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圧入施工技士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

更新日:2024-01-04

圧入施工技士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

圧入施工技士は21歳以上の年齢層の男女が目指せる、建設業界からも大きな期待が寄せられ、貴重な人材資格です。
圧入施工技士資格取得者は他にも圧入施工技士と呼ばれております。
圧入施工技士の資格は「民間資格」です。

資格広場は、圧入施工技士になるには?圧入施工技士なるためには?圧入施工技士になりたいを応援しております。

圧入施工技士に必要な知識・受験資格

1級は労働安全衛生法に基づく杭圧入引抜機の特別教育を修了し、8年以上の実務経験・2級取得後5年以上の実務経験者で満26歳以上です。2級は労働安全衛生法に基づく杭圧入引抜機の特別教育を修了し、3年以上の実務経験者で満21歳以上です。※実務経験者とは、圧入に関する次のいずれかの実務を経験した方で 圧入引抜作業計画書の作成・ 工事全般にわたる監督指揮及び指導並びに完成品の確認・ 杭圧入引抜機の操作及び保守点検・ 圧入作業及び引抜作業などできることが必要になります。

圧入施工技士の資格は「一般社団法人全国圧入協会」が運営管理を行っております。

一般社団法人全国圧入協会とは:
全国圧入協会は、1979年6月(昭和54年6月)に任意団体全国SMP協会として設立して以来、「圧入工法」の普及に努めてきました。機械化施工は、人間のパワー、サイズ、スピードをはるかに超えるものであり、大規模な工事を短期間で施工することを可能にし、我が国の経済発展に大きく寄与したことは明らかですが、反面、騒音、振動などの公害をはじめとして、多くの副作用が顕在化しました。このような状況を見て、北村精男氏(現株式会社技研製作所代表取締役社長)は、環境性、安全性、急速性、経済性、文化性という建設の五大原則にかなう工法として、「圧入工法」を考案し、実現させたものです。全国圧入協会は、工法の理解と普及を推進するため、資格認定、講習会、現場見学会などを行ってきました。工法や協会及び会員の社会的位置づけを明確にするとともに、さらなる社会貢献に進んでゆきたいという思いから、一般社団法人格の取得に踏み切ったのです。

圧入施工技士

圧入施工技士の仕事内容

環境性、安全性、急速性、経済性、文化性という建設の五大原則にかなう工法、無振動・無騒音・公害のない基礎工事が特徴の杭圧入引抜き機の技能を認定する資格です。有資格者は現場責任者として保全のための、指導・教育および工事現場においての施工管理・進捗管理を行います。環境を重視した杭圧入引抜き機を扱い質の高い基礎工事を行う圧入施工技士の需要は高く、需要が期待されています。

圧入施工技士資格の勉強法

学科試験でえは基礎工学・土質・圧入の工法・圧入引抜機・圧入施工管理・材料力学・油圧・安全衛生などがあります。実技試験があるので勉強というよりは実務経験が大切になってくると思います。まずは二級圧入施工技士の資格を取得(労働安全衛生法に基づく杭圧入引抜機の特別教育を修了した者で、圧入施工に関し3年以上の実務経験者)その後に一級圧入施工技士の資格を取得することができます。(二級取得後5年以上の実務経験者又は、労働安全衛生法に墓づく杭圧入引抜機の特別教育を修了した者で、圧入施工に関し8年以上の実務経験者)

圧入施工技士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

圧入施工技士の資格試験料

試験料は、1級の学科試験で10,000円、1級の実技試験で50,000円、2級の学科試験で8,000円、2級の実技試験で30,000円となります。

圧入施工技士試験・検定の年間試験回数

年間の試験回数は、学科が7月中旬頃で、実技が7月中旬頃(学科実施日と同日)となり、年1回です。

圧入施工技士試験科目等の内容

1級・2級ともに、学科試験が基礎工学・土質・圧入の工法・圧入引抜機・圧入施工管理・材料力学・油圧・安全衛生とあります。実技試験が油圧式杭圧入引抜機を用いた鋼矢板の組合せ、分解操作・実技ペーパー試験があります。学科試験問題はマルバツ問題と記述問題があります。実技ペーパー試験は、積算問題・圧入施工管理問題があります。

圧入施工技士資格の難易度

実務経験者が受けるため、内容的には難易度は低めとなります。

圧入施工技士資格の合格率

合格率は全国圧入協会からは公表されていませんが、約80%程度となります。

圧入施工技士試験の合格発表

合格発表は、1級圧入施工技士・2級圧入施工技士ともに8月下旬予定で、合格者に直接通知されます。合格証は9月上旬に発行されます。(平成29年度)


圧入施工技士

圧入施工技士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

圧入施工技士所持者の職業例

建設工事・下水道の整備工事・建設業界・現場責任者としての指導・教育・工事現場での施工管理・進捗管理等

圧入施工技士に向いている人

技士としての称号を与えられた技能者は、社内において責任ある立場になるだけでなく、建設業界からも大きな期待が寄せられます。つまり、他の有資格者と同様に、貴重な人材として認められ、社会的・経済的な地位の向上が実現されるため、プロ意識の強い人。

圧入施工技士と同じ分野の他の資格

建築士・建築設備士・特殊建物等調査資格者・建築積算資格者・型わく支保工の組み立て等作業主任者・建築物等の鉄骨の組み立て等作業主任者・コンクリート技士・コンクリート主任技士・土木施工管理技士・ガス主任技術者・自動ドア施工技能士・ショベルローダー等運転技能者・移動式クレーン運転士・デリック運転士・車両系建設機械運転技能者・土止め支保工作業主任者・地図製図専門技術認定試験・木材加工用機械作業主任者・木材接着士・地質調査技士・フォークリフト運転技能者・揚貨装置運転士・玉掛技能者・クレーン運転士・建設機械施工技士・設備士(空気調和・衛生工学会)・管工事施工管理技士・基礎施工士・コンクリート破砕器作業主任者・コンクリート造の工作物の解体等作業主任者・足場の組み立て等作業主任者・木造建築物の組み立て等作業主任者・建築業経理事務士・建築設備検査資格者・建築施工管理技士

圧入施工技士の年収・給料相場

月給で約30万円~60万円、日給で約9,000円~1万6,000円がおおよその相場となっているようです。

圧入施工技士の現状

圧入施工は、下水道の整備工事など生活に密着した社会資本整備事業で多く採用され、厚生労働省から認定を受けた技士が作業をすることで、より質の高い基礎工事が行われます。また、圧入施工の特徴である『無振動・無騒音』のメリットも最大限に活かせ、地域住民に安心を与えることができる。一級圧入施工技士、二級圧入施工技士が増えれば、基礎工事の工程で安全・確実でしかも短納期が実現し、建設工事がスムーズに行われ後の工程にもよい影響を与える。

圧入施工技士の将来性

圧入施工技士とは基礎工事で使われる杭圧入引抜機に対する取扱いや技術に対する技術認定のため特殊資格になります。圧入施工技士資格は杭圧入引抜機を使い工事の施工を行なう下水道工事などで有効な資格ですので現場などでは重宝されるので今後も需要が増えていくのではないかと思います。

圧入施工技士の独立について

一級圧入施工技士は圧入施工に関し、豊富な経験と非常に高い技術を持っています。圧入施工に必要な基礎工学の知識も有し、他の作業者を指導・教育および工事現場においての施工管理・進捗管理をおこなうことができるので、個人での需要があれば独立も可能です。

圧入施工技士資格を所有している主な著名人

該当なし