webデザイナーの需要は、web業界の発展に伴い右肩上がりで増え続けています。
今後のキャリアを考える上で、webデザイナーとして海外に移住して働いてみたいと思う方もいると思います。
そうなると気になるのが、海外でwebデザイナーの需要がどのくらいあるのか・年収はいくらくらいか、という点です。
この記事ではwebデザイナーが海外で需要があるのか、年収の目安やwebデザイナーとして海外に移住する方法などを解説します。
webデザイナーとして海外で働く事は可能?需要はある?
まずはwebデザイナーの海外での需要について解説します。
海外におけるwebデザイナーの需要を知り、海外で働くことが可能なのかを確認しましょう。
海外でもwebデザイナーの需要は高い
結論から言うと海外でもwebデザイナーの需要は高く、海外で働くことは可能です。
web業界は世界中で発展し続けているので、webサイトをデザインするwebデザイナーの需要も世界規模で拡大を続けています。
特にスキルのあるwebデザイナーは需要が高く、海外でも継続して仕事が得やすい状況です。
未経験でも海外でwebデザイナーとして働くことは可能?
未経験の場合、webデザイナーとして海外で働くことは難しいのが現状です。
一定以上のスキルがなければ、わざわざ外国人に仕事を依頼しようと思うクライアントが少ないためです。
webデザイナー未経験の方はまずは日本で実績を積んで、一定のスキルを身につけた上で海外移住を検討しましょう。
海外でwebデザイナーになった場合の年収
海外に移住して生活をしていく上で、年収がどのくらいになるのかは非常に重要な要素です。
ここからは各国のwebデザイナーの年収の目安について解説します。
海外のwebデザイナーの年収
海外と日本のwebデザイナーの平均年収を以下の表にまとめました。
国名 | 平均年収 |
---|---|
日本 | 約450万円 |
アメリカ | 約610万円 |
オーストラリア | 約760万円 |
イギリス | 約480万円 |
マレーシア | 約160万円 |
※1ドル=146円で計算(2022年11月10日時点)
欧米やオーストラリアなどは、日本よりwebデザイナーの給与水準は高いようです。
一方で、マレーシアのような新興国となると日本より年収は低くなります。
どこの国で働くかによって年収に大きな差が出るので、物価や年収・経済状況などを考慮して移住先を検討しましょう。
webデザイナーとして海外移住するために必要なスキル
webデザイナーの海外での需要や平均年収が分かったところで、ここからは海外移住するために必要なスキルについて解説します。
これから解説するスキルを日本でしっかりとつけることで、海外移住が成功しやすくなるため、しっかり確認することをおすすめします。
必要なスキル①語学力
海外で働くにあたって、語学力は重要なスキルの一つです。
webデザイナーとしての技術があれば英語は不要と考える方もいるかもしれませんが、実は英語を使う場面は多くあります。
デザインの方向性の確認や修正の対応、金銭面のやり取りなどは全て外国語で行われます。
中には日本語で対応可能なクライアントも存在しますが、基本的にやり取りは英語で行われると思っておいた方が良いでしょう。
また、海外で生活するにあたって、現地の方とコミュニケーションが取れなければ精神的にしんどくなる可能性もあります。
webデザイナーとして海外に移住する前に、一定の語学力をつけておくことをおすすめします。
必要なスキル②webデザインに関するスキル
webデザイナーとして海外で活躍するためには、webデザインに関するスキルを高める必要があります。
現地のwebデザイナーと差別化するために、高い技術力を武器に仕事を獲得しましょう。
デザインだけではなく、コーディングなどプログラミングに関する技術を持っておくことをおすすめします。
必要なスキル③コミュニケーション能力
企業やコミュニティに所属する場合やフリーランスとして営業活動する際など、コミュニケーション能力は様々な場面で必要とされます。
海外で働くにあたって現地のコミュニティに溶け込むためには、コミュニケーション能力を高める必要があります。
あなたと仕事がしたいと思われる人になれるように、コミュニケーション能力を磨いていきましょう。
必要なスキル④情報取集力
デザイン力を高めるためには、トレンドをキャッチする力が必要です。
情報収集力を高めて、クライアントのニーズにマッチしたwebデザインをできるようにしましょう。
日本のトレンドだけではなく、世界や移住先の国のトレンドの情報を積極的に吸収することが大切です。
海外でwebデザイナーになるにはどうすればいい?
