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株式会社野村総合研究所の平均年収は?初任給や業種ごとの違いを比較

更新日:2022-11-19

株式会社野村総合研究所の平均年収は?初任給や業種ごとの違いを比較

IT企業に就職を考えている人たちの中で、大手SIer企業を考えている人は多いでしょう。

その中でも株式会社野村総合研究所は年収が非常に高く魅力的な企業です。

そこで今回この記事では株式会社野村総合研究所の平均年収や年収の推移、新卒での給料などをご紹介していきます。

是非最後までご覧ください。

SIerってどんな職種?

SIerはSystem Integratorの略で、クライアントの要望に応じて業務システムの構築・アプリケーションの開発などを行います。

またシステムを開発した後のセキュリティや、運用の手伝いなども仕事に含まれる時があります。

コンサル系SIer

SIerと言っても何種類かに分類することができます。

一つ目がコンサル系SIerです。
コンサル系SIerは大手企業が多く従業員規模は2,000人を超えます。

主な仕事内容は外部企業のコンサルティングです。

SIerに依頼をする企業は自社の中にプログラマーがいないもしくは少ない場合が多く、営業力や計画力が求められます。

株式会社野村総合研究所はこのコンサル系SIerと呼ばれる種類の企業です。

計画を立てるスキル以外にも実際にコードを書いてプログラム開発をするスキルも必要になります。

独立系・ユーザー系・メーカー系

独立系・ユーザー系SIerは中堅SIerが多く従業員数は100~2,000人程です。

仕事内容は、大手SIerが外部企業から請け負った仕事を計画に沿ってコードを書きプログラムを開発することです。

親会社をもつSIerの場合、親会社からの依頼を受けることもあります。

これには親会社独自のサービスと親会社が請け負った外部からの仕事の両方が含まれます。

先ほど紹介したコンサル系よりも実際にコードを書いてプログラム開発を行うことが多いため、プログラミングスキルを磨きたい人は中堅SIerに就職することをお勧めします。

株式会社野村総合研究所の平均年収と推移

ここからは株式会社野村総合研究所の平均年収とその推移についてお話します。

SIerでは専門的な知識と技術が必要になり、その上株式会社野村総合研究所はトップレベルの大企業であるため給料は高くなっています。

平均年収

株式会社野村総合研究所の平均年収は1,150万円となっており、平均年齢は39.9歳です。

ボーナスは年に2回支給され、平均年収は会社員の全国平均の2倍以上とされています。

近年IT系の業界は他の業界よりも平均年収が高めになってきていますが、その中でも群を抜いて給料が高くなっています。

また営業職や技術職といった部署による給料の違いは10~50万円程と少なく、年や役職が重要視されている傾向があります。

新卒の平均年収は?

新卒で就職した場合、大学卒で22万円、修士卒で25万円程となり、平均年収は500万円を超えます。

22万円だと一般的な大手企業とさほど変わらないと思う方もいるかもしれませんが、給料の上がり幅が大きいのがこの株式会社野村総合研究所の特徴です。

年収の推移

株式会社野村総合研究所の年収の推移は下の表のようになります。

この表は年齢の変化による推移を表しています。

年齢 年収
20~24歳 324万円
25~29歳 866万円
30~34歳 951万円
34~39歳 983万円
40~44歳 1,101万円
45~49歳 1,246万円
50~54歳 1,356万円
55~59歳 1,344万円
60~65歳 889万円

引用:平均年収.JP 野村総研(NRI)の年収

株式会社野村総合研究所の平均年収の推移は昇進次第では5年目で副主任となり1,000万円を超え、30代に差し掛かるとほとんどの人が1,000万円レベルになります

さらに40代に入ると1,200万円を超え、50代に入ると1,300万円を超えてくるとされており、生涯賃金の面で見ても勤め続ければ5億円を超えると予想されます。

そして昇進して部長やパートナークラスになると年収が2,000万円、3,000万円と上がっていくためさらに生涯賃金は跳ね上がるでしょう。

役職に就くためには大きな成果が必要ですが、年収の推移としては年に比例して上がっていきます。

やはり大手の企業であるほど年功序列が色濃く残っているようですね。

株式会社野村総合研究所の働き方

ここまでの内容で給料が高いことは分かりましたが、業務内容やワークスタイルによっては向いていない方もいるでしょう。

そこでここからは株式会社野村総合研究所の働き方に触れていきたいと思います。

激務は当たり前?

