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司法予備試験の持ち物とは?短答式論文式で異なる?試験前に準備するもの

更新日:2024-03-05

司法予備試験の持ち物とは?短答式論文式で異なる?試験前に準備するもの

司法予備試験の試験日も近づき、緊張感が高まっている方も多いのではないでしょうか。

当日に備え持ち物を揃える必要があるものの、何を持ち込んでも良いのか禁止されているものはあるのか今ひとつ情報が曖昧です。

そこで本記事では「司法予備試験に持ち込みが可能なものと禁止されているもの」についてご紹介します。

短答式・論文式・口述式試験それぞれにおいて異なる持ち物はあるのかどうかについても解説します。

落ち着いて本番を迎えるためにもしっかりと最後まで確認しましょう。


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司法予備試験当日の基本的な持ち物

司法予備試験当日の基本的な持ち物

試験当日はなるべく荷物を減らしたいという方でも、最低限持参しなければならない持ち物があります。

こちらの項目では、「司法予備試験において基本的に必要な持ち物」について以下の2つをご紹介します。

  • 予備試験の受験票
  • 筆記用具類

上記は必ず持ち込む必要があるので事前にチェックしておきましょう。

予備試験の受験票

最も重要な持ち物が「予備試験の受験票」です。受験票は普段の学習では必要がないため、1週間前までには用意し前日に再度確認すると良いでしょう。

また、受験票は短答式試験・論文式試験・口述試験それぞれの試験にて必要となります。論文試験と口述試験は以下のようにそれぞれ一つ前の試験の成績通知と合わせて発送されます。

交付物 交付時期
短答式試験受験票 令和6年6/21(金)
短答式試験合格通知書兼論文式試験受験票 令和6年8月中旬
論文式試験合格通知書兼口述試験受験票 令和6年12月下旬

参考:令和6年司法試験予備試験

そのため、論文式試験を受ける際には短答式試験と論文式試験どちらの受験票も手元にありますが、間違って短答式を持って行かないようにご注意下さい。

万が一、受験票を忘れたもしくは紛失した場合には、仮受験票の交付のために時間を有するため、必ず無くさないようにしましょう。

また、万が一忘れた場合に備えて受験番号の控えを用意しておくと安心です。

筆記用具類

司法試験予備試験では筆記用具を忘れた場合に借りることができない可能性が高いため、必ず持っていくようにしましょう。

筆記用具は日頃の勉強で使うものなので、試験前日に用意すると良いでしょう。

予備試験で使用できる筆記用具については、以下の表にてご確認下さい。

筆記用具名 注意事項
鉛筆 ※B又はHB

短答式試験のマークシートでは必須

消しゴム プラスチック製(例えば、MONOやまとまるくんなど)

※論文式試験では試験問題集に限り使用可能

黒インクのボールペン プラスチック製の消しゴムで消えないタイプならOK

ペン先が極度に細いものや色の薄いもの、途中で擦れるものはNG

万年筆 ボールペンと同様
色ペン・ラインマーカー・色鉛筆・シャープペンシル 試験問題集に限りOK

特に、短答式試験では機械で読み取る必要があるため、比較的濃い鉛筆が推奨されています。

マークシートを塗りつぶすようにB〜4Bの濃く太い芯の鉛筆が販売されているので、効率を重視する方におすすめです。

また、論文式試験では基本的にボールペン(万年筆)の使用が認められ、試験問題集に限り使える筆記用具もあります。

特に、それぞれの本数に関して制限はないので、机の上に収まる程度に持ち込むと良いでしょう。

上記の持ち込んでも良い筆記用具と後述する持ち込み不可の筆記用具をそれぞれ間違えないようにご注意下さい。

短答式・論文式試験においてあると便利な持ち物

長丁場の試験を乗り切るためには、環境に左右されず集中力を高めることが出来るアイテムを持ち込むと効果的と言えます。

こちらの項目では「持ち込み可能なアイテムの中のうち持っていくと役立つ持ち物」についてご紹介します。

  • 飲み物やお菓子
  • 防寒・防暑アイテム
  • 腕時計やストップウォッチ
  • 座布団やクッション
  • ハンカチやティッシュ
  • 点眼・点鼻薬
  • 確認、復習用教材
  • 洗顔シートやボディシート
  • 眼鏡

