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貿易実務検定資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

更新日:2024-01-04

貿易実務検定資格取得の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

貿易実務検定は幅広い年齢層の男女が目指せる、貿易実務のエキスパートが必要になってきているため着実に熱を帯び始めている資格です。
貿易実務検定資格取得者は他にも英語:The Proficiency Test in Trading Businessと呼ばれております。
貿易実務検定の資格は「民間資格」です。

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貿易実務検定に必要な知識・受験資格

貿易に関わる金融経済、法務、税務、保険、通関知識、外国為替、航空貨物について等、貿易の流れに関係する様々な知識と、貿易マーケティング、商業英語についての知識も必要です。貿易の場面で使われる英単語は専門的なものがあったり、日常会話においても使われる単語ではあるものの、貿易に関係して使われるときには違う意味を表わすものもあります。特にA級の試験ではビジネスシーンで活用するような電子メール、レターなどのきちんとした英文の文章が書けるかどうかも試されますので、英語の学習にも力を入れる必要があるでしょう。

貿易実務検定の資格は「日本貿易実務検定協会(株式会社マウンハーフジャパンにより運営)」が運営管理を行っております。

日本貿易実務検定協会(株式会社マウンハーフジャパンにより運営)とは:
平成6年4月に創業、平成8年2月に設立された株式会社で、企業研修、セミナー、通信教育の実施、人事教育訓練の企画・立案・コンサルティング、日本貿易実務検定協会の運営、国際実務マーケティング協会の運営、国際会計ファイナンシャル協会の運営、MHJ出版の運営、有料職業紹介事業、一般労働者派遣事業が主な事業内容となっている。

貿易実務検定

貿易実務検定の仕事内容

貿易実務検定、第1回の試験が実施されたのは平成10年3月です。貿易に関係する知識や貿易実務英語の知識を測るための検定で、A級、B級、C級の3つの級に分かれています。現在貿易実務に興味があり、その分野の勉強をしている学生や、実際に貿易関連の実務・通関関連の業務に就いている方、個人輸入をしているという方など、幅広い立場の方がこの検定を受験しているようです。検定試験の出題範囲・形式、配転、合格基準、問題、解答、解説、受験者数、合格者数及び合格率もすべて公開されている上に、学習範囲はマーケティング、商談、契約代金決済、クレームなど多岐にわたっています。そのため、この検定に合格すると、貿易実務能力を客観的に証明できます。

貿易実務検定資格の勉強法

日本貿易実務検定協会のホームページにて、公式テキストや過去問を入手することができます。問題の形式に慣れるためにも過去問を解き、分からないところは公式テキストで確認するようにしましょう。また、同ホームページで貿易実務の通学・通信講座の案内もされているので、独学には自信がないと感じる方は、講座を受講するという方法もあります。

貿易実務検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

貿易実務検定の資格試験料

受験料は取得しようとする級によって異なります。A級:12,343円、B級:7,150円、C級:5,980円となっています。B級・C級を併願受験する場合の受験料は13,130円です。(すべて税込)

貿易実務検定試験・検定の年間試験回数

C級の試験は年に5回(3月、5月、7月、10月、12月)行われています。B級の試験は年に3回(3月、7月、12月)で、A級の試験は年に2回(7月、12月)です。

貿易実務検定試験科目等の内容

C級では貿易実務の基本的な知識と能力が試されます。貿易実務に関わる基礎的な商業英単語や英文解釈も出題され、問題はすべて選択式です。B級では基礎的な貿易実務・貿易実用英語に加えて、クレームや貿易マーケティングについても出題されます。問題の形式はすべて選択式です。A級ではさらに広い範囲の知識と、貿易実務上の判断が求められる場合についての実力が試されます。問題は選択式・記述式の二つの方法で、貿易税務、外国為替、航空貨物、英作文も出題されます。

貿易実務検定資格の難易度

受験する級によって難易度は大きく異なります。A級は実務経験3~4年以上のレベルで、貿易関係の資格の中で唯一の国家資格となっている通関士よりも難易度が高いと言われています。B級は実務経験1~3年以上の貿易実務の中堅層レベルです。貿易に関する知識がほとんど、或いは全くない方にとってはやや難しいレベルかもしれません。C級は貿易実務1~3年ほどで提携業務を行う能力と知識があるレベルです。

貿易実務検定資格の合格率

平成28年12月に実施された試験の合格率は、A級:33.6%、B級:55.2%、C級:59.7%となっています。また、これまでの累計合格率を見てみると、A級:29.1%、B級:42.2%、C級:54.3%となっています。

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貿易実務検定試験の合格発表

貿易実務検定の合否結果は、日本貿易実務検定協会のホームページで確認できます。合格者のみ受験番号が掲載され、e合格証(PDFファイル形式の合格証)が送られます。紙面の合格証書を希望する場合には、C級・B級は540円、A級は1,080円の発行手数料がかかります。A級の合格者には盾も用意されており、希望する方は申し込めますが、こちらも発行手数料が8,640円かかります。


貿易実務検定

貿易実務検定資格取得後の就職先・年収・報酬相場

貿易実務検定所持者の職業例

貿易関連企業、物流・運送会社、倉庫業、航空会社

貿易実務検定に向いている人

貿易では海外の企業と関わる機会が多く、商品の説明や書類の作成時に英語のスキルが求められるため、英語での読み書きが苦にならない人は能力を発揮しやすいでしょう。また、海外企業と日本企業では習慣や文化が異なるため、両者に認識のずれが生じないよう、海外の文化に対する興味をもって理解しようとしたり、コミュニケーションをこまめに取りつつ仕事が進められる人に向いていると言えます。地理引き先との時差や、突然のトラブルに対処しなければならないことも起こるので、柔軟で臨機応変な対応ができる人が求められています。

貿易実務検定と同じ分野の他の資格

マーケティング・ビジネス実務検定、通関士、日商ビジネス英語検定、安全保障輸出管理実務能力検定

貿易実務検定の年収・給料相場

貿易事務の平均的な年収は300万円台です。実務経験の有無、派遣、契約、正社員等の雇用形態、企業が日系なのか外資系なのかによっても違いがあるようです。

貿易実務検定の現状

貿易実務検定を受験する人は増加傾向です。知名度が高く、出題範囲も広い検定なので、就職や転職、自身のキャリアアップにも役立つ、貿易関係に勤めたい人は取っておきたい検定資格です。

貿易実務検定の将来性

中小企業や個人でも日本のものを世界へ、世界のものを日本へと輸出入することが盛んになってきているため、貿易実務の知識や経験を持っている人材が即戦力として求められています。

貿易実務検定の独立について

個人で起業し輸出入をする人は、まず貿易会社で実務経験を積み、そこで学んだことや築いた販売・仕入れルートを活用する、という流れが一般的です。各種書類の作成、禁輸品の確認、取引先との連絡交渉、在庫管理等々をマルチタスクでこなしていけること、コミュニケーション能力も必要です。

貿易実務検定資格を所有している主な著名人

該当なし

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