弁護士資格を取得するには避けては通れない「司法試験」ですが、司法試験に合格するには様々な難関を乗り越えなければなりませんし、中でも司法試験予備試験の突破は非常に難易度が高いことで有名です。
今回この記事では、司法試験予備試験に焦点を当てて弁護士資格を最短で取得する方法を紹介し、さらに司法試験予備試験に通信講座がおすすめな理由についても詳しく解説していきます。
弁護士資格を取得する最短ルートとは？
弁護士になるには司法試験に合格して初めてその道を切り開くことができますが、肝心の司法試験を突破するには相当な努力が必要といわれています。
国家資格である文系最難関の司法試験に無事合格し、弁護士資格を取得するための最短ルートは存在するのかどうか詳しく解説していきます。
弁護士資格を取得するなら予備試験を目指そう
弁護士資格を取得するには「法科大学院を卒業し、司法試験に合格する」もしくは「予備試験を突破し、司法試験に合格する」の、2つのルートが存在します。
予備試験とは、司法試験の受験資格のうちの1つである法科大学院に進学しなくとも、予備試験に合格することで司法試験を受験できる試験です。
近年では、経済的・時間的に法科大学院に進学できない方の多くが予備試験ルートでの弁護士資格取得を叶えており、注目を集め始めています。
法科大学院進学よりも予備試験合格が最短ルート
弁護士資格を取得するのであれば、法科大学院に進むよりも予備試験合格を目指すほうが最短のルートだといわれています。
理由としては、法科大学院ルートから弁護士資格取得を目指すとなると費用が500万円以上も高くなるといわれており、さらに法科大学院終了までに2～3年もの期間を経てから司法試験を受験することになります。
一方予備試験ルートから弁護士資格を取得する場合、予備試験に合格すれば約半年後に司法試験を受験することができるので、法科大学院よりも早く弁護士資格を取得することが可能なのです。
予備試験から司法試験合格を目指す利点とは？
予備試験の勉強は本試験である司法試験に直結しているといわれているほど、予備試験のレベルは司法試験に近いことで知られてるため、予備試験合格のために身に付けた法律知識をそのまま司法試験の受験に活かすことができるのです。
このように、予備試験合格のための勉強がその後の司法試験に繋がることから、効率よく最短ルートで弁護士資格を取得できる理由の裏付けにもなっているということです。
予備試験から司法試験を目指す流れ
司法試験を受けるには、予備試験に合格するか、法科大学院を修了することが必須条件だということをお伝えしました。
法科大学院修了よりも、予備試験合格の方が最短で司法試験に望めます。
それでは予備試験から司法試験を目指す場合、どんな流れで弁護士になるのかを見ていきましょう。
- 予備試験を受けて合格
- 司法試験を受けて合格
- 司法修習を終了
- 司法修習生考試に合格し法曹資格を取得
- 弁護士登録
予備試験であれば、厳しい受験条件もありませんので高校生でも受けられます。
予備試験に合格すると、司法試験の受験資格を取得可能です。
司法試験に通れば、司法修習という1年の実務研修があります。
法律のプロを育成するため、時には弁護士や裁判官などから直接指導を受けながらスキルを身に着けるのが目的です。
司法修習が終わると、集大成として「司法修習生考試」を受けることになります。
司法修習生考試は2回試験となっており、この試験に合格すれば弁護士や検察官の資格を取得可能です。
弁護士になる場合は司法修習生考試に合格後、日本弁護士連合会に登録請求を行ってください。
そこで弁護士になることが認められれば、弁護士として活動可能となります。
弁護士になるために予備試験合格に必要な勉強時間
弁護士になるために必要な勉強時間は、約6,000時間以上と言われています。
全く知識がない状態からであれば、8,000時間ほど必要になる場合もあるでしょう。
税理士や公認会計士など、他の難関資格の勉強時間は約3,000時間と言われていますから、比較すると弁護士になるためには膨大な時間が必要ということが分かります。
予備試験は難関資格の中でも特に難しい試験であるため、学習計画をしっかり立てて効率のよい方法で勉強しなければなりません。
弁護士になるための予備試験の勉強法
弁護士資格取得するための第一歩である予備試験は、以下の方法で勉強するのがおすすめです。
- インプットだけでなくアウトプットもセットで行う
- 重要な科目を重点的に勉強する
- 論文対策もしっかり行う
