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大学職員になるには?学歴審査が厳しくない職員の年収や給料は安い?

更新日:2023-10-06

大学職員になるには?学歴審査が厳しくない職員の年収や給料は安い?

大学職員はあまり目立った職業ではありませんが、人気の高い職業の1つでもあります。

この記事ではそんな人気が高い大学職員になるにはどうすればいいのか?採用に必要な資格や学歴、採用倍率や給料(年収)を紹介していきます。

実は人気の大学職員になるには、ものすごく高い倍率をくぐりぬけて採用される必要がありますが、大学職員に採用されればその後は給料(年収)も良い理想の生活が待っています。

大学職員とは?

会議

大学職員とは国立私立を問わず、大学に勤務して広報や事務の業務を行い大学の運営を行う職員の事です。

大学職員の利点は、なんといっても高い給料(年収)と休みをきっちり取れる点にあります。

給料(年収)も高く休みがしっかりとれる事から、人気の職業となっていますが、近年では少子化問題により経営の厳しい大学の運営を任される可能性もある為、必ずしも安定しているとは限りません。

大学職員の仕事内容

大学職員の仕事の内容は主に大学の運営なので、授業を行ったりと言った業務は行いません。

大学運営の業務には広報活動も含まれているので、自分の大学を全国の高校にアピールしたり、マスコミの取材対応や業者とのやりとり、留学生の受け入れ手続き、サポートなども大学職員の仕事です。

目立った何かをする仕事ではありませんが、幅広い業務をこなしつつ教育現場の裏側を支えていける情熱が必要なのが大学職員です。

大学職員のやりがい

大学職員は全国から集まってきた学生はもちろん、世の中の為に研究を行っている研究者、取材の為に訪ねてくるマスコミ、留学してきた学生など様々な人間と出会う事が出来る仕事です。

これだけ多くの価値観や立場の違いのある人と出会い、自分を成長させて行ける仕事はまずないでしょう。

こんなにも多くの関わりを持てる仕事は非常に少ないため、好奇心が旺盛な人にとっては天職となるのではないでしょうか?

大学職員の厳しさ

大学職員は学生の相談や要望を受けるだけでなく、時には教授の相談や要望を受けたり、理不尽なクレームや、無茶苦茶な要望に応えなければならない時があります。

腹が立ったり、大学側と生徒・教授との間で板挟みになったりもしますが、根気よく向き合う事で、お互いが納得のいく結果に持っていくのが大学職員の仕事なのです。

こういった面倒事を引き受けて、解決していかなければいけないのも、裏方の厳しさです。

大学職員になるには?

大学職員になるにはどうすればいいのか気になると思いますが、国立大学の大学職員になる場合と、私立大学の職員になる場合でそれぞれ違ってきます。

国立大学の大学職員になるにはどうすればいいのかと、私立大学の大学職員になるにはどうすればいいのかを別々に紹介していきたいと思います。

採用条件や給料(年収)も国立と私立で、変わってくるのでしょうか?

国立大学の大学職員になるには

国立大学の大学職員になるには、国立大学法人が実施している筆記試験と面接で合格する必要があります。

以前までは国立の大学職員も、公務員だったので国家公務員採用試験を突破しなければいけませんでしたが、平成16年からは現在の様な採用方式に変わりました

一般的な試験の流れとしては、筆記試験の次に面接試験を行い、突破した人間を採用とします。

私立大学の大学職員になるには

私立大学の大学職員になるには、各私立大学が実施している採用試験に合格する必要があります。

採用試験の内容は各私立大学が決める事が出来るので、決まった試験はありませんが一般企業と似通った採用試験が多いです。

私立大学の大学職員になった際は、学校法人がいくつかの学校を経営していた場合、別のキャンパスに異動となる可能性があるので注意が必要です。

大学職員に必要な学歴・資格

大学職員になるには必要な資格や、学歴はありません。

しかし採用条件は年齢が条件になっている場合があったり、明記はされていませんが、大卒以上の学歴を持っている人間を採用するのが一般的となっています。

大学職員は人気な職業なので競争率も高く、名門大学出身者が大学職員の試験を受けている事も珍しくはありません。

一般的に大学職員の試験は、1年に1度しか行われないので機会を逃さない様に注意しましょう。


大学職員の現実とは?

仲裁

大学職員は楽な仕事をして、高い給料(年収)を貰えると言う認識が広まっています。

しかし、大学職員はあまり目立たない地味な仕事が多く、学生や教授達と大学側と板挟みにあいストレスもたまりやすく、人付き合いが上手くなければキツイ仕事と言えるでしょう。

ここからは、そんな大学職員の現実的な情報である、給料(年収)や採用倍率、大学職員の将来性を紹介していきます。

大学職員の給料(年収)

大学職員の給料(年収)は、務める大学が国立大学なのか私立大学なのか?どこの大学に勤めるか?で大きく変わってきます。

私立大学では年齢によって給料(年収)が上がっていくスタイルが一般的で、人気私立大学では年収600万円以上も少なくはありません。

国立大学の場合でも、一般的な公務員や大手民間企業と同じくらいの給料をもらう事ができ、安定した収入を生涯にわたって得る事が出来ます。

大学職員の採用倍率

大学職員の退職者はほとんどの場合が定年退職のため、年に数人程度しか空きがありません。

公式に採用倍率が発表されている訳ではありませんが、採用倍率は数百倍程だと言われています。

採用倍率を引き上げている要因には、信頼できる期間が運営している点や、休みをしっかりとれる、給料(年収)も高いなどの待遇の良さがあるようです。

大学職員の将来性

大学職員は待遇が良く安定している職業と言われていますが、近年大学職員を脅かしている問題が発生しています。

その問題とは言わずと知れた少子化問題で、少子化の影響で定員割れを起こし経営が厳しくなっている大学も多く、大学職員の待遇が悪くなったり最悪就職した大学法人が解体なんて事になるかも知れません。

なので大学職員だから安定しているとは、断言できない時代になっているのです。


大学職員なるには?採用条件や給料(年収)まとめ

この記事では大学職員になるにはどうすればいいのか?採用条件や給料(年収)の情報をまとめてきました。

大学職員はその安定性と好待遇から、密かに人気の職業となっています。

表立った厳しい学歴審査は無い様なので、大卒でない方も目指せるので、試験を受けてみるのも良いのではないでしょうか?

ただ、大学職員だからと言って無条件で安定している訳ではないので、務める大学選びには注意する必要があります。