それぞれ直前期まで使用しているものなので前日に用意するようにしましょう。

飲み物やお菓子

まず飲み物についてですが、キャップ付きペットボトル飲料に限り持ち込みが許可されています。

ペットボトル以外の水筒の持参や紙パック飲料、缶コーヒーなどの持ち込みは禁止されているのでご注意下さい。

試験中の飲料は禁止されているため、机上に置かずに必ず蓋を閉めて足元に置くようにしましょう。

また、お菓子などの飲食についても試験室以外では許可されているため、ラムネ等のブドウ糖を含むお菓子があると休憩中にリフレッシュになるのでおすすめです。

防寒・防暑アイテム

空調や日差しなどの外部的要因によって、防寒もしくは防暑が必要になる場合があります。

ブランケット、膝掛け、ストール、マフラー、羽織れる上着など暑さや寒さを調整できるアイテムを持って行くと集中して試験に取り組むことが出来ます。

例年論文式試験は夏の時期に行われるので、クーラーの冷気が苦手な方は足元を冷やさない工夫をすると良いでしょう。

腕時計やストップウォッチ

試験室内に壁掛け時計はあるものの、素早く確認するためには腕時計やストップウォッチを持参すると良いでしょう。

ただし、腕時計のアラームが鳴り不合格になってしまった事例があるので、試験前日にアラーム機能がオフ状態か必ずチェックするようにしましょう。

座布団やクッション

椅子が固く集中力が続かなかったという口コミや体験談があります。

試験会場ではクッション性がない簡易なパイプ椅子が使われていることが多く、自宅の椅子や予備校の椅子のように柔らかさはありません。

そのため、普段使用している座布団やクッションを持ち込むことでなるべくストレスを無くすようにしましょう。

ハンカチやティッシュ

2019年以降より、ハンカチやポケットティッシュに関しても机上に置くことが許可されました。

ただし、試験時間中にかばんの中から出すことは禁止されているので、試験中に使う予定がある方は開始までに机の上に出しておきましょう。

また、柄付きのポケットティッシュの場合には中身が見えるようにケースを外す必要があります。

ちなみに、ボックスティッシュ等の大きなタイプは机上に置くことは許可されていないため、カバンの中に入れておきましょう。

点眼・点鼻薬

目薬や点鼻薬を試験中に使用しても良いですが、あらかじめ外箱等から出した状態で机上に置き試験時間中にかばんの中から出してはいけません。

会場は空調や換気などで乾燥しているため持っておくと安心です。爽快系のものを使えば、眠気覚ましにも効果的です。

確認、復習用教材

忘れやすい条文や判例集、百選などを試験前に最終チェックすることで点数アップが期待できます。

そのため、確認用や復習用の教材は、試験中は会場に向かう際や休憩時間に1問でも多く確認するようにしましょう。

ただし、試験中に机の上に置いたままにしているとカンペを持ち込んでいることになり、即失格となるのでご注意下さい。

洗顔シートやボディシート

洗顔シートやボティシートも試験中に汗をかいた際やリフレッシュしたい時のために、休憩時間に使用すると効果的です。

最近ではメントールが配合された清涼感の強いシートや落ち着いた香りのシートなど集中力を高めることが出来るものも多いため、お気に入りを探してみて下さい。

試験中、机の上にも置くことが出来るため、暑い時や集中力が切れてきた時に使うと良いでしょう。

眼鏡

出願の際に眼鏡をかけた状態で提出した際に、本人確認のため眼鏡の着用を求められる場合があります。

そのため、試験本番では使用するつもりはなくても持ち込むようにしましょう。

また、眼鏡を着用していない状態で受験票の写真を提出した方でも本番に眼鏡をかけることは可能です。

司法予備試験の持ち物は試験によって変わる?