webデザイナーとして海外移住するスキルを身につけた後は、仕事を探す必要があります。
ここからは、海外でwebデザイナーの仕事を得るにはどうすれば良いかについて解説します。
海外でwebデザイナーになる方法①海外勤務のある日本企業に就職する
海外でwebデザイナーになる方法として、グローバル展開をしている日本企業に就職し、海外勤務を希望する方法があります。
特にwebデザイナーとして未経験の方は、まず日本の会社でスキルを身につけて、後々海外転勤を目指した方が効率は良いです。
日本よりも平均年収が低い国に転勤になった場合は、日本の給与水準のまま現地で生活することができるというメリットがあります。
海外でwebデザイナーになる方法②外資系企業に就職する
外資系企業に就職して海外勤務を目指すという方法もあります。
外資系企業に就職するには語学力やwebデザイナーとしてのスキルが一定以上求められますが、待遇面では日本企業よりも良い場合があります。
日本企業で数年勤務した後に外資系企業に転職し、海外勤務を狙うという戦略も有効です。
海外でwebデザイナーになる方法③転職サイトを利用して現地就職をする
企業の場合は必ずしも希望通り海外勤務ができないかもしれませんが、現地就職なら確実に海外でwebデザイナーとして働くことが可能です。
インターネットで検索すれば海外の求人が見られるサイトは豊富にあるので、自分の行きたい国や希望する条件にあった求人を探して応募してみましょう。
現地就職の場合、給与水準は現地の水準となるため、特に新興国や途上国で就職を考えている方は年収が下がる可能性があるので注意が必要です。
海外でwebデザイナーになる方法④フリーランスとして働く
企業に属さずフリーランスとして海外でwebデザイナーになるという方法もあります。
日本で就職して一定のスキルが身についた後にフリーランスとして海外に移住する、現地で会社員として働いた後に独立してフリーランスになるなどの方法が考えられます。
未経験からフリーランスになることは難易度が高いので、まずはwebデザイナーとしての実績を積んでから独立することを考えましょう。
フリーランスの場合はビザの手続きで注意が必要になるので、詳細はこの後に解説します。
海外移住してwebデザイナーになる時の注意点
ここまでwebデザイナーとして海外で働く方法について解説しました。
ここからは、海外移住をしてwebデザイナーになるにあたっての注意点をご紹介します。
注意点①中途半端なやる気ではなることはできない
海外で働くということは想像する以上に大変で、中途半端なやる気ではwebデザイナーとして働くことは厳しいです。
特に実力主義の傾向が強い欧米では結果が出せなければ、継続して仕事がもらえない場合があります。
現状に満足せず、常に自分のスキルを磨いていくという気概がなければ海外で働くことは難しいです。
さらに仕事だけでなく、現地の生活に慣れることやコミュニティとうまく人間関係を築くといった部分でも努力が必要になります。
海外でwebデザイナーとして働きたいという強い意志と精神力を持ってから挑戦するようにしましょう。
注意点②フリーランスではビザが取得できない場合がある
海外に移住して働くためにはビザが必要です。
企業に所属して海外で働く場合は、企業がビザを手配してくれる場合が多いですが、フリーランスの場合は自分で手配しなければなりません。
フリーランスの場合、就労ビザが取得できないといった国もあるので、事前に調べておく必要があります。
言うまでもないですが、就労ビザを持っていないまま海外で働くことは違法行為です。
注意点③日本と海外では考え方に違いがある
日本と海外では価値観が違う点が多くあり、海外の考え方や習慣に馴染めない方も多くいます。
考え方の違いが納得できず、トラブルになることも考えられます。
宗教観や仕事に対する考え方など違う点があっても、違いを許容する心構えを持つことが海外で働く上で大切です。
注意点④生活環境が大きく変わる
海外では日本と生活環境が大きく異なります。
特に現地の食事が口に合わなければ、毎日かなりしんどい思いをする可能性があります。
海外でも日本食を手に入れることは可能ですが、輸送コストがかかるので日本で買うより値段が高い場合が多いです。
海外に移住する前に、海外と日本では生活環境が大きく変わることを覚悟しておきましょう。
webデザイナーとして海外移住することは可能?まとめ
webデザイナーは海外でも需要が高く、アメリカは年収約610万円・オーストラリアは年収約760万円など、欧米での平均年収は日本よりも高い傾向にあります。
webデザイナーとして海外で働くには、webデザイナーとしてのスキルの他に語学力やコミュニケーション能力などが必要になるので、ある程度は日本で勉強しておくことがおすすめです。
海外勤務のある日本企業に就職する・外資系企業に就職するといった働き方がありますが、海外との考え方のギャップや生活環境の変化に対応しなければならないので、自分は移住しても馴染めそうかよく検討してみましょう。
この記事を参考に、海外でwebデザイナーとして働くことを目指してみてください!
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