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日本語教育能力検定試験の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

更新日:2024-01-04

日本語教育能力検定試験の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

日本語教育能力検定試験は幅広い年代の男女が目指せる、語学力が鍛えられる資格です。
日本語教育能力検定試験は他にもJLPT、日能試と呼ばれております。

日本語教育能力検定試験は「民間資格」です。

日本語教育能力検定試験取得のために必要な知識・受験資格

日本語教師として生徒に正しい日本語を教えるため、日本語の歴史や構造、発音、言語の理解や異文化調整、言語運用などのコミュニケーション能力、幅広い能力を必要とします。

日本語教育能力検定試験は「公益財団法人日本国際教育支援協会、独立行政法人国際交流基金」が運営管理を行っております。

公益財団法人日本国際教育支援協会、独立行政法人国際交流基金とは:
財団法人日本国際教育支援協会は昭和32年に設立された財団法人日本国際教育協会を平成16年に改組する。社会に貢献する各事業の発展に努力しています。

日本語教育能力検定試験

日本語教育能力検定試験ってどんな資格?

多くは日本語学校に常勤または非常勤講師として勤務し、授業やその準備、学生の悩み相談、テストの採点、進路生活指導などをこなします。大学の常勤講師になると日本語の研究などの業務もあります。

日本語教育能力検定試験の勉強法

過去問を中心に解いていき、わからないところは別のノートに取りなぜ間違えたのか、なぜこういう答えになるのかを参考書などで調べ、理解しそれを何度も復唱し同じ間違えをしないように気を付けていきます。このサイクルを何度も繰り返すことで知識を増やしていきます。当日はマークシート記入方式なので記入ミスや、問題の読み違いなど凡ミスをしないように気を付けないといけないです。

日本語教育能力検定試験の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

日本語教育能力検定試験の試験料

受験料は10600円です

日本語教育能力検定試験の年間試験回数

試験は年に1回行われています。

日本語教育能力検定試験試験科目等の内容

試験はⅠⅡⅢの3部で構成されており、午前中に行われるⅠは日本語教育の基礎知識を測定する試験を90分間行います。午後からは試験ⅡⅢが行われ基礎知識を音声で問われる試験Ⅱが60分、日本語教師として実践するための基礎知識が問われる試験Ⅲが120分行われます。回答はⅡ以外はマークシートです

日本語教育能力検定試験の難易度

日本語教師として働くためには必須の資格と言えます。日本語教育能力検定試験の合格率は20%ほどなので簡単ではないです。それを象徴としているのが範囲の広さ。日本の文化や地域、言語と社会の関係や言語習得、日本語の構造、コミュニケーション能力など幅広い範囲の中から選択されるとされています。また試験では聴解試験も用意されており、声が喉の何処をどう言う風に通ればどういう音が出るのかなど、喉の解剖図を覚えたり音声記号を覚えたりすることも必要となります。試験範囲が広いため長期的な勉強計画を立てる必要があります。

日本語教育能力検定試験の合格率

平均20%ほどで平成27年度は22.8%と簡単ではない合格率になっています

日本語教育能力検定試験の合格発表

12月に発表があります。合格者も不合格者もそれぞれに通知が届くのですが合格者には合格証書の入ったA4サイズの郵便物が届くのに対し、不合格者には不合格を通知するはがきのみとなります

日本語教育能力検定試験

日本語教育能力検定試験取得後の就職先・年収・報酬相場

日本語教育能力検定試験所持者の職業例

大学の留学センター常勤講師、日本語教育研究者、通訳、

日本語教育能力検定試験の取得に向いている人

海外から日本語を学ぼうと留学してきた生徒にとって講師の教える日本語はその生徒にとって日本語の土台となる生徒も多いです。生徒が日本語が好きになり日本語に関わる仕事に就けるようになるかどうかがここで決まってしまうといっても過言ではないです。そんな強い責任感を持った人が適しているといえます。また生徒がいい環境の中日本語を勉強できるよう生徒とのコミュニケーションも大切になります。異国の言語や文化、生活環境を理解し生徒といい関係を築くことで授業を円滑に進めることができます。

日本語教育能力検定試験と同じ分野の他の資格

中国語能力検定、英語検定

日本語教育能力検定試験の年収・給料相場

雇用先の形態や常勤、非常勤により大きく変化します。非常勤では1コマ1800円~2000円が相場です。夏休みなどの長期休暇に入ると仕事がなくなり、他の仕事をして生計を立てる方がほとんどです。生活に余裕がありこの仕事が好きな方にとっては週に2,3回の非常勤勤務は働きやすいようです。一方常勤講師になると年収は300万円から400万円になりますが、ほとんどの雇用先が非常勤講師講師を雇うため常勤講師への道のりは険しいです。また通訳や大学の留学センターの常勤講師、日本語教育の研究者などになると年収はさらに跳ね上がります。

日本語教育能力検定試験の現状

現状、日本語講師として生活をしていくのは大変です。求人のほとんどは日本語学校での非常勤講師としてでその相場は1コマ1800円~2000円ほどです。春休み、夏休み、冬休みの間は授業がないため仕事はありません。多くの方が年収100万円ぐらいです。常勤講師に採用されると月20万円ほどに上がりますが、それでも家庭を持ち一家を支えていくには厳しい金額と言えます。日本語講師の男女比で女性が8割を占めるのも納得できます。一方海外に目を向けてみるとインドネシアやフィリピンなど東南アジアでは日本語講師の需要は高いですが給料は安いです。ただ現地の物価も安いため生活するには困らないですが、帰国してからの生活に困るという声が多いです。アメリカやヨーロッパでは需要が少ないうえに能力の高い日本語講師がすでに在住しているため狭き門となっています。そんな厳しい世界の中でも自立していけている日本語講師の方はおられます。日本語講師としてやっていく覚悟と強い意志がなければ、この仕事はつとまらないでしょう。

日本語教育能力検定試験の将来性

国内の政治情勢や災害などで外国人留学生が減少傾向にありましたが、留学生30万人計画を発表して以降外国人留学生は増加傾向にあります。日本のレベルの高い教育を希望する方やキャリアアップのために日本語を学びに来る留学生が多いようです。国外ではインドネシアやフィリピンへの日本企業進出とともに日本語講師の需要も高まっています。需要は国の情勢とリンクしているようです。

日本語教育能力検定試験所持者の独立について

資格習得後は日本語学校を開校したり、日本語講師育成、教材作成、著書を執筆、通訳などがあります。問題を解説したり、講師を教えるわけですからかなりのスキルを要求されます。それに加え生徒を集める経営力も必要となります。

日本語教育能力検定試験を所有している主な著名人

該当なし

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