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ゲームプログラマーの年収は低い?おすすめの資格や将来性についても

更新日:2022-11-19

ゲームプログラマーの年収は低い?おすすめの資格や将来性についても

近年IT業界の人気は急激に上がってきています。

中でもゲームが好きな学生でゲームプログラマーを目指している方も多いのではないでしょうか。

しかしそんなゲームプログラマーの年収は低いと言われています。

この記事ではそんなゲームプログラマーの年収を確かめながら、お勧めの資格将来性を解説していきます。

是非最後までご覧ください。

ゲームプログラマーの年収

プログラマーの年収は他の業界の会社員と比較して高いと言われていますが、ゲームプログラマーの年収は低いと言われています。

ここではその平均年収を中心に給与面を解説していきます。

平均年収

ゲームプログラマーの平均年収は
約498万円です。

会社員の年収の全国平均と432万円比較すると66万円高いという結果になりました。

地域別で見ると関東地区が平均年収533万円となっており、一番高いのは千葉県で平均年収550万円です。

しかしゲームプログラマーの収入は他の職業と異なり、自分が開発に関わったゲームがヒットすれば上乗せで給与が貰えます。

さらにそれがアップデートを必要とするオンラインゲームであった場合、アップデートのたびに収入を増やすことができます。

年齢による平均年収の推移

年齢による平均年収の推移は下の表のようになります。

年齢 平均年収
20~24歳 282.3万円
25~29歳 367.7万円
30~34歳 423.6万円
35~39歳 464.2万円
40~44歳 500.3万円
45~49歳 528.9万円
50~54歳 551.0万円
55~59歳 543.0万円
60~65歳 407.1万円

出典:就活の未来

ゲームプログラマーの平均年収は最高額が551万円で上がり幅は30~70万円となっています。

この表からは一般的な企業の年収の上がり方と大差がないことが分かります。

大手企業の平均年収

次に大手ゲーム系企業をいくつかピックアップしその平均年収をご紹介していきます。

会社名 平均年齢 平均年収
任天堂 38.3歳 928万円
コナミ 37.5歳 797万円
カプコン 36.6歳 571万円
スクウェア・エニックス 45.9歳 1,365万円

出典:IT転職・SE転職を徹底支援するIT業界の歩き方

大手企業の平均年収を見ると、カプコン以外の3社はゲームプログラマーの平均年収を大きく上回っていることが分かります。

また平均年齢が高くなっていることも特徴で、中途採用などで実力が認められた人が集まっている印象を受けます。

ゲームプログラマーになるためのおすすめの資格は?

ゲームプログラマーになるために必須の資格はありません

スキルさえあれば誰でもゲームプログラマーになれます。

しかし企業に就職する際にそのスキルを証明するのに資格は大いに役立ちます

ここからはゲームプログラマーになるためにおすすめできる資格を解説していきます。

CGエンジニア検定

CGエンジニア検定はアニメーション・映像・ゲーム・AR・VRなどのソフトウェアの開発などの知識を測る検定です。

この資格を持っていれば、CGを使用するゲームを開発している企業に就職する場合基礎的な知識を持っていることを証明できます。

Unity認定試験

この試験はUnityというゲームエンジンの知識や技術を試される試験です。

UnityはWindows・Mac・iOS・Androidなどに対応しています。

ほぼ全ての端末で動作できるUnityはゲームプログラマーにとってなくてはならないゲームエンジンです。

TOEIC

これはゲームプログラマーに限った話ではありませんが、プログラミングをしていくにあたりエラーなどで開発がうまくいかない時が多々あります。

そこでエラーを調べる際に日本語のサイトよりも英語で書かれているサイトが圧倒的に多く、一見人とあまり関わらないように思われているプログラマーにも英語力が求められています

ゲームプログラマーの年収が低いと言われる理由

ゲームプログラマーの平均年収は会社員の全国平均より高く、IT業界自体も成長しています。

しかしゲームプログラマーの仕事内容はきつく仕事量も非常に多くなっています。

その仕事内容や仕事量に給与が見合っていないという点から
ゲームプログラマーの年収は安いと言われています。

ここからはそんなゲームプログラマーの仕事のきつい点について解説していきます。

納期に追われている

納期はどんな仕事にもありますが、ゲーム業界では事前に新作ゲームや大型アップデートの告知をするため万が一にも遅れるわけにはいきません。

事前に立てられた作業計画にはもちろん余裕が持たされていますが、予想外のバグ・下請け企業の作業の遅れ・納期直前での仕様変更依頼など様々な要因で作業が遅れていくことが多いようです。

するとその遅れを取り戻すために納期が近くなると
残業が増え、それでも間に合わなければ
泊まり込み
休日出勤などで補うことになります。

リリース後もトラブル対応や修正が必要

ゲームをリリースした後致命的なバグが発生した際には早急な対応が必要になります。

特にスマホゲームなどの課金型ゲームではログインできないなどのトラブルが起きると
売り上げに影響が出てしまう可能性があります。

そしてトラブルが起きなかったとしても定期的なアップデートや新キャラの実装などゲームを運営していく中で何度も修正が必要になってきます。

多くの職種と関わる

ゲーム開発はプログラミングだけが全てではありません。

キャラクターデザイナー・CGデザイナー・サウンドクリエイターなど様々な職種の方々と関わって開発を行います。

プロジェクトマネージャーなど技術職の知識がある程度ある方とは技術的な話ができますが、デザイナーの方など知識がない方もいます。

すると専門的な話を知識がない人に分かるように説明しなければならず、資料作成時などプログラミングが分かる人用と分からない人用に2種類作成することもあるようです。

ゲームプログラマーの将来性は?

いくらゲームが好きで年収について納得できても将来性の無い業界に就職したくはないですよね。

ここからはゲームプログラマーの将来性について解説していきます。

全体的に将来性は悪くない

ゲーム業界は衰退しているという意見も耳にしますが、日本のゲーム業界大手5社の売上高の推移を見ると全体的に数年前に比べ高くなっています

これは近年流行っているコロナウイルスの影響もありますが、ゲーム業界が全体的に成長しているということでもあります。

クラウドゲーム業界が台頭

PS2などのテレビゲームが流行っていた時代からDS、PSPとゲーム機器は進化してきましたが、ここ数年はスマホゲームがそれらを凌ぐ勢いで成長してきました。

しかし
スマホゲーム業界の成長率は段々と落ちてきており新たに注目されてきているのがクラウドゲームです。

クラウドゲームとはゲームデータのセーブや演算処理を全てクラウド上で行う形のゲームです。

今までのゲームと違う点はゲーム機が必要ないという点です。

スマホを使用したクラウドゲームであればモニターもコントローラーも必要ないため、お手軽に本格的なゲームを楽しむことができます

転職がしやすい

ゲームプログラマーになる際に習得するべきプログラミング言語にはJava・JavaScript・Swiftなど他のIT業界でも大いに活躍している言語が多数あります。

特にJavaとJavaScriptは非常に汎用性が高く、WEB系プログラムからアプリ開発・セキュリティシステムなど様々な方面に対応できます。

それ故にゲームプログラマーとして働くのが辛くなったらすぐに転職をすることができます

まとめ

今回はゲームプログラマーの
平均年収
低いと言われている理由
将来性
資格について解説しました。

ゲームプログラマーの平均年収は会社員の
全国平均より高くなっていますが、その仕事内容がきついため給与が安いと言われています。

しかし将来性などは決して悪くなく、
ゲーム好きの方からすれば天職といっていいかもしれません。

ゲームプログラマーを目指す方は是非この記事の資格などを参考に頑張ってみてはいかがでしょうか。

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