先ほどご紹介したように、司法予備試験の筆記試験において若干持ち物が変わるため注意が必要です。

こちらの項目では「短答式・論文式・口述式において必要な持ち物」についてご紹介します。

試験直前になり慌てないように準備しておきましょう。

短答式と論文式は共通する持ち物

基本的な持ち物と持ち込むと便利なもの、試験会場外に限り使用可能なものなど、筆記試験における持ち物に大きな違いはありません。

ただし、短答式では主に鉛筆、論文式では主にボールペンを使用して試験を受けることになります。
また、受験票と受験番号シールだけは試験に合わせて持って行くようにして下さい。

口述式では特に必要な持ち物はない

口述試験の場合は筆記試験のように長時間座りっぱなしではないため、基本的な持ち物や緊張を和らげるアイテムで十分と言えます。

ただし、服装についてはTシャツやジャージなどラフなスタイルは避け、セミフォーマルが面接に好ましい衣装と言えます。

見た目に関しては採点基準に含まれませんので常識の範囲内で気を使い、質疑応答の練習を重視するようにしましょう。

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持ち込みや着用が禁止されている持ち物

司法予備試験で持ち込みや着用が禁止されている持ち物

これまで持ち込み可能なアイテムについてご紹介してきましたが、持ち込みが禁止されているアイテムもあります。

こちらの項目では、以下の持ち込み不可の持ち物についてもご紹介します。

  • 六法全書
  • スマートウォッチ
  • 耳栓
  • 禁止されている筆記用具類

特に、禁止されている筆記用具についてはしっかりとチェックしましょう。

六法全書

短答式試験では貸付されませんが、論文式試験では試験用のものを貸付されるため、受験生が普段使いしている六法は持ち込み禁止とされています。

ただし、休憩時間中には確認が出来るので前年度の試験用六法の目次だけでも確認しておくと、本番ですぐに引けるようになるので効果的と言えます。

スマートウォッチ

時計としても使用できるスマートウォッチですが、計算や連絡機能がある電子機器に当たるため持ち込みが禁止されています。

普段スマートウォッチを使用している方は、1週間前には電波時計や腕時計を準備しておきましょう。

耳栓

集中力を高めるために耳栓を持っていきたい方もいると思いますが、司法予備試験においては持ち込みが出来ません。

普段の勉強で耳栓を使用している方や音楽を聴きながら勉強している方は、日頃から雑音に慣れる練習をしておきましょう。

禁止されている筆記用具類

以下の筆記用具は試験中の使用が禁止されています。

  • 鉛筆のキャップ
  • 定規
  • 付箋
  • カッターナイフ
  • 指サック
  • 筆記用具入れ

また、上記以外でも使用が許可されている筆記用具以外のものは全てカバンの中へ閉まっておく必要があります。

予備試験に持ち込む際の注意点

最後に、予備試験にアイテムを持ち込む際の注意点について以下の2点をご紹介します。

  • 試験監督員が不適切と判断した場合には速やかに指示に従う
  • 中身が見えないものはケースから出す

注意事項を守らなければ最悪の場合失格となるのでしっかりとチェックしましょう。

試験監督員が不適切と判断した場合には速やかに指示に従う

持ち込みが認められているものであっても、試験監督員が不適切と判断した場合には速やかに指示に従う必要があります。

特に筆記用具や防寒具については不正行為があるとみなされた場合には使用をやめるようにしましょう。

不安な場合には、事前に司法試験委員会に問い合わせておくと安心です。

中身が見えないものはケースから出す

ポケットティッシュや洗顔シートなど中身が直接外から確認出来ないものはケースやパッケージから出す必要があります。

なお、ペンケース等の筆記用具を入れておくケースもカバンの中へ入れる必要があるのでご注意下さい。

司法予備試験にもっていくべき持ち物とおすすめアイテム

今回、司法予備試験に必須の持ち物やおすすめのアイテムについて以下の内容をご紹介しました。

  • 予備試験の受験票
  • 筆記用具類
  • 飲み物やお菓子
  • 防寒・防暑アイテム
  • 腕時計やストップウォッチ
  • 座布団やクッション
  • ハンカチやティッシュ
  • 点眼・点鼻薬
  • 確認、復習用教材
  • 洗顔シートやボディシート
  • 眼鏡

特に、筆記用具については持ち込み可能なものと禁止されているものが決まっているのでご注意下さい。

また、受験票に関しては短答式・論文式・口述式試験それぞれで異なるので必ずチェックして下さい。

当日に慌てることがないように準備していきましょう。

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