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【2021年】簿記検定試験の日程 全商簿記、工業簿記とは?

masman

by sayu

更新日:2021-01-30

簿記とは、ただ日々の売り上げを計算する手法ではありません。仕入れや売り上げ、利益率などお金の動き全体を分析・把握するために必要なスキルです。ここでは2021年の簿記の試験日程や、全商簿記や工業簿記についてご紹介します。

       

「簿記」という言葉は聞いた事はあっても、意外と馴染みは薄いかもしれませんね。

商業系の高校に通う人や、経済や経営、商学部に通う人達であればものごとを考えるベースとして「簿記」は存在します。

商業系の学校では社会に出る前に簿記3級、2級は取っておきたいなどと目標にされることも多いですが、簿記はどんな人でも取っておくとより会社を理解することができるためとてもおすすめの資格です。

簿記とは

簿記の入力中

簿記とはあらゆる企業、商売を行う事業者において、「日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能」です。

簿記を学ぶと、会社を運営するために必要な会計知識を得ることができ、すなわち様々な企業の財務諸表を読みと事もできるのです。

財務諸表が読めると、材料費や人件費などのコスト感覚が分かり、それぞれの企業の経営体質や基礎的な経営管理能力が身に付くようになります。

このような能力は全ての社会人に役に立つため、少しでも興味がある方は是非チャレンジする事をお勧めします。

簿記の必要性

簿記をあまり知らない人は、簿記がショップやスーパーのレジと同じような計算をしているものと思われていることがあります。

実際、簿記は商品の売り上げなども計算しますが、会社を運営する上で必要な経費と利益、そして収益を商品の仕入れや人件費、光熱費などに分類して計算していきます。

計算自体はエクセルなどで自動計算してもらえますが、それぞれの分類は人が考えて仕訳なければならないものが多いです。

また、もしこうした会計事務を行う可能性が無かったとしても、損益計算書や決算書などを読み取るために簿記は必要になります!

会計系資格の登竜門

簿記は、公認会計士や税理士のような国家資格を目指す人にとっても超基本的で必要な内容となっています。

長い目で見て会計系の職業に付こうと検討している人にとっては必ず取得しておきたい資格です。

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日商簿記、全商簿記の違い

商業高校の生徒

簿記の資格と言っても、実はいくつか種類があります。

有名なのは日商簿記、全商簿記です。それぞれ簡単にご説明します。

日商簿記とは

日商簿記とは、日本商工会議所が主催する「日商簿記検定試験」のことであり、大学生や社会人が受験する事が多いです。

内容も、先に触れました通り社会人として必要なスキルであり、財務諸表が読めるようになるとそれぞれの企業の経営体質が分かるようになったり、独立する時にも非常に役に立つでしょう。

全商簿記とは

全商簿記とは、「簿記実務検定試験」といい、全国商業高等学校協会が主催し受験するのも商業高校に通う学生です。

高卒で就職する学生の方には取っておくと就職に有利に働く資格と言えるでしょう。

商業簿記、工業簿記とは

加工業の仕入れ中

更に、試験の内容は大きく商業簿記、工業簿記とレベルが分かれます。

ちなみに日商簿記、全商簿記は試験そのものが異なりますが、商業簿記と工業簿記は試験内容の話になります。

商業簿記とは

商業簿記は、仕入れたものをそのまま売るだけの工程を記録していくので基調内容もシンプルです。

いつにいくら仕入れて、いくつどの商品が売れたか。そして売上がいくらになったのかをまとめていきます。

工業簿記とは

工業簿記とは、簿記の基礎である商業簿記の応用編として存在します。

しかし、工業簿記は主に製造業のといわれる仕入れて、加工してから販売する業者が使用する少し複雑な形式です。

どうして複雑になるかというと、加工販売する企業では、商品の原価を計算しなくてはなりません。

1つの商品をつくる為に必要となった材料費や人件費、光熱費などを計算する事ができるのが工業簿記です。

簿記試験の内容、日程

ここでは具体的な簿記試験の出題内容や日程についてご紹介します。

試験内容

簿記試験の出題内容はレベル別に大まかにかぶってきます。

先ほど紹介した商業簿記は全ての基本となるためどの級でも出題されますが、工業簿記は応用編なので2級以上で出題されます。

  • 1級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算
  • 2級:商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算・商業簿記標準・許容勘定科目表
  • 3級:商業簿記・会計学・商業簿記標準・許容勘定科目表

試験日程

2020年度の日商簿記試験の開催日程をご紹介します。

年間3回の実施ですが、1級のみ年に2回しか受験できませんのでご注意ください。

また、2020年度においてはコロナウィルスの影響を受ける可能性が高いので常に最新の情報を確認するようにしてください。

【2020年度試験日程】

  • 2020年6月14日(日) 第155回 1〜3級
  • 2020年11月15日(日) 第156回 1〜3級
  • 2021年2月28日(日) 第157回 2〜3級

※2020年5月7日現在全て実施予定

受験料

  • 1級 7,850円
  • 2級 4,720円
  • 3級 2,850円

※全て税込み価格です。

参考:

商工会議所の検定試験 2020度試験日程カレンダー

簿記の合格率

簿記の試験は難しいのでしょうか。ここでは過去2018年6月から2020年2月に実施された6回分のデータから、各級別の合格率をご紹介します。

3級は、43%~56%を推移しており、およそ受験者数の半分くらいは合格しています。

2級は、12%~28%です。直近3回分の試験では25%を超えてきているので少々難易度は落としているのかもしれません。

そして、1級は6%~13%程度を推移していますが、ほぼ1ケタ台の合格率です。

簿記は独学で学べる?

簿記を学ぶには市販されている教材を使用して自分で学ぶ事も可能です。

しかし、意外と貸借対照表へどう振り分けていけばいいのか分からない問題が多く出てきます。

また、それらの微妙な振り分け方の違いが中々理解できず学習が進まないことは実は非常に多く挫折してしまう人も多いです。

そこでおすすめなのは通信講座です。

通信講座であれば、質問機能などもついて自宅で学習できるため安価に利用して頂けるためおすすめです。

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【2020年】簿記検定試験の日程 全商簿記、工業簿記とは?まとめ

簿記のテスト

いかがでしたでしょうか。

日商簿記と全商簿記の違いや工業簿記とは何か分かりましたか。

簿記は多くの社会人にとって、より企業の経営状況を理解するためにも必要な知識ということが分かりました。

2020年はコロナウィルスの影響を受け、様々な試験が延期や中止が発表されていますが、現状では簿記の試験日程は予定通り実施されそうです。

引き続き最新の情報に注意してください。

簿記の学習は独学でもできますが、2級や1級を受験する方はかなり難関な試験になるため講座を利用する方が安心して試験に臨めるでしょう。

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