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翻訳家になるための学校や有名な翻訳家についてご紹介

更新日:2019-05-15

翻訳家になるための学校や有名な翻訳家についてご紹介

海外の映画や書籍などを私達が楽しめるように外国語の翻訳を行う翻訳家

特に語学に興味のある方にとっては人気のある職業です。

実は翻訳家として働く際にはフリーランスや副業など実に様々な働き方があります。

そこで、翻訳家になるためのオススメの学校や世界中で活躍している有名な翻訳家について紹介します。

ぜひ参考にしてください。

翻訳家とは?

翻訳家

皆さんもご存知かと思いますが、翻訳家は外国の書籍や映画、その他文芸作品などを日本語に訳する職業です。

翻訳家の種類には小説や書籍などを翻訳する「文芸翻訳」、学術論文などの翻訳を行う「実務翻訳」そして、海外映画やドラマなど映像作品の日本語字幕をつける「映像翻訳」の主に3つの分野があります。

翻訳家は基本的に英語から日本語への翻訳が最も一般的ですが、日本語から英語への翻訳、また、中国語やスペイン語などあらゆる言語を用いて翻訳する翻訳家も存在します。

翻訳家としての働き方は様々

翻訳家は基本的に翻訳の関連会社で従業員としての働き方が一般的です。

しかし、将来的に独立してフリーランスとして働くことを目指している方がほとんどとなります。

また、全く別の業界にいる人間が副業として始めるケースも決して珍しくはなく、特に語学に興味のある方にとってスキルをそのまま業務に活かせることから翻訳家は大変人気の職業です。

中には、語学系の関連職業である「通訳」と兼業し活躍している翻訳家の方もいます。

翻訳家として働く苦労ややりがい

翻訳家の世界では実力が全てであり、たとえ語学力が合ったとしても必ずしも翻訳家として活躍できるわけではありません。

また、翻訳家として働き始めても一人前になり作品や実力の評価を得られるまでは非常に低い給与で働く必要があるため、金銭面でも苦労を強いられることも決して珍しくはありません。

また、フリーランスや副業の翻訳家として働く場合は、文字数×単価で収入が決まることが多いため十分な収入を得ることが難しいのが現状となっています。

しかし、翻訳家を目指している人に共通することは外国語や映画、文化などに興味がありそれらが好きということです。

そのため、翻訳家として活躍することになればより多くの翻訳活動をすることができ、自分が好きな海外文化や海外作品等に触れながら仕事をすることができるため、それが仕事のやりがいにつながります。

翻訳家になるには?

副業やフリーランスなど多様な働き方ができるという魅力もある翻訳家。

翻訳家になるには特別な資格等はなく、翻訳会社に登録すれば翻訳家として働き始めることが可能です。

しかし、言うまでもなく業務において高度な語学スキルはもちろんのこと、ただ単に訳すのではなくしっかりと文芸作品や書籍の内容を解釈した上で翻訳するスキルも必要となります。

そのため、英語の場合は英検1級、TOEIC900点以上が翻訳家になるために最低限必要な語学力と言われています。

翻訳家になるためのオススメの学校

翻訳家は未経験でも十分な語学スキルさえあれば仕事をもらうことができます。

しかし、やはりプロの翻訳業務はただの日本語訳とは異なり特別な知識とスキルを必要とするため、多くの方は大学や専門学校等で英文学科などを卒業し翻訳家になるためのスキルを磨きます。

翻訳家を目指すためにオススメの学校は、一般大学の場合

・東京外国語大学
・神田外語大
・獨協大学

の翻訳家関連学部がオススメで、専門学校の場合は

・日本外国語専門学校
・神田外語学院
・外語ビジネス専門学校

などが挙げられます。

世界で活躍している有名な翻訳家をご紹介

翻訳家

日本では世界で活躍している翻訳家がたくさんいます。

そこで、有名な翻訳家について3人紹介します。

有名な翻訳家1:戸田奈津子

戸田奈津子氏は日本における映画字幕翻訳の第一人者でこれまでに数多くの有名作品の字幕翻訳をしてきました。

映画翻訳家協会元会長を勤めながら現役で活躍しています。

代表作の中には、「ロード・オブ・ザ・リング」や「パイレーツオブカリビアン」、「スター・ウォーズシリーズ」など数多くの有名ハリウッド映画作品の翻訳を手がけ、また通訳としても活躍しハリウッドセレブであるトム・クルーズなどとはプライベートでも親交を深めています。

有名な翻訳家2:村上春樹

日本国内に留まらず世界中で小説家として活躍する村上春樹氏はアメリカ文学の有名な翻訳家としても知られております。

村上春樹と聞くと誰もが知っている小説家ですが、実は翻訳家としての活動の方がより多くの人に認知されております。

文学翻訳の代表作の中には、「グレートギャツビー」「大聖堂」「キャッチャーインザラン」「ロンググッド・バイ」などが挙げられ、自ら手がけた日本語小説の英語翻訳も数多く手がけております。

有名な翻訳家3:柴田元幸

柴田元幸氏も日本で有名な翻訳家の一人で、現在は東京大学名誉教授、アメリカ文学の研究者であり翻訳家としても活躍しています。

柴田氏は「解釈ではなく感受」ということを念頭に置き翻訳活動を行い私達日本人が外国語作品を読んだときにすんなりと理解ように翻訳を行うため、その点において多くの読者から評価を得ています。

柴田氏の代表作の中には、「トムソーヤの冒険」「オズの魔法使い」など誰もが知っている文学作品の翻訳から「モンキービジネス」「パルプ」など現代アメリカ文学の翻訳も行っています。

翻訳家になるための学校や有名な翻訳家まとめ

今回は翻訳家になるためにオススメの学校や世界で活躍している有名な翻訳家について詳しく紹介しました。

語学や外国文化に興味のある方にとって翻訳家の仕事はスキルをそのまま仕事に活かせる職業であるため大変人気のある分野となっております。

しかし、翻訳家として一人前に活躍するためには相当な実務経験やキャリアが必要となり、駆け出しのころは給与の面で苦労することも多々あります。

翻訳活動に携わりながら実力を付け、将来的にフリーランスなど独立して活動できるようになれば給与の面でも非常に安定し、より多くの翻訳活動に携わることができるためそれがそのまま仕事へのモチベーションにつながります。

将来翻訳家を目指している方は以上で紹介したことをぜひ参考にしてください。

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