カフェでバリスタのバイトをしたことがある人は多いと思います。
その中には将来はバリスタとして自分のカフェを持ちたい!と思う人もいるんじゃないでしょうか?
けれどカフェを経営するにあたってに必要な資格、資金がわからない、またお客さんが入って来るにはどういうお店を作ればよいか、そんな疑問に対する記事を書きました。
またバリスタの仕事や収入、やりがいや大変なことも一緒に紹介します。
バリスタってどんな仕事?

エスプレッソやラテなど、コーヒーやノンアルコール飲料を提供する人をバリスタと言います。
バリスタはコーヒー豆を挽き、抽出してコーヒーを作ります。
作りたい味によって豆や挽き方を変えるこだわりを持って仕事をするバリスタもいます。
バリスタに向いている人
バリスタに向いてるのは
・コーヒーが好きな人
・カフェや喫茶店が好きな人
・勉強熱心
・接客が好きな人
です。
コーヒーやカフェに興味があって接客が好きな人に向いてる仕事です。
バリスタとしてカフェ経営者に向いてる人
カフェ経営者に向いてる人は上の3つに加え、
・組織を作る事が出来る人
・人事管理ができる人
・人に指導ができる人
・責任感がある人
が向いてます
店を持つと従業員を管理する必要が出てくるので、「好き」という気持ち以外にも人事能力や経営能力が求められます。
カフェを経営するのに必要なものは?
アルバイト等でバリスタとして仕事した事はあるけど自分でカフェを経営するとなると何をしたらいいいかわからない…
カフェについてよく知らないけどカフェを経営してみたい!
そんな疑問を解決しました。
カフェを経営するのに必要な資格
バリスタとしてカフェで仕事をするだけでしたら資格は必要ありません。
しかし、カフェを開業することになると飲食店の店長としていくつかの資格が必要になってきます。
食品衛生責任者資格
カフェの店長が必ずしも持ってなくてはいけない資格ではないですが、店を開業すると従業員の中で「食品衛生責任者」が一人必ず必要になります。
食品衛生責任者資格を取得すると食品衛生責任者と認定されます。
食品衛生責任者資格は1日の講習で修了する比較的取得しやすい資格です。
防火管理者
こちらも必ずしも店長が持ってなくてはいけない資格ではないですが、カフェの収容人数が30任以上の場合、最低一人は従業員が「防災管理者」である必要があります。
防災管理者は法人が催すする防火管理者講習を受け、試験に合格して認定されます。
カフェの収容人数が30人未満の場合この資格は必要ありません。
その他もっておいて良い資格
必ずある必要はないですが、「日商簿記」と「調理師免許」があると便利です。
簿記とは、毎日の売り上げや支払いを「複式簿記」のルールで記録していく金銭管理の方法です。
青色申告の際には複式簿記が必要になるため、日商簿記を受験し簿記に関する知識を付けると良いでしょう。
調理師を名乗るには調理師免許が必要です。
調理師免許を取得すると、調理に関する知識が身につく、調理師免許という資格で信頼を得られカフェを経営していく中で役立ちます。
バリスタとしてカフェを経営するのに必要な資金
カフェを開業するにあたって、どうしても気になるのは開業資金だと思います。
ここではカフェを開業する際に必要な初期費用をまとめました。
移動(車両)カフェの開業資金
移動型カフェは様々な店舗形態の中で最も初期費用が抑えられる形態です。
内訳 | 金額 |
---|---|
車両費 | 200万円 |
消耗品(材料、食器etc) | 40万円 |
広告宣伝費 | 10万円 |
運転資金 | 150万円 |
合計 | 400万円 |
自宅カフェの開業資金
移動カフェと比べ、内装や設備にお金がかかります。
内訳 | 金額 |
---|---|
内装工事費用 | 300万円 |
設備・備品(シンク、冷蔵庫、家具etc) | 150万円 |
消耗品(材料、食器etc) | 40万円 |
広告宣伝費 | 10万円 |
運転資金 | 200万円 |
合計 | 700万円 |
独立店舗カフェの開業資金
独立店舗を開業する際の初期資金です。
内装工事費用・設備備品資金が自宅カフェより大幅に値上げする事に加え、家賃で多大な額が必要になります。
BBB | AAA |
---|---|
家賃&敷金礼金&仲介手数料 | 225万円 |
内装工事費用 | 600万円 |
設備・備品(シンク、冷蔵庫、家具etc) | 300万円 |
消耗品(材料、食器etc) | 55万円 |
広告宣伝費 | 20万円 |
運転資金 | 300万円 |
合計 | 1,500万円 |
バリスタとしてカフェを経営するのに最も必要なもの
カフェを経営するのに最も必要なものは責任感です。
いちバリスタとして仕事するのとは違い、自分のお店を育てていくには沢山の責任を伴います。
自分の店に責任感をもって仕事をする事で、スタッフへの指導、接客への態度、店の品質を維持できるでしょう。
カフェを経営すると

カフェ経営に必要なものを揃えいざ開業!
