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エスタ申請とは?ハワイに行くために必要な意味やビザとの違いも解説

更新日:2023-10-04

エスタ申請とは?ハワイに行くために必要な意味やビザとの違いも解説

ハワイ旅行グアム旅行などアメリカに行く際に「エスタ申請」という未知のものに出会う方も多いはずです。

アメリカに入国する際に必要となってくるものですね。

初めての海外旅行で最初につまづく方も多いのではないでしょうか?

今回は、初めてのハワイ旅行の際に混乱しがちな「エスタ申請」「ビザ」の違い、そもそもエスタ申請とはどのようなものなのか?をまとめました。

エスタ申請とは?

エスタ申請とは?

エスタ申請とは、アメリカに渡航する際に取得しなければいけないものです。

アメリカがテロ防止などの理由から、2009年に短期ビザの免除をしている国からの渡航者に「エスタ申請」を義務付けました。

そのため、ハワイ旅行など手軽な旅行の際にもエスタ申請が必要となるのですね

海外への渡航の際に取得しなければならないものとして、「ビザ」が有名ですが、アメリカへの渡航の場合、ビザもしくはエスタの取得が必要です。

エスタ申請とは、エスタに従って申請するものでESTAは日本語で電子渡航認証システムという意味です。

「エスタ申請」「ビザ取得」の大きな違いとはどのようなものなのでしょうか?

渡航期間 入国方法
90日以内 エスタ(ESTA)
90日以上 ビザ(VISA)

基本的にはアメリカでの滞在期間が90日以内の場合、エスタ申請をすることが推奨されています。

ハワイ旅行の場合もエスタが推奨されていますね。

ただ、90日以上ハワイに滞在する方はビザを取得しなければいけません

アメリカでの乗り換えにもエスタ申請が必要

注意点として、目的地がアメリカでなくても、アメリカで乗り継ぎをする場合や乗り換えで空港を利用するのみの場合でもエスタが必要となります。

目的地がアメリカでないと見逃しがちですのでお気を付けください。

「パスポート」と「ビザ取得」の違い

海外旅行はパスポートがあれば行けるイメージがありますが、そもそもパスポートビザの違いは何なのでしょうか?

ざっくりとした違いは以下の通りです。

パスポート
自分の国(日本)の政府や外務省に発行され、海外へ渡航する人の身分・国籍を証明するもの
ビザ
渡航先で、外国籍の方の入国許可をするために発行されるものであり、入国許可証のようなもの

基本的には、パスポートとは別にエスタ申請やビザの取得をしなければいけないのですね

ハワイにもパスポートのみでは入国できません

「エスタ申請」と「ビザ」の違い

エスタ申請とビザの違い

では、エスタ申請とビザの細かな違いはどのようなものなのでしょうか?

先ほど滞在期間が90日以内ならエスタ申請が推奨されると書きましたが、もう少し詳しくエスタ申請とビザの違いについて見ていきましょう。

エスタ申請 ビザ取得
滞在期間  90日以内 90日以上
有効期限 2年間 10年間
申請方法 ネットで可能 書類や窓口
費用 14ドル 数万
就学可能時間 週18時間まで 無制限

エスタ申請とビザの違い①有効期限

エスタは2年間で有効期限が切れてしまい、更新はありませんので2年経ったら再度申請する形になります。

逆に2年間の有効期限の中なら、何回でも渡航が可能です

2年以内にハワイに2回以上行く方は、1回のエスタ申請で何度もハワイに入国できます。

ちなみに、エスタの有効期限2年以内にパスポートの有効期限が切れた場合は、そこでエスタ申請の有効期限も切れますのでお気を付けください

ビザは種類によっても異なってくるのですが、基本的には10年程度であることが多いです。

エスタ申請とビザの違い②申請方法

インターネットのエスタ申請ページから、早い方だと15分ほどで入力できます。

申請の際にパスポートが必要となりますので、準備しておいてくださいね。

家族でのハワイ旅行などの際は、パスポートさえあればどなたか一人が全員分入力する事が可能です

このエスタ申請が面倒な方は、旅行代理店代行業者に頼んでエスタ申請をする方も多いようです。

エスタ申請とビザの違い③費用

エスタ申請の費用は14ドル(約1500円)程度で可能です。

対して、ビザは取得するには数万円かかります。

もちろんビザの種類によって違いはあるのですが、1万~10万円程度です。

そもそもエスタ申請とは、ビザを取得せずに手軽に入国許可をするものですので、費用や手間ともにビザと違いを比べると格段に楽です。

エスタ申請とビザの違い④就学可能時間

エスタ申請での入国の場合、アメリカで就学できる時間は週18時間未満です。

留学で入国する場合でも、滞在期間が90日以内かつ1週間の就学時間が18時間未満のが方なら学生ビザを取得せずに入国する事ができます

1週間の就学時間が18時間を超える方は、滞在時間が短くても学生ビザを取得しなければなりません

渡航目的の違い別「エスタ」と「ビザ」どっちを取ればいい?