株式会社野村総合研究所は通常運転の状態でも他の大手企業に比べてかなりの激務です。

これは取り扱う仕事の規模が大きいことや、下請け企業とクライアントのバランスをとる必要があるからですね。

そして株式会社野村総合研究所は国や行政からの仕事も数多くこなしているため、そのことが業務内容の過酷さに繋がっていると考えられます。

さらにコンサルティング業務はクライアントの予定に合わせて動くことも多いため、休みも取りづらくなります。

また自分が関わっているプロジェクトに問題が発生した場合休日に働くことも多く、そのプロジェクトが個人情報などを扱う物など急を要するプロジェクトだった場合夜中に呼び出されて働くこともあるそうです。

残業時間は上限の45時間ギリギリになることがほとんどで、休日出勤も含めると一般企業に比べて労働時間はかなり長いですね。

平均年収が全国平均の2倍以上あるのも納得できます。

福利厚生は充実している?

株式会社野村総合研究所の福利厚生はとても充実しています。

まず人材育成では通常の研修制度に加え、海外への留学制度・語学研修などがあります。

株式会社野村総合研究所では大きな規模の仕事をすることが多く、外国の企業との取引もあるため語学力が重要視されていますね。

次に休暇制度についてです。

休暇制度は有給休暇だけではなく、リフレッシュ休暇・暑中休暇など様々な休暇制度があります。

育児休暇なども充実しており、普段の休日出勤が多い分休みの制度が多く導入されているようです。

また住宅手当や独身寮もあり、働き方ではフレックス制(コアタイムはオフィスや役職による)を導入しているため社員が自由に働くことができます。

口コミによる評価は?

実際に働いている社員の口コミを調べてみました。

悪い口コミはあまり見かけませんでしたが、気になった口コミがいくつかあったのでご紹介していきます。

タフで粘り強く頑張れる人には向いている

株式会社野村総合研究所は労働時間が非常に長く仕事の規模も大きいため「タフさ」が求められるようです。

この「タフさ」には、集中力が続き長時間の作業に耐えられる「肉体的なタフさ」と、多少のことではへこたれない「精神的なタフさ」が含まれます。

ストレス耐性が無い方は就職してから後悔するかもしれません。

社風は自由でオフィスはオシャレ、若手でも意見が言える

フレックス制を導入しているため時間的な自由もありますし、デスクがフリーとなっているオフィスもあるようです。

フレックス制には社員が集まりにくいといったデメリットもありますが、そういった仕事環境を望んでいる人には最適の環境となっています。

またこれは口コミ全体から分かったことですが、子供を生んだ女性はそのまま辞めていくことが多いようです。

株式会社野村総合研究所では常に高いレベルかつ膨大な仕事をこなさなくてはいけないため、子供の面倒を見ながら最前線の技術についていくことが難しくなるようですね。

株式会社野村総合研究所の平均年収まとめ

今回は株式会社野村総合研究所の年収やその推移、そして職種や働き方について解説しました。

株式会社野村総合研究所は大手コンサル系SIerであり、給料が会社員の全国平均の2倍で知名度も高い素晴らしい企業です。

さらにフレックス制を導入しているため自由に働くことができます。

しかし労働時間が非常に長く休日出勤もあるため、定時で帰りたい人や休日はしっかりと休みたい人にはおすすめできません。

また口コミから分かるように、プライベートを少し犠牲にして仕事に時間を回せる人物でないと長く務めるのは難しいでしょう。

IT系の企業で収入の高い大手を狙っている方は是非検討してみてはいかがでしょうか?