- 予備校や通信講座も活用する
インプットだけでなくアウトプットもセットで行う
参考書を読んでインプットするのももちろん大事です。
しかし試験で合格するには、学んだことをアウトプットするのも重要となるため、問題集をしっかり解きましょう。
インプットとアウトプットをセットで行うことで、記憶の定着にも繋がります。
また、試験ではスピード感も重要となりますので、問題集を解くときは時間を測ってみるのもおすすめです。
重要な科目を重点的に勉強する
予備試験の出題範囲はかなり広いのが特徴です。
全ての科目を万遍なく勉強していると膨大な時間がかかるため、重要な科目に多くの時間を割くのが良いでしょう。
過去問や問題集、模擬試験などを参考に、どの部分を重点的に勉強すべきか計画を立ててみることをおすすめします。
論文対策もしっかり行う
予備試験では、短答式試験と論文式試験があります。
短答式試験でスピーディーに回答するのはもちろん、論文式試験でも素早い回答が求められる点に注意しましょう。
覚えた内容を論文式で早く回答するには、自分が苦手な箇所を少なくしておくことが重要です。
問題集を繰り返し解き、解けない問題や時間がかかる場所を把握しておきましょう。
予備校や通信講座も活用する
予備試験は、難関資格試験の中でも特に難しい試験ですから、予備校や通信講座の活用も視野に入れてみてください。
独学でも合格者はいるものの、1人で勉強するのはなかなか厳しいでしょう。
分からないことや勉強で困ったことがあった際に、相談できる手段があるのは安心です。
司法試験予備試験に強い予備校や通信講座から、自分に合いそうな講座が受けられる場所を探してみてください。
弁護士希望者の予備試験合格に通信講座がおすすめな理由
司法試験予備試験を合格するために通信講座がおすすめできる理由としては、自分のペースで勉強を進めることができ、なおかつ場所を選ばず学習することができるところです。
また、過去問や試験対策が整っており、試験に必要な勉強内容が分かりやすくまとめられているため効率的といえます。
さらに、自分の苦手分野や理解できない内容は何度も復習することができるのも非常に重要なポイントです。最近では、DVDなどの教材以外にもオンラインで受講できる通信講座も増えてきています。
時間がない人こそ通信講座で予備試験対策を
予備試験を目指す多くの受験者は、現役大学生であったり社会人として働きながら合格を目指し学習を進めている方が大半です。
しかし、予備試験の出題範囲は非常に広く、勉強時間を確保することが難しいため途中で投げ出してしまう方が多いのも事実。
最近ではしっかりとカリキュラムが組まれている通信講座が存在するので、教材選びが必要ないことはもちろん、在宅で学習可能なのでスクールや学校に通う手間が省け時間を有効活用して勉強を進めることができます。
予備試験合格のための通信講座の選び方
司法試験や予備試験対策の通信講座には様々な種類が用意されており、自分に合った通信講座を選ぶことが可能です。
初めて法律知識を学ぶ方に向けた法学未修者用の通信講座や、自分の苦手科目のみに特化した通信講座、受験直前の試験対策用の通信講座などバリエーション豊かに揃っているのも通信講座の良さといえます。
また、通信講座によってかかる費用は様々ですが、あまりに低価格すぎる通信講座だと内容が充実していない可能性もあるので見極める力が必要です。
独学や予備校と比較！予備試験は通信講座が1番？
司法試験予備試験の勉強方法には、通信講座以外にも予備校に通うことや独学で勉強する方法もあります。
どの勉強方法であれば最短で予備試験・司法試験ともに合格し、弁護士資格を取得できるのかを紹介していきます。
予備校？通信講座？どちらが良い？
予備校に通う手間を考えたら、自宅はもちろん場所を限定せず勉強することができる通信講座の方がおすすめできるといっても良いでしょう。
最近では質の高い通信講座も増加しており、インターネットを通しオンラインで講座を受講できるものや動画を見ながら学ぶことができる通信講座も存在することから、予備校に通うのと勝るとも劣りません。
さらに、予備校に通うよりも通信講座を受講したほうが費用が抑えられるというメリットもあります。
独学と通信講座ならどちらがおすすめ？
通信講座を受講するとなると、やはり独学よりもお金がかかってしまうイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか？
