100年以上の歴史を誇る化学メーカー大手の三井化学株式会社は、総合化学メーカーとして様々な事業を展開しています。
グローバルな化学企業グループを目指し、2018年の海外売上高比率はなんと45%まで増加しており、海外に在籍する従業員の比率は41%にまでのぼっています。
そんな三井化学株式会社の平均年収・給与体系・福利厚生・採用情報をまとめてご紹介します。
三井化学株式会社の平均年収
2021年の三井化学株式会社有価証券報告書によると、平均年収は850万円とされています。
令和元年に国税庁が出した「民間給与実態統計調査結果」によると日本の平均年収は436万円なので、414万円も高い平均年収になります。
国内の化学メーカーとしてはトップ10に入る年収の高さで、現在コーセーに続き代9位となっています。
過去3年間の年収推移をグラフで見るとどの年も850万円前後の年収をキープしており、平均年齢41歳、勤続年数19年と離職率の高さもうかがえます。
決済期 | 平均年収 |
---|---|
2019年 | 850万 |
2018年 | 866万 |
2017年 | 847万 |
三井化学株式会社の給与体系
三井化学株式会社の給与制度は、基本給+諸手当の月給制で年に2回(6月・12月)の賞与があります。
三井化学株式会社は歴史の長い企業なため年功序列の風潮が残っており、入社後数年は一定のペースで昇給しそこからは実力次第で昇進するかしないかに分かれます。
管理職に就くと数百万円程給与が上がり賞与もしっかり付いてくるので、自分の仕事への関わり方や評価が大きく関係します。
続いて、年代別の平均年収・職種別平均年収・役職別の平均年収・ボーナスについての情報をご紹介します。
年代別平均年収
三井化学株式会社の年代別の年収の推移を見ていきましょう。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 300万円~450万円 |
30代 | 550万円~1,000万円 |
40代 | 1,100万円 |
50代 | 1,200万円~1,300万円 |
年齢が進むにつれて着実に昇給し、30代ですでに550万円~1,000万円と日本の平均年収を上回っており、40代以降は1,100万円を超えていきます。
三井化学株式会社は年功序列の風潮がある一方、評価次第で若い世代でも管理職に就くことができるため、30代前半でも高年収を得られる可能性も十分にあります。
職種別平均年収
三井化学株式会社の職種別の年収はこちらです。
職種 | 平均年収 |
---|---|
営業・ビジネス職 | 500万円〜700万円 |
企画職 | 400万円〜700万円 |
事務・専門職 | 400万円〜600万円 |
開発・エンジニア | 400万円~800万円 |
職種別に見ると高年収は営業・ビジネス職、開発・エンジニア職になり年収500万円~800万円となっていますが、あくまでも平均年収であるため人によってはさらに高年収の場合もあります。
事務や企画職もふり幅は大きいですが、一般的に見た同じ職種の年収と比較するとかなり高い水準です。
役職別平均年収
役職別に見た平均年収一覧はこちらです。
役職 | 平均年収 |
---|---|
主任 | 850万円 |
係長 | 960万円 |
課長 | 1,200万円 |
部長 | 1,400万円 |
三井化学株式会社の一般社員の平均年収が300万円〜700万円とされている中、役職に就いた際の年収の上昇率がよく分かります。
役職が就くことにより100万円単位での年収アップが期待できると言います。
また、三井化学株式会社の代表取締役社長・淡輪 敏氏の年収は約1億1,700万円とされており、同業の上場企業では妥当の年収額と言えます。
ボーナスについての情報
三井化学株式会社のボーナスは年に2回(6月・12月)あり、業績連動と個人の評価によって支給額が決まります。
平均支給額は110万円~300万円とされており、役職に就くとさらにアップするためボーナスの支給額はかなり高いと言えます。
三井化学株式会社の福利厚生
三井化学株式会社は福利厚生や各種手当が充実しています。
独身寮・社宅を完備しており、独身寮には食堂もあり低価格で食事の提供がされているため、従業員はとても助かっているという口コミが多数見られました。
しかし、住宅補助が全くなく持家や賃貸に居住する従業員からはネガティブな意見もあるようです。
また、会員制のホテルや旅館・財形貯蓄・住宅融資制度など三井化学株式会社ならではの福利厚生も揃っています。
介護・育児支援の充実
三井化学株式会社は育児や介護についての支援が手厚く、育児休業は最長4年間、介護休業は最長1年間取得することができます。
子どもの育児や親族の介護のために1日3時間を限度に取得できる短時間勤務措置や、フレックスタイム・テレワークの推進などが行われています。
育児休業からの職場復帰支援プログラムも組まれており、復帰率は男女ともに100%となっています。
また、千葉県の市原工場と袖ヶ浦センターの近くに三井化学の企業主導型認定保育園「いちはら・夢広場」が開設され、三井化学株式会社の従業員が安心して子ども預けることができる環境が整っています。
三井化学株式会社の採用情報について
三井化学株式会社の採用情報はこちらです。
勤務時間 |
本社・支店・研究所:9時~17時40分 工場:8時30分~17時10分 フレックスタイム制(標準労働時間7時間40分・コアタイムなし) 時間外労働あり(全社平均約21時間) |
---|---|
休日休暇 | 休日:年間休日122日、完全週休2日制(土日)、祝日、年末年始、創立記念日(10月1日) 休暇:年次有給休暇(入社月に応じて按分・最大20日) リフレッシュ休暇(連続2日間・入社2年目の4月から支給)、介護休暇、看護休暇など |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
昇給 | 年1回(7月) |
初任給について
三井化学株式会社の初任給は以下の通りです。(2020年4月実績)
最終学歴 | 初任給 |
---|---|
博士了 | 月給292,500円 |
修士了 | 月給249,500円 |
学士卒 | 月給231,500円 |
出典:マイナビ2020
三井化学株式会社の大卒の初任給は231,500円と日本の平均初任給よりも2万円ほど高く設定されており、ここから数年間は右肩上がりに給与が伸びていきます。
入社後、新入社員導入研修を受けることによって必要な知識やスキルを学ぶことができ、それ以外にも基礎ビジネススキル研修や各部門主催教育など新入社員教育にとても力を入れている企業です。
三井化学株式会社の平均年収まとめ
- 三井化学株式会社の平均年収は850万円万円
- 役職に就くと年収1,000万円超えも可能
- 介護・育児支援が手厚く復帰もしやすい
三井化学株式会社は同業大手の中でも第9位の平均年収の高さで、日本国内の平均年収と比較すると400万円以上も高い平均年収となっています。
入社後数年以降は、評価が上がれば若い従業員も役職に就くことができるチャンスが与えられるため自分次第で年収1,000万円稼ぐことも可能です。
残業や休日出勤はそれぞれの職場によって異なりますが、業務を行った分だけきちんと手当が付くのでやりがいがあり、有給休暇の取得率も高いためワークライフバランスのとれた企業です。
また、介護や育児支援が充実しており女性も働きやすい環境が整っています。
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