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グラフィックデザイナーの平均年収は低い?20代・30代の年代別収入は?

更新日:2022-11-19

グラフィックデザイナーの平均年収は低い?20代・30代の年代別収入は?

雑誌や新聞広告等、多くの紙媒体のデザインを手がけるグラフィックデザイナー

商品の魅力をより引き出すグラフィックデザイナーはクリエイティブ職のなかでも非常に人気です。

美的センスだけではなくクライアントの意図やニーズを的確に見出すコミュニケーション力がとても重要となります。

数多くの業種で必要とされていることもあり、グラフィックデザイナーは「仕事に不自由しない」と感じる人も多いそうです。

幅広い場所で活躍できるため将来性についても問題ないでしょう。

今回は「グラフィックデザイナーになりたい」と考えている方に向けてグラフィックデザイナーの平均年収や20代・30代の年代別収入について調査しました。

年収アップを目指す方法についても触れていきますので、是非参考にしてください。

グラフィックデザイナーの平均年収は低い?

まずはグラフィックデザイナーの平均年収について見ていきましょう。

グラフィックデザイナーの平均年収は約340万円前後で企業の規模や業種によって金額は変動します。

国内の所得中央値は約400万円、クリエイティブ職種全体の平均年収は約380万円なのでグラフィックデザイナーの平均年収は
少し低めだといえるでしょう。

しかしグラフィックデザイナーは経験・実績によって収入は異なります。

また企業に勤めるだけではなく独立してフリーランスで働くことも可能です。

働き方・働く場所によっても平均年収は変わるため、
将来的なビジョンをしっかりと思い描くことがグラフィックデザイナーとして成功を収める鍵となります。

実力次第で年収は上げられる!

一般的に
「グラフィックデザイナーの平均年収は低い」といわれているものの、技術を磨いていくことで最終的に年収1,000万円に到達した人も少なくありません。

スキルを上げていくことで
仕事の幅や人脈がどんどん広がっていくという点はグラフィックデザイナーの魅力のひとつだといえるでしょう。

下積み期間も長く技術習得にはある程度の時間は必要ですが、徐々に年収をあげていくことは十分に可能です。

具体的な目標を立て計画的に行動に移していくことが非常に大切だと思います。

グラフィックデザイナーの年代別収入について

「グラフィックデザイナーの年代別年収を知りたい」という方も多いのではないでしょうか?

そこでここでは20代・30代の
年代別収入を説明します。

年齢別の年収予想推移についても詳しくまとめました。

20代の平均年収は?

20代の平均年収は
約300万円です。

経験・実績がまだ不足している分
年収にもなかなか反映されないようです。

グラフィックデザインに関する多くの業務や知識を根気強く習得していきましょう。

30代の平均年収は?

30代の平均年収は
約360万円です。

20代の頃と比較すると
携わることができる仕事も増えていく年代だといえます。

チームを統括する「チーフデザイナー」をはじめ、役職につく方も出てくるでしょう。

年齢別の年収予想推移は?

つづいて年齢別の年収予想推移についてまとめました。

年齢 年収予想
20~24歳 314万円
25~29歳 341万円~391万円
30~34歳 329万円~429万円
35~39歳 386万円~490万円
40~44歳 429万円~550万円
45~49歳 494万円~616万円
50~54歳 550万円~660万円
55~59歳 545万円~655万円
60~65歳 346万円~655万円

出典:平均年収.JP グラフィックデザイナーの年収を詳しく解説!

企業の規模や働き方によっても大きく変動しますのであくまでも参考程度にとどめておいてください。

グラフィックデザイナーの年収は他の職種と比較すると緩やかなペースであがっていくようです。

また年功序列型での給与体系を採用している企業はあまり多くありません。

勤続年数と昇給が比例する仕組み自体が浸透していないこともクリエイティブ職ならではの特徴だといえるでしょう。

グラフィックデザイナーの年収アップを目指す方法

最後にグラフィックデザイナーの年収アップを目指す方法を紹介していきます。

「グラフィックデザイナーとして活躍をつづけたい」「将来的には年収アップを目指したい」と目標を掲げている方は是非チェックしてみてください。

方法①:キャリアアップを目指す

グラフィックデザイナーをはじめクリエイティブ職は実力主義の風潮が強いです。

そのためある程度経験を積んで「自信を持って業務に臨める」と感じた場合、会社内でのキャリアアップを目指していくのもいいでしょう。

グラフィックデザイナーには以下のような役職があります。

  • チーフデザイナー:デザイナーを率いるリーダーとして、さまざまな業務の進捗・管理を行います。グラフィックデザイナーの経験を5~6年ほど積んだ後、チーフデザイナーに任命されることも多いそうです。
  • アートディレクター:プロジェクト全体の指揮を行う責任者です。デザイナーだけではなく、コピーライター・カメラマン等も含めて、チーム一体のマネジメントを担います。クライアントとの制作費交渉やコスト管理等も任せられることも多く、業務内容はかなり幅広いです。

このような役職につけば
大きく給与に反映されることも考えられます。

例えば「アートディレクター」の年収は約400万~700万円ともいわれており、大手企業であればもっと高額になる可能性もあります。

デザインに関するスキルだけではなくマネジメント能力も必須ですが、年収アップには欠かせないステップだといえますね。

方法②:転職する

グラフィックデザイナーは企業の規模によって年収や待遇が大きく変わります。

そのためある程度
キャリアを積んでから「転職に踏み切る選択をする方も多いです。

以下は企業規模による予想年収になります。

企業規模 予想年収
大企業のグラフィックデザイナー 638万円
中企業のグラフィックデザイナー 528万円
小企業のグラフィックデザイナー 479万円

引用:平均年収.JP グラフィックデザイナーの年収を詳しく解説!

もちろん企業によって年収に差は生じますがこのように企業規模によって年収は大幅に異なります。

「他社でも通用するスキルが身に付いた」と感じたら、年収アップのために転職活動をすることも選択肢の1つでしょう。

方法③:フリーランスになる

また
フリーランスとして独立するという方法もあります。

会社員とは異なりフリーランスは培ったスキルがそのまま評価されやすいです。

自身の実力が伴えば大幅な年収アップが見込めるでしょう。

案件の獲得件数や設定単価によって金額は大きく変動しますが、仕事を請け負えば
全額自分の収入となる点がフリーランスのメリットです。

仕事量が常に安定するわけではありませんが人脈を広げていけばチャンスが増えていくことも少なくありません。

グラフィックデザイナーだけではなくディレクションイラストレーターコピーライター等、
複数の業務を兼任して行える方は特に重宝されます。

中には年収
700万~1,000万円以上の方もいるそうです。

独立すると「収入が不安定になるかもしれない」というリスクからは逃れられないものの、会社員時代に手にすることが出来なかった高収入を実現できる可能性もアップします。

是非自分に合った働き方を検討してみてください!

まとめ

グラフィックデザイナーの平均年収や、
20代・30代の年代別収入について解説しました。

グラフィックデザイナーの年収は平均すると
約340万円前後となっていますが勤務先や働き方などによって差が生じます。

20代の平均収入は
314万~391万円
30代の平均収入は
329万~490万円です。

全体的にみてもグラフィックデザイナーの平均年収は
それほど高くはないといえますね。

しかし企業の規模や自身のスキルアップを通じて年収アップにつなげることは可能です。

グラフィックデザイナーを探している企業は多く、今後も需要が高くなっていくと予想されます。

将来性が非常に高い仕事のため「手に職をつけたい」「自分のデザインした商品を提案してみたい」と考えている想像力豊かな方におすすめです。