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リクルートホールディングスの年収はいくら?平均年収や初任給について調査

更新日:2022-10-13

リクルートホールディングスの年収はいくら?平均年収や初任給について調査

2012年に分社化した株式会社リクルートの持ち株会社「リクルートホールディングス」は、東京丸の内に本社を構えており、働きやすい優良企業とされています。

従業員の平均年齢が37歳ととても若く、リクルートホールディングスで経験を積み、退職した後若くして会社を設立する元従業員も多くいる企業です。

そんなリクルートホールディングスの気になる年収・給与制度・福利厚生などを細かく調査しました。

リクルートホールディングスの平均年収

平均年収962万円

リクルートホールディングス有価証券報告書によると、2019年の平均年収は962万円となっています。

令和元年に国税庁が出した「民間給与実態統計調査結果」によると日本の平均年収は436万円なので、約2倍の平均年収ということになります。

平均年収が約1000万円近くということは、リクルートホールディングス全体の給与がかなり高いと言えます。

過去3年間の平均年収は横ばいで、大きな変化はなく900万円前後を維持しています。

また、リクルートホールディングスは人材の入れ替えを推奨しているため、平均年齢は37歳と他社の大手企業と比べるととても若くなっています。

  

  

  

  

決算月 平均年収 平均勤続年数 平均年齢
2017年3月 872万円 6.2年 34.8歳
2018年3月 958万円 5.8年 35.1歳
2019年3月 962万円 6.0年 37.7歳

リクルートホールディングスの給与制度

リクルート3

リクルートホールディングスの給与形態は「ミッショングレード制」という制度で成り立っており、それぞれの職務や業務によって等級を決め、それに合わせた目標を上司との面談で設定しどのくらい達成できたかによって給与が決まります。

ミッショングレード制の見直しは半年に1回年齢や入社年数に関係なく行われ、成果を上げた人はその分年収も上がるというシステムです。

また、実際に結果や数字が出せない場合でも、仕事に取り組む姿勢や周りに与える影響などで高評価を受ければ、グレードが上がることもあると言います。

等級別平均年収

リクルートホールディングスの等級(グレード)は細かく分かれていて、等級によって年収や賞与もそれぞれ異なります。

  

役職名 給与(目安)
一般 450万円~700万円
TL(チームリーダー) 700万円~900万円
GM(課長) 900万円~1200万円
部長 1,300万円~2,000万円

出典:転職サイト就活サイト

基本的に実力・成果主義のリクルートホールディングスは、入社して数年しか経っていない社員でも、任せられた任務を遂行し成果を出せばいっきに2,3つグレードが上がることもあり、20代で年収1000万円を超える社員もいると言います。

また、同じグレードでも成果を出している人と出していない人ではボーナスの額が大幅に変わるので、結果的に年収に差が出ます。

年齢別の平均年収はどのくらい?

リクルートホールディングスではミッショングレード制を採用しているため年齢に関係なく年収に差が出てきます。

そのため年齢ごとに正確な数字を出すのは少し難しいですが、参考にしていただける数字はこちらになります。

20代 500万円~700万円
30代 750万円〜850万円
40代 850万円〜1,100万円
50代 1,150万円前後
60代 670万円〜1,130万円

20代の平均年収は500万円〜700万円と、他の企業の20代の平均年収を大幅に上回り、40代になると年収1000万円以上が普通になっていきます。

ボーナスについての情報

リクルートホールディングスには年に2回(6月、12月)ボーナスがあり、直属の上司やグループの管理職で成果基準に沿って話し合い、社員一人一人を公平に評価します。

グレードごとにSSS~Cの評価が出され、評価のランクが上がるごとにボーナスの額も数十万円上がります。

リクルートホールディングスの福利厚生

リクルート4

リクルートホールディングスには、他企業にはない独自の福利厚生制度があります。

  • 年次有給休暇
  • STEP休暇
  • サンクス休暇
  • アニバーサリー休暇
  • リフレッシュ休暇
  • 諸手当
  • フレックスタイム制度
  • リモートワーク
  • 時短勤務制度
  • おかえり制度
  • 入社後研修
  • 選択型研修プログラム
  • GLOBA(Global Business Academy)

