現代においてビジネスシーンをはじめ多くの業界で必要とされているスキルである英語。
中でもTOEICは社会人だけでなく就活生からも注目を集めている資格ですが、いったい何点取ると仕事で活かせるのでしょうか?
この記事ではTOEICの最高得点や点数ごとのレベル感、各主要企業の必要スコアや勉強方法などをご紹介していきます。
またTOEICの点数を伸ばすための通信講座をご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
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目次
TOEICの最高得点はいくつ?最低点は?

TOEICはリスニング45分間・100問とリーディング75分間・100問で構成され、両者ともに440点ずつの計990点が最高得点となります。
TOEICは他の資格試験や検定と採点方法が異なり0点を取ることは不可能なため、白紙で提出してもリスニング最低点の5点とリーディング最低点の5点、合わせて10点を獲得することができます。
正確には1問何点という概念ではなく統計処理で個々の点数が算出されるので、逆説的に言えば全問正解をせずに満点を取ることも可能です。
なぜこのような仕組みなのかというと、統計算出にすることで試験ごとの難易度や設問による影響を最小限に抑えられ、より正確な英語力を反映させられるからです。
これにより既に学習を終えた方が複数回受験しても同じような点数をとることが可能になっています。
TOEICは何点取るとすごい?点数別のレベル感
ここでは、TOEICの各スコアごとの目安をご紹介します。
自分のTOEIC学習力はどこに値するのか、目標とする点数帯はどの程度のレベル感なのかなど、ぜひご参考ください。
スコア | レベル |
---|---|
~395 | 相手の言葉を断片的に聞き取り理解できるレベル。 単語を理解している程度のため、日常会話においての十分な意思疎通は難しい。 |
400~495 | TOEIC初心者の方が目指したいレベル帯。 街中にある英語表記の看板や標識を見て、対象の情報を読み取り理解できる。 会話においては文法や語彙力に欠けるが、会話する相手のスピードが速くなく、繰り返し聞ければ最低限の意思疎通が図れる。 |
500~595 | 過去の調査では、企業が新入社員に期待するスコア帯。 交通機関の時刻表や電光掲示板などを読み取ることができ、短文や簡単な文章であればコミュニケーションが可能。 |
600~695 | 自分宛ての仕事上のメモを理解することができ、海外旅行先でも買い物をしたり道を尋ねたりできるレベル。 相手にゆっくりと話してもらえば意味を理解して行動できるため、負担なく海外旅行を楽しめる。 |
700~795 | 最低限の業務上のコミュニケーションが英語で可能なレベル。 社内会議の内容読解やビジネス文書の読み取りや日常業務上の説明を理解することができるようになる。 |
800~895 | 英語を本格的に実務で使用できるレベル。 日常生活はもちろんのこと、国際的なビジネスの場でも英語を活用することができ、スムーズにコミュニケーションがとれる。 |
900~990 | ネイティブスピーカーレベル。 文法や構成を理解しており語彙力も豊富かつ表現に富んでいるため、日常英会話からビジネスシーンまで幅広く対応できる。 また、英語用いた会議や専門的な分野の読解なども可能で、英字新聞なども不自由なく読める。 |
このように、最高得点を取るためには英語の基本的な知識だけでなく日常における会話表現も身に着ける必要があります。
読み書きのレベルを向上させることも大切ですが、リスニングやスピーキングなどといった実践的な英語もマスターするように心がけましょう。
有名企業のTOEICスコア基準は?
就職や転職にも大きな影響を与える英語技能テスト「TOEIC」は多くの企業でも活用されており、中には入社において要求スコアを設けている企業も存在します。
日本で主要な企業の一部を以下の表にまとめましたのでご参考ください。
会社・企業名 | 必要なスコア |
---|---|
サムスン | 900点 |
野村ホールディングス | 860点 |
KDDI | 800点 |
ソフトバンク | 730点 |
ヤマト運輸 | 700点 |
TOEIC受験者の多くは日本人と韓国人で構成されておりますが、特に韓国最大の電子製品メーカーであるサムスンは比較的高いスコアが必要となります。
このことから近年では、技術革新に連れて目まぐるしく変化するグローバル社会において国や地域を超えて活躍できる人材が求められていると言えるでしょう。
加えて、外資系企業ではTOEICのような点数としての英語力だけでなく、点数では推し量れないビジネスコミュニケーションとしての英語力を要求するケースが見受けられますので、勉強外でも積極的にネイティブ英語を吸収する意識が大切です。
また、単純な英語力だけを武器にするのではなく、プログラミングなどのプラスアルファのスキルを習得し組み合わせることで自身の市場価値を高めることができるでしょう。
TOEICで最高得点を取るための勉強法

