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【TOEICvsTOEFL】高得点を狙うならどっちがおすすめ? 

更新日:2019-03-13

【TOEICvsTOEFL】高得点を狙うならどっちがおすすめ? 

日本貿易振興機構の調査では近年、「今後海外進出・拡大を図る」という企業は6割を超えています

グローバル化が企業の生存確率向上の一手となった今、英語の出来る人材は引く手数多です。

今回はTOEICとTOEFLに関して、どちらが高得点のスコアを取りやすいのか、オススメを紹介致します。

TOEICとTOEFLの違いは?

英語イメージ 

ズバリ、TOEICとTOEFLの違いとは、「受験目的」の違いにあると思います。

日本では有名なTOEICですが、グローバルスケールで見ると全く有名ではありません。

韓国、中国では認知度がそこそこあるようですが、欧米では知る人は殆どいません。

では、なぜ、みんなこぞってTOEICを受けるのかと言うと「就活に有利だから」これ以外にありません。

「英語力を身に付けたい」、「外国人と話をしてみたい」というような理由よりも「就活での有利」を目的として受ける人が殆どになります。

なぜ、TOEICなのかと言う事に関しては意見が分かれる所だと思いますが、筆者の考えでは「わかりやすい点数配分」にあるのではと思います。

TOEICの点数配分は5点刻みの990点満点になっており、英語力の有無の判断がつきやすく人事の選考判断が非常にしやすいです。

例えば、TOEFLのIBTで100点でしたと言われても殆どの人はIBTがそもそも何なのか解らないですし、何万と送られてくる履歴書にかける時間は1分もありませんので、あらかじめ、800点以下は不採用という篩がかけやすいのです。

会社の人事が勉強不足という事はわりかし良くある事です。

TOEFLやHSKなどに知識が無く、1から説明しても無関心な返事を返される事も珍しくありません。

しかしTOEICに関しては、人事担当者も受けた事がある可能性が高い為、目を引くのです。

一方、TOEFLですが世界で最も広く受け入られている英語能力試験です。

130カ国、10,000以上の大学や機関に認められています。

日本では主に「留学する為」の判断基準に使われます。

TOEFLは四種類のテスト形式があり、それぞれ点数配分が異なります。

この統一されていない形式が日本に浸透しない理由の一つかと思いますが、「英語が得意」と胸を張れるのはTOEFLです。

グローバル化を進める企業なら是非ともTOEFLに関しても判断基準の一つとして頂きたいのですが、今の所彼らの中では「留学」と「TOEIC」が英語力の判断基準となっています。

試験内容の違いは?

試験内容の違いを下記にまとめました、TOEIC、TOEFL共に一番受験者が多い試験のみピックアップしています。

[TOEIC] リスニング&リーディグテスト
試験内容 リスニング・リーディング
問題数 200問(リスニング100問・リーディング100問)
試験スタイル 筆記
解答時間 リスニング45分・リーディング75分
点数配分 5点刻み
満点 990点
費用 ¥5,725円(税込)
受験者 就活目的・社内での目標や目的
[TOEFL] IBT
試験内容 リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング
問題数 約25~30
試験スタイル インターネット
解答時間 max4時間30分
点数配分 各パート30点
満点 120点
費用 ¥23,000円(変動あり)
受験者 外資系・留学・移住

どちらを受けたら良いの?

高得点を狙うのであれば断然TOEICです。

恐らくTOEFL受験者の全ての人が感じると思いますが、TOEICの方が試験対策がしやすく、短期間で高得点に繋がりやすいです。

しかし、上記でも述べましたが「留学をしたい」「英語を喋れるようになりたい」という目的があるなら、TOEICはオススメしません。

「安い」「勉強しやすい」「知名度」のあるTOEICに関して詳しく説明していきます。

TOEICの勉強法は?

TOEIC勉強法

TOEICの勉強法に関しては無数の書籍が出ており、参考書系の書籍の中でも特に書店でのブースが大きいと思います。

筆者も10冊以上は読みましたが、正直あまり参考にはなりませんでした。

勉強に「楽して〜」や「読むだけで〜」のような横着は辞めた方が良いです、地道に勉強しましょう。

そういった本よりも「過去問」をひたすら解く事が大事だと思います。

リーディングのセクション1〜2までは考えるよりも熟語や文章の使い方を知っているかが大事だと思いますので、セクション1〜2のみの参考書の丸暗記をオススメします。

TOEICは時間との戦いです。

リーディング75分は時間配分を考えないと確実に時間が足りません。

初見で受ける方がまず口にするのが、「時間が足りなかった」です。

TOEICは考える時間を与えないテストです。

セクション3以降の問題は英語の文章が長くなります。

ここで大事なのが「設問を見てから、斜め読みする能力」です。

ここら辺が良く書籍で目にする「TOEICのテクニック」です。

しかし、本を買う必要はありません。過去問をひたすら解けば傾向が分かってきます。

問題文は変わっても聞かれている内容は大抵一緒で、5W1H以外に設問は出てきません。

現代国語のように、心情や動機は問われません。

リーディングは読解よりも情報を読み取る能力が大事だと思います。

リスニングに関しても同様の事が言え、過去問を何度も解くにつれ聞かれる事がだんだん分かってきます。

正直、リスニングの内容なんて解らなくても5W1Hを気にしていれば解ける事が多いです。

そのためには「接続詞」を注意して聞きましょう。

様々な書籍に書いてある、ありきたりなテクニックですが、過去問を解いているうちに知らず識らずの内に身につけているテクニックだと思います。

とにかく過去問を解きましょう。

最初どれだけ点数が悪くても、全く解らないとしても私は過去問から勉強する事を強くおすすめ致します。

高得点を取る必要性に関して

高得点を取る必要があるのか?について繰り返し受験をされる方は一度は考えるのではないでしょうか。

貴重な大学時代を就活だけのTOEICに費やすのはどうなのか。

英語力が身につかないのなら、結局スコアの肩書き以外に自分には何も残らないのではないか。

一度は考えます。

実際その通りです。

TOEICが800点の新入社員よりも、月に3回海外出張に行っている高卒のおじさん社員の方が喋れたりする事は多々あります。

人事選考でも目を引くのはTOEICよりも「海外留学経験」です。

しかし、TOEICが高得点の人は「TOEICの勉強が好き」「英語が好き」という方が多いです。

好きだから、学ぶ事が苦にならない人達です。

確かにTOEICの高得点は就活の選考基準の一つではあります。

しかし、面接で問われる、なぜ頑張ったのか?に関して「就活で有利だから」なんて答えは論外です。

どんな会社に入ろうが大きく給料に差がつくのは入社後からの努力です。

高得点のステータスばかりに目を向けず、入社後も努力し続けられる会社や本当に好きな事を見つけそれを極める事が一番大事です。

TOEICとTOEFLまとめ

今回はTOEICとTOEFLの違いとオススメするTOEICに関して紹介させていただきました、

筆者の持論がかなり含まれていますので、考え方や勉強方に違いがある方はそのスタンスを崩さずに勉強をして欲しいです。

しかし、TOEICが世界的には有名では無い事に関しては、知っておくべき情報だと思います。

「グローバル化」という言葉が一体何を指すのかと言う事について高得点を目指すにあたり考えて欲しいと思います。

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