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色彩検定の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

更新日:2023-11-30

色彩検定の難易度は?試験情報・年収・給料・報酬相場を分析

色彩検定は幅広い年齢層の男女が目指せます。
近年では、デザイナーやファッション業界人などのいわゆる色のプロだけでなく、販売、企画、事務といった一般職種の社会人にも幅広く受け入れられており、優遇されることも多い資格です。

色彩検定は、文部科学省後援の「公的資格」です。

色彩検定とは

色彩検定

多くの人に注目、取得されている色彩検定。まずは色彩検定とはどんな検定なのか見ていきましょう。

色彩検定は「公的資格」

公的資格とは省庁の後援のある検定や資格のことを指します。
公的資格は、一般的な民間資格と比較すると規模の大きい資格と言えます。

色彩検定は1994年に文科省認定になり、その後2006年度から文科省後援と名を変え実施されています。

色彩検定の受験資格

受験資格の制限はありません。

誰でも、また、何級からでも受験することができます。

色彩検定の難易度

3級:色彩学の基礎的な知識を学ぶ入門編です。難易度は比較的低いです。

2級:3級範囲を深化させ詳細に学ぶ発展編です。難易度は多少高めです。

1級:2.3級範囲に加えて技術、発案力が必要とされる専門編です。難易度は高いです。

UC級:ユニバーサルな色彩についての知識が問われる新たな分野です。実施されてまだ間もないため、具体的な難易度は不明です。

色彩検定の合格率

2017年度の合格率は以下の通りです。

3級:73.6%
2級:64.9%
1級:35.6%
UC級:2018年12月より実施されているため、最新のデータはなし

特に3級の合格率は高く、日本の資格試験の中でも難易度は低いものです。
出題傾向にも一定のパターンがあります。
3級であれば独学でも1ヵ月程度で合格が可能と言われています。(1日1時間勉強した場合)

色彩検定の受験者層

10代~20代が多く受験しており、学生が多くを占めています。
ですが、社会人も受け入れられており、販売・企画・事務といった職種の人も検定を受けています。

社会人になってから、プレゼン資料の作成や営業の提案などの目的で色彩検定を受ける人はいます。
多種多様の人が検定に挑戦しています。

色彩検定の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

色彩検定の試験の概要について受けるにあたって必要な情報をまとめていきます。

色彩検定の試験料

3級:7,000円
2級:10,000円
1級:15,000円(※1次免除者も同じ)
UC級:6,000円

色彩検定の年間試験回数

3級・2級:夏期6月と冬期11月の2回

1級:冬期の1回。1級のみ2次試験を課します。
1次試験は11月、2次試験は12月にあります。

UC級:2019年度より、夏期6月と冬期11月の2回で実施予定です。

色彩検定の試験方式

3級:マークシート方式。70分間。
2級:マークシート方式、一部記述式。80分間。
1級:1次試験はマークシート方式、一部記述式。90分間。2次試験は記述方式、一部実技。90分間。
UC級:マークシート方式、一部記述式。60分間。

全てマークシート方式は共通、級が上がるごとに記述や実技が追加されています。

色彩検定の合格ライン

各級全て満点の70%前後です。
問題の難易度により多少の変動があります。

色彩検定の合格発表

色彩検定のHP上に合格者の受験番号が掲載されます。

また、2ヵ月程度で合格者には合格証書が、不合格者には合否通知書が発送されます。

色彩検定の勉強法について

色彩検定

色彩検定の資格取得のための対策についてまとめていきます。おすすめの勉強法も紹介しています。

色彩検定の通信講座

たのまな 色彩検定2・3級講座

たのまな色彩検定講座

通常価格:49,000円
たのまなオリジナルの講義ムービーDVDがセットでついてきます。

通信講座はサポートが手厚いため、1人では不安という方におすすめです。

色彩検定のテキスト

AFT色彩検定公式テキスト・問題集3級~1級・UC級

色彩検定テキスト3級

テキスト価格:2,916円~4,320円
問題集価格:1,080円~1,944円
※級によって価格が違います。

公式テキストと問題集が販売されています。多くの人がこのテキストと問題集で独学合格しています。
また、別で市販のテキストも販売されています。

勉強法としてはテキストを何度も読み返すこと、コツコツ暗記することが大切になってきます。
テキストの次は問題集です。こちらは問題文を暗記するくらいの勢いで繰り返し何度も取り組みましょう。

一度目はざっと眺める程度にし、二度目に内容を理解しながら読むことをお勧めします。
こちらはじっくり一回やるよりもさらっと五回やる方が効果的という声もあります。

色彩検定の専門学校

色彩検定の資格取得のみを目的とした専門学校はありません。
独学で取得可能の資格です。

美容系やファッション系、また調理師系の専門学校で色彩検定の資格取得を目指す、という場合は多くありました。色彩検定の認知度の高さが伺えます。

また、色彩検定主催のセミナーや講座は開催されています。→色彩検定主催 セミナー・講座

色彩検定の適性と取得後について

色彩検定の取得者はどんな人なのか、その職業や向いている人をまとめていきます。

色彩検定所持者の職業例

ファッション業界、美容、webデザイナーなど様々です。

特に、ファッション・美容業界では「お客様へ具体的でロジカルな提案ができた」「ネイルや服のデザインを考えやすくなった」など、実践的に役に立つ場面がたくさんあります。

色彩検定の取得に向いている人

色を扱いながら人の心に働きかけることができるので人と接するのが好きという人にも向いています。
おしゃれのセンスを磨くために学ぶ人も多いようです。

また、気軽に誰でも取得を目指すことができるのでなにか新しいことに挑戦したいという人にもおすすめです。

色彩検定と同じ分野の他の資格

・カラーコーディネーター検定試験

色彩検定は服飾関係に強く、カラーコーディネーター検定試験はプロダクト関係に強いと言われています。

色彩検定の年収・給料相場

1級を取得することができれば色彩の学校等の講師につくこともできます。
しかし、講師の場合だとフリーランスの仕事が多いため収入は千差万別となります。

また、インテリアやファッション系の業界では色彩検定自体の知名度もあり、優遇・収入が上がるということも多くあります。
一方、その他の専門的でない職種だと特別優遇されるということは少ないです。

色彩検定の現状と将来性

色彩検定以外にも色彩系の資格はいくつかあります。ですが色彩検定は公的資格の一つであるため、社会的認知度・信用度が高く、持っていても損はないと思います。

近年では、多くの職種で色彩に関する技能が求められているのは確かです。
センスなどの曖昧なものではなく、体系的、論理的な色彩の専門知識は現代のニーズからみても必要です。
色彩を専門とする職種でなくても、色彩検定は評価されつつあります。

色彩検定所持者の独立について

フリーランスとして色彩の学校等の講師になることもできます。
デザイナーになった際も2級以上だとアピールできるでしょう。

どちらかといえば独立というよりも持っていることで職業の幅が広がるという方が多いのかもしれません。

色彩検定を所有している主な著名人

篠原ともえさん、筧 沙奈恵さん

色彩検定についてまとめ

色彩検定の資格取得は様々な場面で役に立ち、人気も年々高まってきています。

日々の生活の中で切り離せない色彩について、より専門的に学ぶことは良い経験になると思います。
仕事のスキルアップに直接繋がる色彩検定を、是非取得してみましょう。

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