「“資格”の勉強をしても、続かない」なんてことで悩んでいませんか? そんなアナタは、『自分探し』からスタートしましょう。アナタにぴったりの「資格」を探す方法を紹介します。
■:資格取るなら何が良いの?アナタにぴったりの「資格」を探すには?
就職や転職に有利になる「資格」。自分磨きのために取得する「資格」。趣味を極めるために取る「資格」など、目的や用途によって、たくさんの「資格」があります。
資格を取りたいと思ったら、気をつけたいのが理由です。
友達がやってるから、人気の資格だから、就職に有利だから、いろんな理由があると思います。「資格」は、カンタンに取得できるモノから難しいモノもありますが、それなりの勉強時間が必要です。勉強する気持ちを持続させるには、アナタの強みを知って楽しみながらできる「資格」を選ぶと失敗しません。
■:知らないとヤバイ!絶対に失敗する「資格」勉強は?
「資格」を取るときに失敗する主な理由は以下の通りです。
- 十分な勉強時間が作れない。
- 難易度が高すぎる。
- 自分の経歴にマッチしていない。
- 全く興味がない分野だった。
- 未来を想像できない。
人は、自分に興味がないことを続けるのを苦痛に感じます。例えば、クラッシック音楽が好きな人がパンク音楽を聴き続けるのは、どのくらい続くのでしょうか?音楽を聴き続けるだけでも、辛いのに“勉強”になったら、もっと辛くなりますよね。そこで、大事なことは自分の“強み”を知ることです。
■:資格取るなら何が良いの?アナタにぴったりの「資格」を探す(準備編)
必要なもの
- 紙
- ペン
- リラックスできる空間
自分の“強み”を知るためには、リラックスした状態が必要なので、落ち着いて作業ができる空間を作りましょう。自分の強みを知るワークショップを始めると、書き続ける時間が必要です。雑誌やテレビなどが近くにあると集中できないので、作業をする場所は片付けてからスタートしましょう。
■:資格取るなら何が良いの?アナタにぴったりの「資格」を探す(実践編)
“強み”の定義
- 他の人には、難しいこともカンタンできる。
- 当然のようにできる
- イキイキできる
強みの定義に沿って、以下の質問をノートに書写しましょう。
「他の人に頼まれることは何ですか?」
他の人からお願いされるということは、第三者から見てもそれがアナタの得意なことです。それがオフィスであれば、エクセルやパワーポイント作成をお願いされたり、プライベートならば、服の買い物アドバイスをお願いされたりすることです。
「お金がもらえなくてもやりたいことは何ですか?」
例えば、お友達にネイルをしてあげたり、英語を教えてあげたり、ブログを書くことなどで、楽しい気持ちになるコトを考えてみましょう。
「今まで“お金”や“時間”を使ったことは何ですか?」
例えば、コーヒーが好きでカフェ巡りに良く行くとか、アートが好きで美術館巡りをしていたなどをノートに書いてみましょう。
各質問の回答を過剰書きにして、リストにします。そこから、本当に好きで楽しいモノを選びましょう。最終的に残ったものがアナタの“強み”や興味のあることです。
そこから考えられる資格を選びましょう。
リストから考えられる資格の一例はこちら
- 数字に強い(簿記やエクセル)
- 買い物好き(カラーコーディネーター)
- ネイルが好き(ネイルアーティスト)
- 動物が好き(動物介護士、トリマー)
- ヨガが好き(ヨガインストラクター)
- 英語が好き(TOEIC、英検)
- ブログを書くのが好き(Webライター検定)
- 旅行が好き(世界遺産検定)
- カフェ巡りが好き(バリスタ)
- 野菜が好き(野菜ソムリエ)
- アートが好き(美術検定)
■:資格取るなら何が良いの?アナタにぴったりの「資格」を探す(計画編)
自分の取りたい「資格」が決まったら、試験日を調べましょう。年に1回や半年に1回などの試験もあるので、試験日は要チェックです。
資格を取るときに、気をつけたいのが受験要件。
例えば、3級を取得してからでないと2級は受験できない。トレーニングや経験がないと受験できないなど、資格によって受験要件が変わるので気をつけましょう。
資格の勉強時間の目安から、無理のない受験日を選びましょう。初めての「資格」受験なら、時間に余裕がある受験日を選びましょう。最初の「資格」受験に失敗すると、やる気がなくなったり、うつになる人もいるので、余裕のあるスケジュールをこなしましょう。
例えば、日商簿記3級の勉強時間(目安)は、50時間。(個人差あり)
休まずに毎日1時間の勉強を続けても2ヶ月はかかる計算になります。勉強する習慣がない人は、通勤時間にテキストに目を通す。など、カンタンにできることからスタートしましょう。初めて簿記に触れるならば、3ヶ月程度を目安にして、少しずつ勉強を習慣化させましょう。
自分にぴったりな資格で、素敵に輝ける人になりましょう。
Aida Minamoto