非資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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