株式会社竹中工務店の年収はいくら？平均年収や初任給について調査

株式会社竹中工務店は創業400年以上の歴史を誇る、日本を代表する大手ゼネコン企業です。

大手5社の中で大阪に拠点を置くのは株式会社竹中工務店のみで、「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念のもと、東京タワーや東京ドームなど時代を象徴する建築物の企画・設計・施工を行ってきました。

そんな株式会社竹中工務店の実際の平均年収・給与制度・福利厚生・初任給について詳しく調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社竹中工務店の平均年収

平均年収：1,007万円

株式会社竹中工務店有価証券報告書によると、2020年度の平均年収は1,007万円です。

令和元年に国税庁が出した「民間給与実態統計調査結果」によると日本の平均年収は436万円となっており、株式会社竹中工務店は約570万円高い平均年収となります。

また、日本全国の生涯年収の平均1億9,000万円に対し、株式会社竹中工務店の生涯年収は3.7億円とされています。

株式会社竹中工務店の過去3年間の平均年収をまとめると、下記のようになります。

2018年から2019年にかけて平均年収は上昇し2020年に約36万円下がっていますが、同業の建設業界の平均年収493万円と比較すると、株式会社竹中工務店の平均年収の水準の高さがうかがえます。

株式会社竹中工務店の給与体系は、基本給＋諸手当＋年に2回(6月・12月)の賞与で構成されています。

株式会社竹中工務店は、住居補助金・通勤費・作業所勤務手当などの諸手当がきちんと支給されることや、残業代の全額支給などが高年収に大きく関係していると言えます。

また、株式会社竹中工務店の職種は総合職(全国)と総合職(地域)に大きく分けられますが、初任給の時点では月給の差はなくどの職種も統一された額からのスタートとなっており、入社2年目以降の昇給から差が出てきます。

株式会社竹中工務店の年代別の年収を一覧にしたものがこちらです。

年代	平均年収	平均月収	平均ボーナス
20代	660万円	38万円	132万円
30代	866万円	50万円	173万円
40代	1,088万円	64万円	217万円
50代	1179万円	69万円	235万円
60代	849万円	49万円	169万円

20代で平均月収660万円と国内の20代平均月収の約2倍となっており、30代でいっきに昇給し40代では年収1,000万円を超えていきます。

入社2年後からそれぞれの昇給額が変わってくるためそこから少しずつ差が出始め、役職に就くといっきに年収が上がります。

株式会社竹中工務店の役職別の平均年収はこちらです。

株式会社竹中工務店では、持っている資格や役職が年収に大きく関係しています。

30代前半までは年功序列で年収は上がっていきますが、その後は昇進し役職に付くかどうかで年収に大きな差が生じてきます。

役職の平均年収は主任クラスで900万円代、係長クラスでは1,100万円を超えていきます。

課長クラスは約1,400万円、部長クラスになると1,600万円を超えますが、部長クラスまで到達するには高い実績と評価が必要になるため、狭き門と言えます。

株式会社竹中工務店のボーナスは年に2回(6月、12月)あり、平均賞与額は185万円とされています。

ボーナスは業績連動型なため業績が右肩下がりの現在、待遇はとても良くなっており毎年安定したボーナスが受け取れます。

株式会社竹中工務店の福利厚生はとても手厚く、高年収に大きく関わっています。

大手企業で取り入れられている福利厚生はほとんど備わっており、社宅や寮・福利厚生施設や保養所が充実しているところも、従業員からはとても評価されています。

保険：雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
社宅･独身寮：原則として転勤者に対して、社宅・独身寮を貸与する
厚生施設：社宅、独身寮、保養所、社員食堂　ほか
その他：福利厚生サービス会社との提携による各種サービス

大手ゼネコン企業というだけあり住宅手当は手厚く社宅や寮の設備が整っており、独身寮だけでなく家族寮も提供されています。

賃貸や持家の場合でも家賃補助が毎月7万円付与されるなどの住宅手当があり、他社と比べても支給金額が高くなっています。

株式会社竹中工務店の従業員が利用できる保養施設が全国展開しています。

ホテルや旅館などの宿泊施設やフィットネスクラブやゴルフ場などのスポーツ施設が安く利用できます。

その他にも語学教室や資格取得教室、カルチャースクールなどの自己啓発サービスや、パック旅行、美術館・映画館のチケットなど種類も豊富です。

株式会社竹中工務店の2022年度の採用情報はこちらです。

勤務時間	8:30～17:30
休日休暇	完全週休2日制（土曜日、日曜日）、祝日、年末年始、夏期休日、年次有給休暇（初年度10日、以後年数に応じて最大20日）、特別休暇（10年目 7日　20年目、30年目 14日）、慶弔休暇　など
賞与	年2回（6、12月）
昇給	年1回（4月） ※総合職（全国）と総合職（地域）において2年目以降の昇給が異なる。（総合職（地域）は総合職（全国）の90％程度に設定している。）
諸手当	住宅補助金、時間外勤務手当、通勤費　など