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アクチュアリーの年収は海外勤務で3000万越え?実際の平均年収は?

更新日:2023-11-29

アクチュアリーの年収は海外勤務で3000万越え?実際の平均年収は?

「アクチュアリー」という言葉を聞いたことがあっても、具体的な仕事内容や給与額は知らないという方もいますよね。

実際にアクチュアリーの年収はサラーリーマンの平均年収より何倍も高く、余裕を持った豊かな暮らしを送ることができます。

しかしアクチュアリーの資格を取るまでの道のり、実務が始まってからの環境は過酷と言われてます。

今回はアクチュアリーとして日本と海外で勤務した場合の年収比較や仕事内容をご紹介していくので、是非参考にしてくださいね。



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そもそもアクチュアリーとは

「アクチュアリー」とは数理業務の専門職です。
統計学や確率論を用いて不確定な未来の事象を予測して対策する専門家的な役割を果たします。

企業の決算業務や保険金などの財政状態をチェックし、良い状態に保たなければならないため責任は重大です。

しかしその分自分のスキルを存分に発揮し会社に貢献できた際のやりがいは大きいでしょう。

アクチュアリーとして活動できる場所

上記でご説明したように数理業務で活躍できるアクチュアリーですが、実際に活動できる場所はどんな場所があるのでしょうか。

ここからはアクチュアリーとして活動できる様々な分野をご紹介していきます。

生命保険分野

生命保険会社は加入者全員に公平に保険料を負担してもらい、もし交通事故や病気などの命の危険に関わる出来事が起きてしまった際に金銭の保障を約束している会社です。

そのためアクチュアリーは会社全体の収支のバランスを把握・分析し、将来起こりうる事象を予測して給付金や保険金に必要な資金を算出することが主な業務となっています。

損害保険分野

損害保険とは偶然の出来事によって起こりうる様々なリスクを考慮し経済的な損失を補償するサービスのことです。

そのためアクチュアリーはぞれぞれの事故の発生率や事故にあった際の必要な資金を統計的に計算しながら商品開発や保険料の設定などを行っていきます。

年金分野

年金分野のアクチュアリーは国民年金などよりも企業が従業員に対して行っている年金制度に携わることがほとんどです。

日本の年金制度は重要な課題としてとして扱われていることも多いため、その専門家としてアクチュアリーには年々高度なコンサルタント能力が求められています。

リスクマネジメント分野

アクチュアリーは保険・年金分野だけではなく、企業のリスクマネジメントも行っています。

リスクマネジメントは年々企業の間で重要視されるようになってきています。

アクチュアリーはその企業業務の全てのリスク管理を行い、企業全体の底上げと収益化を図るため重要な役割を担っています。

アクチュアリーの平均年収はどのくらい?

企業の重要な役割となり、海外勤務だと年収も3,000万円超えといわれているアクチュアリーですが、実際の平均年収はどのくらいなのでしょうか。

ここからはアクチュアリーの平均年収をご紹介していきます。

日本と海外での平均年収

最初に日本と海外(アメリカ)の平均年収を比べてみましょう。

以下はこちらのサイトを参考に独自で計算した年収になります。

経験年数 日本の平均年収 海外の平均年収(アメリカ)
0~2年 500万円 800万円
2~5年 700万円 1,100万円
5~10年 930万円 1,580万円
10~15年 1,100万円 1,930万円
15~20年 1,220万円 2,030万円
20年以上 1,340万円 2,200万円

あくまでアメリカとの比較になりましたが、経験年数によっては約1,000万円もの差が出ています。

日本で貴重な人材として扱われているアクチュアリーですが、アメリカではその価値は日本以上でより高待遇な扱いになるそうです。

より高待遇な場所で仕事をしたい方は海外に行くのがおすすめですが、今回比べた日本とアメリカでは同じアクチュアリーでも資格の種類が違うので注意しましょう。

アクチュアリーになるためには?

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ここまでアクチュアリーの年収や仕事内容についてご紹介してきましたが、実際にアクチュアリーになるためにはどのように資格取得していけば良いのか気になりますよね。

ここからは日本と海外(アメリカ)でアクチュアリーになる方法や資格の違いについてまとめているので確認してみてくださいね。

日本でアクチュアリーになるには

日本でアクチュアリーになるには、まず公益社団法人 日本アクチュアリー会主催のアクチュアリーの資格試験に合格しなければいけません。

受験資格は大卒以上のため、それ未満の学歴だと受けることすらできません。

試験は年に1度12月に行われ、準会員になるための1次試験と正会員になるための2次試験の2種類があります。

1次試験では基礎的な能力を確認する数理5科目から構成されています。

一方2次試験はさらに高い問題解決能力が求められるため、全科目合格に最低でも2年はかかります。

ただ、これはあくまで最短の期間であり実際に2年で合格できる人は少なく、ほとんどの人が資格取得まで平均8年かかるといわれています。

海外(アメリカ)でアクチュアリーになるには

海外(アメリカ)でアクチュアリーになるには海外業務に携わる際の必須資格として扱われている、米国アクチュアリー会の試験「SOA」に合格する必要があります。

「SOA」は多くの国に認められているため、海外のアクチュアリー業務に関わる際に保有しておくことで有利に役立ちます。

また日本のアクチュアリー試験は年に1回のみの実施ですが「SOA」は1次試験が年に数回、2次試験が年に2回と、1年に受験できる回数が多くなっています。

試験内容は日本の1次試験の基礎知識とあまり変わらず、2次試験では国ごとの法律により違う会計制度の問題が出されます。

さらに世界共通の資格ということもあり英語に対応して問題を解かなければいけないので、学ぶ負担は日本の試験より大きくなるでしょう。

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アクチュアリーに将来性はある?

資格取得も難しく、高度な専門知識やスキルが求められるアクチュアリーですが、せっかく資格を取得するなら今後も将来性があるのか考えてしまいますよね。

アクチュアリーの仕事内容の多くが様々な数値やデータを使用し、将来の事象を予測することです。

しかこのような分野はAIも得意としているので、将来的にアクチュアリーの仕事はAIに奪われてしまうのではないかと予想されています。

実際に近年、徐々に現場にAIの導入を行い、今まで時間のかかっていた作業の効率化を図ろうとしている企業も多いため、可能性は高いでしょう。

しかし、AIには出来ずアクチュアリーには出来る仕事もあります。

それは経済の動向を読み取りながらマーケティングをしたり、人に説明するときに誰でもわかりやすく理解できるように伝えることです。

アクチュアリーはただ統計をまとめたり予測したりするだけではなく、人対人のコミュニケーションスキルも必要です。

そのためこれからアクチュアリーとして仕事をしていきたい方は、人間よりも数値や分析に長けたAIと人間ならではの感性をもったマーケティングを組み合わせていくことで、有能なアクチュアリーとして活躍できるでしょう。

アクチュアリーの年収まとめ

いかがでしたでしょうか。

アクチュアリーになるまでの道のりは険しく、企業での役割も重要となってくるので、精神的にも体力的にも厳しい環境です。

しかしアクチュアリーの海外平均年収は3,000万円とまではいきませんが、十分高い水準にあるため、興味のある方は是非資格取得を目指してみましょう!