など

安定した休暇制度や他グループとの関りを持てる部活動、フレックスタイムの導入、入社後研修など自分自身の成長につながる福利厚生も充実しています。

その中でも特に注目されている独自の制度を2つ紹介します。

ステップ休暇|福利厚生

ステップ休暇とは勤続3年ごとに取得できる休暇制度で、なんと最高28日間の休暇を取ることができ、さらにステップアップ支援金として現金30万円がもらえる制度です。

3年毎に毎回支給されるので、がんばって勤務を続けたご褒美にこのような休暇や支援金がもらえるのは、今後のやる気や自尊心の向上にも繋がります。

取りやすさは部署などによりますがあらかじめ計画を立てておけば取得でき、産休とつなげて休暇を使ったり、海外旅行へ行ったりと様々な使い道があります。

また、使用しなかった(出来なかった)場合は会社が休暇権利を買い取ってくれ、その分現金30万円を支給してくれるようです。

アニバーサリー休暇|福利厚生

アニバーサリー休暇とは、1年以上在籍した従業員が4日以上連続で有給休暇を取得した際、5万円を支給するという制度です。

日本では有給休暇があっても実際は使い辛く、ほとんど使わずに消失してしまう労働者が多くいるのが現状です。

その中、リクルートホールディングスでは健康で生き生きと働くために、有給休暇を使いきちんと休暇を取ることを推進し取得率を高め、従業員のモチベーションアップに努めています。

リクルートホールディングスの採用情報について

リクルート2

リクルートホールディングスの採用情報はこちらです。

勤務時間 フレックスタイム制
※1日の標準労働時間は8時間としますが、日々の労働時間や始業・終業時刻には、自主性・裁量性が認められています。
休日 年間実質休日数145日(内訳:休日140日、指定休5日)
週休2日(土日祝等、当社カレンダーによる。
※事業部門により年数回土曜出社有)
休暇 出産育児・ケア・婚姻・慶弔・転勤・産前産後・看護・介護など。
年次有給休暇、アニバーサリー休暇、STEP休暇
賞与 年2回

初任給について

リクルートホールディングスの初任給は以下の通りです。

初任給 23万円
最終学歴 諸手当大卒、大学院卒、高専卒、短大卒、専門卒
諸手当 グレード手当(月当たり35時間相当分の固定超過勤務手当):全員支給あり

※諸手当に関して
ビジネス総合:グレード手当69,855円
プロダクトグロース、エンジニア、データスペシャリスト、デザイン、ファイナンス:グレード手当69,855円~

厚生労働省が行った令和元年賃金構造基本統計調査結果と比べると、初任給は平均の支給額になります。

最終学歴は大学院卒でも専門学校卒でも初任給は一律されており、みんな同じスタート地点から始まり実力をつけていく社風が分かります。

新入社員から経験を積み成果を出し、グレードを上げ続けると手当が付くため賞与も上がり20代後半~30代で年収1000万円を超える社員も珍しくなく、成果の良し悪しで100万円単位で賞与額も変ってきます。

リクルートホールディングスの平均年収まとめ

  • リクルートホールディングスの平均年収は962万円
  • グレードが上がれば20代後半で1000万円稼ぐ従業員もいる
  • 休暇制度が充実している

リクルートホールディングスの平均年収は、日本人の平均年収の約2倍とかなり高額になっています。

リクルートホールディングスは成果を出した分だけステップアップできそれが平等に評価され、年収やボーナスアップに直接つながります。

また休暇制度が充実しており、最大28日間の連続休暇や休暇に使える支援金を与えてくれるなど、社員にとってとてもありがたい福利厚生が整っています。

女性の育休取得率も98%と極めて高く、本社内に保育園を開設し職場復帰しやすい環境を整えるなど、様々な取り組みを行っています。