TOEICは多くの企業が活用している国内で有数の英語技能テストですが、ここではTOEICで最高得点を取るために行うべき勉強方法とテスト対策について取り上げていきます。
まずTOEICには大きく分けてリスニングとリーディング分野があるため、高得点を取るためにはそれぞれ個別の対策が必要不可欠となります。
しかし、何も計画を立てずにいきなり勉強を始めてしまうと途中で挫折しやすく高得点を取ることができないため受験する目標を明確にし期限を決めるなどしっかりと計画を立てましょう。
また、完璧主義の方にありがちですが、基礎はできているのに不安だからといって参考書の最初のページからやってしまうと、いつまでも時間がかかってしまい非効率です。
まずは自分が現在何点台にいるのか目標点数に到達するには何が足りていないかなどを分析するためにも、過去問を受けて自分のスコアを客観的に把握しましょう。
リスニング対策
短文を聞き取る具体的な練習方法として、「ディクテーション」という勉強方法が挙げられます。
これは英語の発音を聞いて文字に起こすことで次第に聞き取り精度を向上させる勉強法で、参考書などに付属しているCDなどでの対策も可能ですが当サイトでは通信講座の利用がおすすめです。
最近ではスマホ1つで対策が可能の講座も多く、時間や場所を選ばずにTOEIC対策をすることができます。
リスニングの点数向上にはとにかく学習時間を増やすことが必要のため、ぜひこの対策法をお確かめください!
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リーディング対策
リーディングを攻略するには「英語の基礎力」である英単語と英文法の知識が必須です。
上記で伝えたように、既に解答できる箇所を再度はじめから勉強をするのは非効率ですが理解が追いついていないのにもかかわらず応用問題に挑戦してしまうことも良くありません。
基礎学習を終えていない、いくら長文を読解しようとしても根本的に理解できないため、まずは頻出単語や高校で習う範囲までの英文法などを学びましょう。
またリーディングにもいくつかパートが分かれているため、パートごとに繰り返し練習し解ける問題を増やすことをおすすめします。
TOEICにはそれぞれの分野ごとに特化して学習する必要があり、しっかりと目的意識を持ちながら学ぶことが重要です。
スピードと正確性が求められますので、基礎学習を終えたら過去問や演習をこなして場数を踏み本試験までにペース配分を掴みましょう。
TOEICの点数アップならアガルートの通信講座

この記事で英語学習へのモチベーションは高まったと思いますが、独学への学習に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は数あるTOEIC対策通信講座の中でも最もおすすめなアガルートをご紹介します!
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また受講者の方によると「日常で使える英会話表現も多くモチベが上がる」との意見も多く、単なるTOEIC対策に留まらない魅力があるようです。
講座料金も20,000円前後と他社と比較すると高すぎない金額となっているため、ぜひご検討ください!
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またTOEIC受験者を悩ませる代表格が、膨大な英単語の量です。
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TOEICの最高得点と勉強法まとめ
今回は、TOEICの最高点や点数の目安、その勉強方法についてご紹介してきました。
TOEICは様々な場面で有効的で高得点を取得すると就職の幅が広がりますが、TOEICをはじめとした英語学習は日頃からの継続がとても大切です。
学習のブランクなどから少しでも不安を感じる方は、アガルートの通信講座を受講してみてはいかがでしょうか。
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doda
私はTOEIC高得点を取得した事で数社から内定を得ました。
大学に入学した当初の私は390点を記録し、大学内でも中の下程度のレベルでした。卒業するには最低600点が必要という要件があるため、必死に勉強に取り組みました。
この試験はリスニングとリーディングのセクションに分かれているため、自分の弱点を把握しやすいです。私の場合はリスニングがあまりにもお粗末であったため、リスニング力の強化に焦点をおきました。
スコアが低い最大の原因はスピードに追いつけていない事と考えたので、まずは慣れるという事から始めました。しかし英文を聞き流すだけではなかなか進歩が見られませんでした。そこで通訳としても活躍する大学教授に指導を乞い、シャドーイング方法を教授してもらいました。教授曰く、最も大切な事はネイティブスピーカになりきって音読する事だそうです。そのため私は自分の話している意味がわからずとも、あたかも自分が外国人であるかのような発音、スピードで何度も音読を繰り返しました。その結果、文章の内容がすべて分からずとも、どこがポイントで大切な事なのかわかるようになりました。そこからは何度も過去問を解き、問題の傾向を抑えました。問題のどこが重要か理解できるようになったため、以前より時間に余裕をもって問題に取り組めるようになりました。そして設定期日であった就職活動までにリスニング満点を記録しました。リーディングに関しては特に対策はしていませんでしたが、リスニングの努力が底上げとなり、自然とスコアが伸びていきました。おそらく英語処理能力が向上したためだと考えます。
一般的にハイスコアと言われる850点以上を記録したことにより、就職活動ではアドバンテージを得ました。どの企業の面接でも私のスコアは面接官の目に留まり、興味を持っていただけました。そこから話が膨らみ、自分はどのようにして問題解決に取り組める人間であるかをアピールする事が出来ました。もちろん語学力も大きく評価していただき、海外部門も含め数社から内定を得る事ができました。
(Thank You TOEIC/京都府在住/20代/男性)