しかし、その後の仕事や収入はどんなものでしょうか?
ここではカフェを開業した後に行う仕事や収入についてまとめました。
カフェを経営するバリスタの詳しい仕事内容
カフェの店長になるとコーヒーや軽食を提供する仕事に加え、店長としての仕事も加わってきます。
カフェ店長の仕事としては
・お客様への接客・提供
・スタッフの採用・育成
・備品や設備のメンテナンス
・食材の発注
・賞味期限の管理
・売上チェック
・お店の雰囲気作り
があります。
お店を持つとなると、食材から人まで沢山のものを管理していかなければなりません。
カフェ経営者バリスタの収入は?
小・中規模のカフェの経営者の年収は一般的に200~500万だと言われてます。
経営者は自分で店を維持する必要があるので年収が200万円だと少し厳しいです。
カフェ経営者は苦しいと言われていますが、利益があがらない原因として客単価が悪い、回転率が悪いといったことがあげられます。
お酒がメインでしたら沢山飲むお客様もいますが、ノンアルコールの飲み物を何杯も飲むお客様はあまりいません。
また、カフェだと長居するお客様もいるので、席が回転しません。
お客さんが入って来るカフェとは?
それではどうしたらお客さんが入って来るのでしょうか?
ここでは小・中規模のお店でもお客様を呼ぶための対策を紹介します。
大手にはないオリジナル性
知名度では大手チェーンには敵わないですが、大手チェーンにないニッチな需要を満たすことでお客様を獲得します。
大手チェーンは幅広い層のお客様に向けて商品展開がされているので、ターゲットを決めてお店のコンセプトを決めてオリジナル性を出します。
リピーターがたくさんいるお店
お店にお客さんを沢山入れるためには、何といってもリピーターの存在が重要です。
リピーターが来るお店の条件としては
・スタッフ同士の仲が良い
・店の雰囲気が明るい
・お客様と店員の関係が良い
・お客様が口コミで宣伝してくれる
・地域にとって大事な店になる
があげられます。
スタッフ個人がお客様を持っているお店
お客様はお店ではなくスタッフの客となる事が多いです。
スタッフ達がお客様を満足させる仕事が出来るか否かがお店の経営を左右します。
お客様の要望に柔軟に応え、満足度の高い接客を心がけましょう。
注意!すぐに閉店するカフェ
繁盛するお店の特徴を書きましたが、逆にお客様が入って来ずに長く続かないお店とはどんなものでしょうか。
すぐ閉店するお店の特徴には
・お店にオリジナル性・コンセプトがない
・リピーターが獲得できない
・スタッフの接客が行き届いていない
・初期投資にお金を使いすぎ
があげられます。
事業に計画性がなく、お客様がお店にいたいと思えないカフェはすぐ閉店するようです。
バリスタになるには?必要な資格やカフェを立ち上げるための資金まとめ
バリスタになるには資格はいりませんが、カフェを開業する為には一店舗につき一人ずつ食品衛生責任者と防火管理者が必要です。
開業資金は店舗形態によりますが、独立店舗になると1,500万円位は欲しいですね。
カフェの経営者はお客様の接客に加え、お店を管理する仕事があります。
良いお店作りはお客様が入って来るカフェに必要不可欠です。
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