エスタ申請とビザ 渡航目的違い別

エスタ申請は、観光旅行や短期間の滞在の際に必要ということがわかりましたが、短期の留学や就労する場合などはどちらが推奨されるのでしょうか?

渡航目的の違いから、「エスタ申請」を推奨する場合と、「ビザ取得」を推奨する場合に分けてみました。

エスタ申請がオススメ

  • 90日以内の観光
  • 乗り継ぎ
  • 報酬を伴わないビジネス
  • 短期留学

エスタ申請がオススメ!90日以内の観光

そもそもエスタ申請とは、短期的な観光やビジネスのためのものです。

家族でのハワイ旅行や観光、イベントもエスタ申請で問題ありません。

ただ、少しでも滞在期間が90日を超える可能性がある場合、ビザの取得をオススメします。

乗り継ぎでアメリカを経由する方もエスタ申請を忘れないようお気を付けください。

エスタ申請がオススメ!研修や商談などビジネス関連

ビジネスによる短期的な滞在であれば、エスタ申請で入国可能です。

しかし注意点として、滞在先で報酬が生まれること(アルバイトやイベント開催など)をする場合は、エスタ申請では入国できません。

商談は報酬が絡んでいる気がしますが、現地で働いて現地でお給料をもらっている訳ではなく、就労には含まれませんのでご安心ください。

エスタ申請がオススメ!短期留学

とくに現地で働く予定はなく、90日内で帰ってくるようでしたら、学生ビザではなくエスタ申請で大丈夫です

ただ、何度も言いますがエスタ申請とは観光目的であり、学業目的のものではありません

面倒なことになるのを避ける為にも、入国時に「留学です」とは言わないようにしましょう。

税関など入国に関する審査は全て「観光です」というとわかりやすいですね

ビザがオススメ

  • 滞在期間が90日以上
  • 報酬を伴う可能性のある滞在
  • 3ヵ月以上の留学

ビザがオススメ!滞在期間が90日以上

そもそも滞在期間が90日以上ある場合はエスタ申請ができません

問答無用でビザ取得が必須です。

ハワイ観光やビジネスなど、どんな理由でも90日以上の滞在はビザが必要だと覚えておくといいかもしれませんね。

ビザがオススメ!報酬が伴う可能性のある滞在

表現が少し分かりにくいですが、「報酬を伴う」とは、滞在国で給料をもらう可能性があるかどうかです

スポーツ選手芸術家医療教育芸能分野の方など、少しでも現地で給料を頂く可能性がある方はビザ取得をしておきましょう。

入国する理由や用途によって、多くの種類のビザがあるので、ご自身の状況に合わせてビザを取得する事がオススメです

ビザがオススメ!3ヵ月以上の留学

90日以上の滞在はもちろんビザ取得が必要ですが、1週間に18時間以上就学する可能性がある方は、ビザ取得をしておきましょう

また、3ヵ月以内で帰る予定だったけど、もう少しいたい!と思った時に、エスタ申請では滞在できません

予定が明確に決まっていない方もビザ取得をしておく方がいいかもしれませんね。

また、現地でたくさん働いてみたい!という方も、ビザ取得がオススメです。

補足

エスタ申請の場合は就労禁止ですが、ビザの場合、留学生でも1週間に28時間の就労が可能という違いがあります。

ちなみに、長期休みは1日8時間までの就労が認められますし、就労ビザなど違う種類のビザを取得したら無制限で働くことも可能です。

ハワイに行く時に必要?エスタ申請とは?ビザとの違いも解説!まとめ

ハワイ旅行など身近なものでも必要となる「エスタ申請」「ビザ」の違いについて、理解出来ましたでしょうか?

最も分かりやすい大きな違いとは、滞在期間が90日以内かどうかという点でしたね。

乗り継ぎの際にもエスタ申請が必要ということも要注意です。

「エスタ」とは、観光目的のもの

「ビザ」とは、それぞれの渡航目的によって取得するもの

と覚えるとわかりやすいかもしれませんね。

少しでもみなさんがアメリカに行く際の参考になれば幸いです。

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