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年収300万円の生活レベルは?月収や手取り、税金について調査

更新日:2021-08-10

年収300万円の生活レベルは?月収や手取り、税金について調査

日本国内では、年収300万円以下の国民が半数弱います。

そんな年収300万円の生活レベルはどのようなものなのでしょうか?

また、毎月の手取りや引かれる税金の額などを考慮した上での、居住費や食費など細かい生活にかけるお金も調査しましたので、ぜひご覧ください。

年収300万円の人の割合は?

国税庁による「民間給与実態調査」によると年収300万円の割合は約17%とされており、最も多い収入階級です。

グラフで見ると分かるように、年収が300万円以下の割合を合計すると全体の37%に及び日本の労働者の約4割が年収300万円以下ということになります。

給与階級別所得者数

出典:出典:国税庁|令和元年度 民間給与実態統計調査

年収300万円の手取りはどのくらい?

年収300万円というのは手当や賞与などを合わせた数字であるため、そこから税金や保険料が引かれ手取りはこれよりも低くなります。

では年収300万円の場合実際の手取り額はいくらになるのか、税金の額や制度なども合わせてご紹介します。

年収300万円に課される税金額は?

一般的に年収から差し引かれるのは主に、所得税・社会保険料・住民税です。

年収300万円の場合の所得税率と控除額を見ていきます。

日本では年収が高い人ほど税率が高くなる「累進課税制度」が適用されており、年収300万円に課税される所得金額は300万30%+8万円=98万円となります

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円

税率は所得金額によって5%~45%の7段階に細かく区分されてており、それに伴い控除額も変わります。

ここで、年収が300万円だった場合に引かれる金額を計算してみましょう。

例)年収が300万円だった場合の年間所得税額
98万円×0.5円=4万9,000円
つまり、4万9,000円が納めるべき所得税となります。

また、年収300万円の場合税金や保険料だけでもおおよそ年間62万円が差引かれます。

年収300万円の手取り額、月収は?

年収300万円の手取り:約238万円

年収300万円の場合税金や保険で60万円前後が差引かれ、手取りは約238万円になります。

2018年にリクナビが行ったアンケート調査によると、年収300万円のボーナスは平均41万円という結果になりました。

したがってボーナスが出る企業に勤めていると月の手取り額は約16万円、ボーナスのない企業に勤めていると約20万円です。

年収300万円の生活レベルは?

年収300万円の場合の手取り額は月16万円~20万円で、国内人口の20~40%が年収300万円前後と言われています。

そこで今回は、30代の独身男性をモデルに年収300万円(手取り18万円/月)の住居や食事などの生活レベル全般を見ていきましょう。

住居|年収300万円

家賃は手取り額の1/3という目安があり、それに当てはめた場合おおよそ5.5万円~6万円になります。

これは管理費や共益費も含めた金額になるため、そこは事前にしっかり確認することが大切です。

独身の場合は大体が1人暮らしとなるので、その場合6万円の家賃の住居を探すことは難しくなさそうです。

また企業によっては住宅手当が出ることもあるため、家賃を上げたり職場付近に暮らすことも可能になります。

食費|年収300万円

食費は手取りの15%と言われており、年収300万円の場合の月に使える食費は、おおよそ2.5万円~3万円となります。

年収300万円で一人暮らしの場合の食事は自炊をメインとし、会社でのお昼ご飯も出来るだけお弁当を持参した方が食費を格段に抑えることができます。

毎日の自炊を習慣づければ、月に数回は外食することも可能です。

食費の節約ポイント
・スーパーを活用し自炊をする
・マイボトルを持ち歩く
・月の自炊費と外食費の予算を決めておく

車|年収300万円

車を購入する際の目安は年収の半分と言いますが、一人暮らしの場合は毎月の固定費もあるため100万円を予算とし購入を検討すると良いでしょう。

また最近は必要な時にだけ使えるカーシェアなども普及しているため、毎日車を利用する必要のない方はカーシェアを利用するのも一つの方法です。

貯金|年収300万円

家賃は6万円以内、通信費や光熱費などの固定費も考えた上で、きちんと自炊をし節約を心がけた生活をしていれば月に3万円程の貯金をすることが可能とされています。

日々の細かな出費を抑えていけば貯金はできるため、自分の出費を把握することが大切です。

年収300万円で結婚、子どもを持つとどうなる?

年収300万円で結婚・子どもを持つことは可能です!

ただ、独身で一人暮らしをしている環境とは全く違い生活費もかさみさらに養育費もかかってくるため、しっかりと節約することを前提とし共働きという選択肢も考えた方が良いかもしれません。

年収300万円で家の購入を考えた場合の住宅ローンは1,500万円〜1,800万円ほど借りることが可能で、収入に見合ったエリアとクオリティを考え購入することが大切です。

子どもがいる家庭は年齢によって児童手当が毎月支給されるため、その分養育費に当てることができます。

支給対象児童 1人あたり月額
0~3歳未満 15,000円(一律)
3歳~小学校修了前 10,000円
(第三子以降は15,000円)
中学生 10,000円(一律)

年収300万円にはどのような職業が多い?

実際に年収300万円稼ぐ職業を紹介します。

・飲食業
・サービス業
・一般事務
・歯科衛生士
・医療事務
・アパレル販売
・保育士
・福祉関係
・フリーランス

一般的にこのような職業が年収300万円と言われ、飲食業全般・事務職関係・教育機関・販売員など様々な職業が当てはまります。

雇用形態や勤続年数によっても変わってきますが、仕事内容と給料が見合わないなどという声も多く聞こえるようです。

引っ越しや結婚を機に、転職を考える人も多いと言います。

まとめ|年収300万円の生活レベル、月収や手取り

年収300万円の生活レベルはいかがでしたでしょうか?

  • 年収300万円の手取りは約16万円~20万
  • 節約を心がければ車の購入や結婚も可能
  • 年収300万円の職業は意外と多い

家賃や食費の節約をし毎日暮らしていけば、月に数回は外食もでき車の購入も可能ですし、無駄使いをせずきちんと貯蓄をして将来の結婚や子育てのために備える方も多くいます。

年収300万円の月収や手取り・税金をしっかり把握し、楽しく生活を送りましょう。

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