しかし、独学でも基本書の購入は必要ですし、加えて市販のテキストや教材を何冊も買ってしまうとかえって費用がかさむ心配があることや、勉強中に湧いた疑問点が解決しにくいというデメリットがあります。
独学で予備試験の勉強を始めた方が後々予備校や通信講座の受講を検討することもあり、そうなる前に初めから通信講座を受講する方が最短で合格できるため効率的といえそうです。
弁護士になりたい人におすすめ予備試験対策通信講座
弁護士になりたい人は、通信講座で予備試験対策をするのがおすすめです。
最後に、予備試験対策ができる通信講座を2つご紹介します。
- 資格スクエア
- アガルート
資格スクエア
弁護士資格を最短で取得するなら資格スクエアの予備試験講座を受講することで予備試験・司法試験ともに確実に合格を狙うことが可能です！
資格スクエアは予備試験合格をゴールと考える逆算思考で「合格に必要な能力」を確実に身に付けられる「レベル別学習法」を業界初の試みとして採用しています。
レベル別学習では、予備試験受験者が苦手とする論文に着眼して「誰でも論文が書けるようになる」という逆算合格術を発案し、各科目60段階までレベルを設定することで「自分が今どの位置にいるか」という合格までの距離を掴めることが可能となりました。
この他にも、最先端のオンライン学習システムを独自開発することでただ単純に講義動画を見るだけでなく、動画を流しながらレジュメに書き込みができたり、疑問点をその場で質問できたり、条文をすぐに検索できたりと、便利な学習機能を盛り込んでいます。
2015年から開始された資格スクエアの予備試験講座受講者の合格者はなんと4年間で累計100名以上！各メディアでも高い評価を得ている資格スクエアで最短合格を掴み取りませんか？
通信講座で確実合格を目指すなら資格スクエア！
予備試験対策講座が開始されてたった4年で累計100名以上の予備試験合格者を輩出したとして、着実に実績を上げている資格スクエアで予備試験合格を確実なものにしませんか？
資格スクエアは「安さと質を両立させた最先端のオンライン学習」として、業界トップクラスの低価格を実現させただけでなく、業界初の試みとして逆算思考のレベル別学習を採用しています。
レベル別学習とは、予備試験合格までを逆算し「自分に必要な能力」を可視化することで、今の自分の合格までのレベルを知ることができ「自分に必要な能力」を身に付けて一歩一歩確実にレベルアップしていくことができます。
また、資格スクエアの講義動画は、大手予備校で10年以上の指導歴のある予備試験の講師の講義を受講することができ、予備試験合格に焦点を当てた講義として評価も高いので人気の理由の1つでもあります。
資格スクエアは、合格に必要な講座・教材が全て揃っているにも関わらず低価格。費用を抑えるだけでなく、講座の内容も充実している資格スクエアで、より確実に予備試験合格を目指しましょう！
アガルート
アガルートは、司法試験予備試験の合格率が高いのが魅力のオンライン講座を提供しています。
最短合格を目指せるカリキュラムが揃っており、個別指導や法科大学院入試対策のオプションなども追加可能です。
アガルートなら多様な講座の中から、自分に合った勉強方法をカスタマイズできます。
さらに割引制度があったり、合格すると全額返金得点も付いているため、費用負担を少なくできるのがメリットです。
司法試験予備試験の合格実績が高い
引用：アガルート公式サイト
アガルートは、司法試験予備試験の合格率の高さが魅力です。
令和5年は司法試験合格者の36%がアガルートからの受験生となっています。
講師は全員司法試験合格者で構成されており、試験傾向にも対応してくれるのが強みです。
しかも、アガルートの司法試験講師は20名以上と、司法試験予備校ではNo.1の講師在籍数を誇っています。
講師陣の実力の高さも、アガルートの合格率が高い理由の1つです。
最短で弁護士資格が欲しいなら予備試験の合格をまず目指そう
最短で弁護士資格を取得するには予備試験に合格し、司法試験を目指すルートが最適であるということについて紹介しました。
通信講座の資格スクエアを利用して司法試験予備試験に合格することができれば、法科大学院進学はもちろん予備校に通うよりも費用を抑え、さらに最短で弁護士資格を得ることが多いに可能です。
司法試験の合格のカギを握るのは自分自身のやる気や努力次第ではありますが、地道に通信講座で学習を進めていれば決して予備試験ルートでの司法試験合格は不可能ではありませんよ。
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