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美容部員になるには資格が必要?給料や収入・仕事内容を解説

更新日:2021-04-24

美容部員になるには資格が必要?給料や収入・仕事内容を解説

女性のあこがれの仕事の一つ美容部員。

美意識が高くてメイクへの興味が高かった人には興味のある世界ですよね。

しかし美容部員になるには特別な資格が必要なのでしょうか?

「美人じゃないとなれないの?」と思っている人もいるでしょうね…。

この記事では美容部員になるために必要な資格や、美容部員の仕事内容、リアルなお給料の話まで紹介していきます!

美容部員になるには資格が必要?

美容部員になるには資格は不要だった

美容部員になるには、必ず取らなくてはいけない資格はありません。

なぜなら美容部員は、就職してからその企業独自の指導方針で、化粧品の知識や経験を積んでいくからです。

でも、「ヘアメイクの学校を卒業していた方が有利なんじゃない?」と、思う人もいるでしょうね。

確かに専門学校で、ヘアメイクの基本的な知識や技術については学ぶことができるかもしれません。

しかし実際に卒業した人は、メイクアップアーティストの道に進む人がほとんどです。

それに学校に通うとなると、それなりの年数と学費がかかってしまいます。

であれば、自分で通信講座などで有利な資格を取っておく方が、美容部員の就職や転職の時に有利になります。

美容部員として働くのに有利になる資格には、以下の3つがあります。

日本化粧品検定

化粧品や美容についての知識を問われる資格検定で、この資格を取った7割以上の人が美容関連業界の道に進む検定でおすすめです。

しかも誰でも受験することができるので、まずは3級の資格試験から腕試ししてみてはいかがでしょうか?

さらにステップアップを目指す人は1級までの資格を取得して、より就職に有利になるようにアピールしてください。

日本メイクアップ技術検定

一般社団法人JMAが主催している資格検定で、国際的に通用する資格として知られているのでおすすめです。

しかし開催地域が限られていることと、技術試験も行われるので、取得しづらいと感じる人もいるかもしれません。

それでもこの資格を取得していると、世界的なコスメブランドへの就職も有利になるので、かなりおすすめです。

スキンケアアドバイザー

美容部員として大切にしなくてはいけない、スキンケアの基礎を学ぶことができる資格です。

美容部員になるには関係ない資格のように思えますが、皮膚科医や大学教授などが監修した「肌」についての大切なことを学ぶことができるので、必ず美容部員の道でも役に立つはずです。

さらにこの資格を取得していると、美容部員以外にもサロンやカウンセラーの仕事への選択肢も増えるので、将来的にはおすすめの資格です。

美容部員のお給料

美容部員の収入

美容部員の平均的な給料は、月平均で20万円前後です。

これは一般的な給料の平均より、やや高めの水準と言えます。

例えば、化粧品メーカー最大手と言われる資生堂の求人情報を例にして、見ていきましょう。

資生堂で正社員として従事した場合の平均給料は、年収約595万円です。

そんなにもらえるの?という印象ですが、販売ノルマの実績がある「カリスマ美容部員」の給料も含まれて計算されていることを念頭に置いてくださいね。

一方で契約社員やパートナースタッフとして働く場合の平均給料は、時給1200円前後になります。

以上のようなことから美容部員の給料は、メーカーやキャリアによって差はありますが、一般的なOLよりは少し高めの給料を期待することができるでしょう。

美容部員の仕事内容

美容部員の仕事内容

美容部員の実際の仕事内容は、店頭でお客様にコスメのアドバイスをする以外に費やしている仕事の方が多いのが現状です。

そこでプロの美容部員になるにはこなしていかなくてはいけない仕事内容の一部として、4つ紹介していきます。

自社ブランドの勉強会

自社ブランド製品の良さを正しくお客様に紹介するために、新商品が出るたびに先輩スタッフからレクチャーを受けます。

特に化粧品メーカーは、季節によって頻繁に商品が入れ替わります。

その度に、「どのようなトークで売るか?」ということを学ぶためのミーティングが行われるのです。

したがって、コスメに対する意欲が高い人にはやりがいがありますが、「研修が多いのはちょっと・・・」という人にはツラい仕事内容かもしれません。

スタッフ同士のミーティング

自社ブランドの勉強会の他に、お店ごとで少人数で行うミーティングも頻繁に開催されます。

ここではノルマに対する進捗状況の報告会や、お客様情報の共有、クレーム対応など、お店全体の対応スキルを上げるための話し合いが行われているのです。

そのため営業時間外に集まる機会も多く、家庭の事情で時間的制約がある人にとっては、美容部員になるには条件が合わないこともあるでしょう。

事前準備や後片付け

お客様についていない時の準備や清掃などにも時間をかけるのが、美容部員としての大切な仕事内容です。

具体的には、

  • 販売する化粧品やサンプル品の準備
  • メイクアップ用品の洗浄や洗濯
  • 店内の整理、整頓、清掃
  • 顧客カルテの作成
  • 申し送りノートや日報の記入
  • などといった煩多な仕事内容が多いです。

    またこれらの仕事内容をいちいち先輩から指示を受けなくても、率先して行うことができる「気づき」のスキルも美容部員になるにはとても重要な要素と言えます。

    接客

    お客様のニーズに合った化粧品をおすすめしたりアドバイスをする業務で、美容部員になりたい人が一番思い描いている仕事内容でしょう。

    この仕事内容で一番大切なことは、コミュニケーション能力はもちろん、どれだけお客様のニーズを引き出すことができるか?というスキルです。

    このスキルが高ければ自然と、販売ノルマを達成することができます。

    また他のスタッフが対応しているお客様にも常に気を配り、担当スタッフがお会計などで席を外した時に、さりげなくお客様を退屈させない気配りも求められますね。

    したがって、自分のメイクアップ技術を披露したい気持ちが強い人よりも、人の役に立ちたいという想いが強い人の方が、美容部員になるには大切な素質です。

    美容部員の就職先

    美容部員の就職先

    美容部員の主な就職先は、百貨店やドラッグストアなどにテナントとして入っているお店です。

    ほとんどの場合はメーカーとの直接契約が多いですが、派遣社員として色々なメーカーを経験するスタッフもいます。

    また最近増えてきているのが、外出が困難なお客様のために、お家や病院に訪れて化粧部員の仕事をする働き方です。

    このように美容部員としての仕事内容を通して、様々な就職先でスキルを生かすことができるのはやりがいと言えるでしょう。

    美容部員の求人情報

    美容部員の求人

    美容部員の求人情報は、就職情報サイトで一覧になって紹介されていることが多いです。

    また各メーカーの公式HPでも採用情報が載っているので、ぜひチェックしてみてください。

    これらのHPから、就職や転職のエントリーを行うことができます。

    人の出入りが多い職種でもあるので、1年通してエントリーを受け付けている会社も多く、就職のチャンスが多い職業とも言えるでしょう。

    美容部員として働くのに有利な資格と給料、仕事内容まとめ

    お客様をきれいにしながら、自身の美意識も高めていくことができるのが美容部員のやりがいと言えますね。

    また「美人じゃないとなれない」という先入観も、全く必要ありません!

    なぜなら、誰でもプロ意識があれば必ず素敵な美容部員になれるからです。

    この記事で美容部員になるために大切な資質や、とっておくと有利な資格についてお分かりいただけたと思います。

    それにメーカーによっては人手不足の会社もあるので、人が好きで、きれいになることが好きな人にはおすすめの職業です!

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