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CADオペレーターになるには?気になる仕事内容や年収もご紹介

更新日:2021-05-08

CADオペレーターになるには?気になる仕事内容や年収もご紹介

皆さんはCADオペレーターという職業についてご存知ですか。

普段めったに耳にしない職業ですが、CADオペレーターは日頃から私達が利用する電化製品や精密機器などの設計に携わる専門家で快適な生活を陰から支えています。

今回はCADオペレーターになるにはどのような資格が必要となるのか、仕事内容や気になる年収も含めて紹介します。

CADオペレーターとは?

シーエーディー

まずCDAオペレーターとはそもそもどんな職業なのか考えて行きましょう。

CADとは、Computer Aided Design の略称で「キャド」と呼ばれコンピューター設計支援という意味になります。

つまり、CADオペレーターとは、私達が日頃から使用しており快適な生活に必要不可欠であるスマートフォンや冷蔵庫、テレビなど電子機器や精密機械の生産過程において製品のコンピューターによる設計図の作成に携わる職業なのです。

CADの技術は電化製品や電子機器等の生産に使われるのが一般的ですが、近年ではCADを使って服飾デザインや建築物など幅広い分野で活用されてきています。

CADオペレーターの主な仕事内容

CADオペレーターとは、電子機器を始めとする様々なものを専門のスキルと知識を用いいて実際にCADを操作して設計する専門家です。

それでは、CADオペレーターの主な仕事内容について紹介します。

CADオペレーターが行う仕事はCAD操作全般となりますが、以下の3つの過程に分けることができます。

その1:設計図の作成

CADオペレーターの最初の仕事はCADを使った設計図の作成作業です。

電子機器メーカーや建築家、服飾関連会社からの発注や指示を受けて設計図や図面の作成を始めていきます。

CADオペレーターの仕事はあくまでもCADを使った設計作業であるため、各分野でのデザインや発案に直接関わる事はありません。

CADを使った設計作業のメリットとしては、ハンドライティングではできない複雑で綿密な作業を行うことができ、作業効率や時間短縮につながることです。

また、CADを使うことによって平面の設計図だけでなく3次元の立体図の作成にも対応できます。

その2:製図データの編集・修正

CADを使って実際に設計図が完成してもCADオペレーターの仕事は終わりません。

実際に作成した製図データを何度も編集そして修正する必要があり、この作業には多くの時間を費やすことになります。

製図データーの編集・修正作業は実際に製品が製造段階に入ってから必要となるケースも珍しくないため、CADオペレーターはいつでも対応できるように常に準備しておく必要があるのです。

また、時には編集や修正に関して各関係者と直接話し合うこともあることから、CADオペレーターになるにはCADの操作に関する知識や技能だけでなくコミュニケーション能力やプレゼン能力も求められます。

その3:製図データの管理・複製

設計作業だけでなく、実際に完成した製図データの管理や複製もCADオペレーターの重要な仕事の一つになります。

一度使用された製図データでも再び活用されることがあるため、いつでも関係者が閲覧しやすいようにデータベース等を用いて管理もしくは複製する必要があります。

そのため、CADを用いた設計図の作成作業に関する知識や技能はもちろんのこと、重要な製図データを管理・複製するためのパソコンソフトなどの操作方法もCADオペレーターになるには必要な知識となります。

CADオペレーターになるには?必要な資格は?

シーエーディー

CADを用いた設計図の作成作業、製図データの編集・修正、そして完成したデータの保管の以上3つがCADオペレーターの主な仕事内容となります。

それでは実際にCADオペレーターになるにはどのような方法があるのでしょうか。

必要なスキルや資格も含めて一緒に見ていきましょう。

CADオペレーターになるには関連資格の取得をしよう

CADオペレーターになるには特別必要な資格はありません

各関連企業に採用されるためにはCADオペレーターとしての実務経験や技能・スキルが評価されます

しかし、未経験でCADオペレーターを目指す方は当然必要な経験や実績がありません。

そこでCADオペレーターになるには関連資格の取得をオススメします。

代表的な資格としては、一般社団法人コンピューター教育振興協会が主催する「CAD利用技術者試験」です。

この試験は3次元CAD、2次元CADの2種類あり、それぞれレベル別に分かれています。

CADオペレーターとして就職する際には、各大学や専門学校で必要知識を身につけることも重要となりますが、就職の難易度は決して低くないためこれらの資格を取得することをオススメします。

CADオペレーターの気になる年収

CADオペレーターの気になる年収ですが、勤務先や雇用形態、また経験によって大きく差が出るため一概には言えません。

しかし、平均年収としては300万〜400万円程度が相場となっております。

もちろんCADオペレーターとしての実績やスキルが評価されればそれだけ昇給する可能性も高まり、平均よりも多くの年収を稼いでいる方もいます。

また、派遣社員のCADオペレーターとして採用されることもあり、その場合は基本的に時給制となっており時給1000〜1800円程度が相場とされています。

CADオペレーターのやりがい

CADオペレーターの仕事は常にパソコン画面と向かい合って行うデスクワークであるため、ドライアイや腱鞘炎、腰痛などの身体的疲労に加え、常に綿密な設計作業が求められるため精神的疲労も感じやすい仕事です。

しかし、自分が携わって設計した製品が実際に製造され多くの人に使われるようになったときには大変やりがいを感じることができます。

CADオペレーターになるには?まとめ

今回はCADオペレーターになるにはどのような方法があるのか、また主な仕事内容も含めて紹介しました。

CADオペレーターになるには特別必要な資格はありませんが、高度な専門スキルや知識を必要とする職業であるため「CAD利用技術者試験」やパソコンの一般的なソフトの関連資格の取得をオススメします。

CADオペレーターの仕事にはいつも綿密さと正確さが求められ、一度製図ができたとしても多くの時間を掛けて編集や修正を行わなければなりません。

そのため、精神的、身体的に大変負担のかかる業務となりますが、実際に製品化された際にはやりがいを感じることができます。

将来CADオペレーターを目指している方は以上で紹介した内容を是非参考にしてください。

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