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「建築業」と「建設業」の違いとは?仕事内容や必要な資格をご紹介

更新日:2022-11-19

「建築業」と「建設業」の違いとは?仕事内容や必要な資格をご紹介

皆さんは「建築業」と「建設業」の違いについて知っていますか?

「建築」や「建設」日常的に使われる言葉ですが、双方は似て非なるものです。

そこで今回は、そもそも建築業、建設業とはどんな仕事でどんな社会的役割を果たしているのか、双方の違いを含めて紹介します。

将来関連業種への就職を考えている方のために必要な資格も紹介するのでぜひ参考にしてください。

「建築」、「建設」の意味の違いを知っていますか?

建築業

「建築」「建設」という言葉は、日常的に使ったり耳にしたりしますよね。

しかし、それぞれの本来の意味を説明できる方はあまりいないでしょう。

まず「建築」に関して、「築○十年の家」のように 築、という漢字は一般的に私達の生活の拠点である住居や家そのものを意味します。

そのため、建築とは、家を建てることを意味します。

一方で「建設」に関しては建設業者、建設会社といった使われ方をよくしますよね。

それらの職業の方が請け負うことになるのは一般家屋に限らず、ダム、公道、電気設備、橋、トンネル、河川、港、空港など実に様々なインフラや施設、設備が含まれます。

つまり、建設とは、一般家屋、つまり建築を含んだ世の中にあるありとあらゆるインフラやその他施設、設備を設立、整備するという意味です。

建築業は建設業に含まれる業種!

結論を言ってしまうと双方の違いとしては、建築業が一般家屋や住居を対象とした業種であるのに対し、建設業は建築を含んだ土木や河川、ダムといったインフラ、設備全般を対象とした業種です。

そのため、根本的な違いというよりはカテゴリーの違いとなり、建築業は建設業に含まれる一種として考えたほうがより理解しやすいです。

それでは、建築業、建設業の違いが理解できたところで、それを踏まえ双方の主な職業や仕事内容、役割について見ていきましょう。

建築業とは?

建築業とは、私達の生活の拠点である住居や家屋を造り上げる業種です。

一言に家を造り上げると言ってもその言葉には多くの意味合いが含まれています。

住居の設計図を描くこと、材木を使って実際に家を建てることはもちろんのこと、インテリアなど生活の場としてふさわしい環境をつくりあげることも「建築」という意味合いに含まれます。

建築業に含まれる主な職業としては、大工やインテリアデザイナー、建築士などが挙げられます。

その他、住宅の設備に関する技術者や管理者なども建築業の一種に分類されることがあります。

建築業の主な仕事内容や役割

家を建てると言っても、ただ単に木材を使って建造物を建てれば良いというわけではもちろんありません。

建築業で働く方は実際にそこで暮らすことになる人のことを考え、内装やデザインも含め機能性や安全性、その他必要な設備のことをしっかりと考慮に入れながら仕事をしていく必要があります。

つまり、建築業で働く方は住みやすい家づくりを通して誰もが安全・安心に暮らせる住環境の構築を担っているため、社会において非常に重要な役割があるのです。

建築業へ就職する際に必要となる資格やスキル

家を実際に建てる、デザインする、設計するためには各分野における専門的知識とスキルが必要となります。

そのため、建築業への就職をする際にはそれらを習得するための関連資格の取得が義務付けられている場合もあります。

具体的な資格としては、人が住まう場所としてふさわしい家の設計や管理を行う建築士になるための国家資格、「2・1級建築士」、家の設計図を描く設計士になる際に必要な「建築CADオペレーター資格」などが挙げられます。

また、安全に暮らせる家づくりのために、住居にある各設備の管理や設計、点検などを行う建築施工管理技士になるための「建築施工管理技士資格」も建築業において必要な資格となります。

建設業とは?

建築業

建設業とは、建築を含め、河川、土木、公道、電器設備など、私達が安全に安心してそれらのインフラや設備、また環境と共に生活するために施設や設備の建設や管理、点検を行う業種です。

主な職業としては、土木作業員や建造物の設計士、建設現場における重機等の操縦士や運転士、その他関連業種における技術士などが挙げられます。

また、建設会社に所属している営業職や事務職も間接的に建設業務に携わっていることから同じく建設業に分類されることがあります。

このように、建築業と言っても分野ごとにそれぞれ役割があるため、他の業種に比べて職種や従事する人数も圧倒的に多いのが特徴的です。

建設業の主な仕事内容や役割

建設業で働く場合、主な仕事内容や公道や橋、ダムや土木、その他インフラ設備の設立、整備、点検が主な業務となります。

それらの業務の大半は国家事業に分類されることから、国会で決まった予算を元に建設事業を行っています。

つまり、私達が快適に、そして安全に道路や各施設、インフラを利用するために必要な仕事を行い、少し大袈裟かも知れませんが国づくりを担う一員としての役割が建設業で働く人にはあるのです。

建設業へ就職する際に必要となる資格やスキル

建設業へ就職する際には、先程挙げた建築関連の資格等も含め、各分野において様々な資格やスキルが必要となります。

例えば、実際の建設業務に携わるための「建設設備士」「土木施工管理士」「コンクリート技士」「圧入施工技士」などが挙げられます。

また、材木や砂利、コンクリートなどを運搬するための「貨物運送従事者資格」や「大型車両運転免許」、また建設現場で重機を操縦するための各種免許や資格が必要となります。

「建築業」と「建設業」の違いとは?まとめ

今回は建築業と建設業の違いやそれぞれの業種へ就職する際に必要な資格について詳しく紹介しました。

建築業と建設業の違いとしては、建築が一般家屋に関する業種であるのに対し、建設は建築を含めあらゆる設備やインフラの整備等に従事する業種です。

そのため、双方はあくまでもカテゴリー上の違いであって、建築業は建築業を含んでいるという点がポイントとなります。

いずれにしても職業柄、非常に繊細なスキルや知識が必要となるため、関連業種への就職を考えている方は以上で紹介した資格などをぜひ参考にしてください。

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