きらびやかな世界で活躍するメイクアップアーティストは、テレビや映画に出演する俳優やモデルなどの芸能人のメイクを手がけるのがお仕事です。
そんな華やかな仕事であるメイクアップアーティストになるには、専門学校や短期大学に通う以外にどのような方法があるのでしょうか？
メイクアップアーティストに必要な資格やおすすめの通信講座についても紹介していきます。
メイクアップアーティストになるには
メイクアップアーティストといえば、近年需要が高まっており活躍の場が増えていると言えます。私たちの身近な生活の中でも結婚式やイベントなどで活躍していますよね。
そんなメイクアップアーティストになるには、一体どのような方法があるのかを紹介していきます。
専門学校や短期大学に入学する
メイクアップアーティストになるには、基本的に美容系の専門学校や短期大学に入学し、卒業後に美容の道に進むのが一般的と言えるでしょう。
また、就職するプロダクションや会社によって、専門学校や短期大学卒業者のみ採用している場合も多いため、メイクアップアーティストになるには美容系大学・専門学校の進路を進んでおきたいところです。
短期大学や専門学校によって授業内容は多種多様、メイクだけでなく美容全般を学べる学校もあるので、どんな分野に興味があるかで短期大学や専門学校を選ぶ必要がありそうです。
スクールに通う
メイクアップアーティストになるには、専門学校や短期大学に入学する以外にスクールに通う方法もポピュラーであると言えます。
学校やスクールによって授業内容が異なりますので、自分がどんなメイクアップアーティストになりたいか明確にしておく必要があります。
さらに、卒業試験に合格すればメイクアップアーティストの資格を取得できる学校もあるようです。
美容関係の会社に就職する
もし現在別の仕事に就職していて、メイクアップアーティストへ転向したいと考えている方は、メイク・美容関係の会社に転職し、働きながらメイクアップアーティストを目指す方法もあります。
職場によって異なる場合もありますが、研修制度を設けている会社もあるので就職してから資格を取ることも可能と言えます。
ただし研修などは勤務時間外に行われることが多いので、他の方法と比べるとメイクアップアーティストになるには時間がかかってしまう場合もあるので注意が必要です。
独学で民間資格を取得する
短期大学や専門学校・スクールに通うとなると、現在の仕事を掛け持ちしながらだと時間を作ることが難しい場合もありますよね。
珍しいケースにはなりますが、通信講座を利用して独学で資格を取得される方も中にはいらっしゃいます。
メイクアップアーティストになるには必ずしも短期大学や専門学校に通わないとなれない職業ではないので、通信講座を利用して独学で資格を取得すればメイクアップアーティストを目指すことは可能でしょう。
メイクアップアーティストを目指せる資格
メイクアップアーティストになるには必ず資格が必要になってくるというわけではありませんが、資格を取得することで自分をアピールできる材料になる場合もあります。
メイクアップアーティストのためのスキルアップや就職に有利になる民間資格を紹介してきます。
メイクアップ技術検定試験
一般社団法人JMAが認定している資格に「メイクアップ技術検定試験」というものがあります。
日本メイクアップ技術検定試験は1級・2級・3級の三段階に分かれて実施され、国際的に通用するメイクアップアーティストの育成を目指し、一般社団法人JMAが定める正しいメイク基準を基本としています。
これから美容業界で働きたい方は勿論のこと、自身のスキルアップや活躍の場を新しく求める際などに大きな武器となります。
一般社団法人JMA
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
IBF国際美容連盟が認定している「IBF国際メイクアップアーティスト認定試験」という資格もあります。
国際的に共有できるメイクアップに関する知識、技術の基本を理解し、実際にメイクアップをすることができることをIBFが認定する資格。資格取得者は、IBFから就職や開業、フリーランスとしての活動などに関わる様々な支援を受けることができる。
IBF国際美容連盟
MSOJ認定メイクアップ検定
MSOJ一般社団法人日本メイクアップ連盟による「MSOJ認定メイクアップ検定」という資格を紹介します。
MSOJ（日本メイクアップ連盟）では、メイクアップアーティストとしての資質を高めていくために、基本となるメイクアップの正しい知識と技術が必要であると考え、基準となる資格検定制度を設けました。また、メイクアップアーティストとして必要とされる能力を養うため級を追うごとに実践に役立つトップレベルの試験内容となっています。
MSOJ一般社団法人日本メイクアップ連盟
美容師免許
すでに国家資格である美容師免許を取得しているのであれば、メイクアップアーティストに転職する際に有利と言われています。
実際に、メイクアップアーティストの需要が高まっているため美容師から転職する方も多く見受けられます。
また、メイクアップアーティストの仕事内容自体、メイクだけでなくヘアメイクも担当することもあり、美容師免許を持っていることは最大の強みと言えるでしょう。
おすすめの通信講座
資格を取得するためには、やはりメイクアップアーティストに必要な知識を身に付けないといけませんよね。
ここでは、メイクアップアーティストに近づくためのおすすめの通信講座や教材を紹介していきます。
通信講座の良さは何といっても自分のペースで進められるところにあります。ご自身のレベルアップはもちろん、就職に有利になる通信講座を受講してみてはいかがでしょうか？
IBF認定プロメイクコース
「IBF認定プロメイクコース」とは、IBF国際美容連盟が手掛けている通信講座の1つです。
メイクアップアーティストにはコミュニケーション能力が必要と言われており、この通信講座ではまず心理学の基礎から学べるようになっています。
その他にも、カラーなどの基礎やメイクの講習の教材などメイクアップアーティストになるには必要な知識を徹底的に学習できるようになっています。
IBF認定国際メイクアップアーティスト
IBF国際美容連盟からもう1つ「IBF認定国際メイクアップアーティスト 資格試験対応短期集中養成EX講座」という通信講座を紹介します。
メイクアップアーティストのため、美容業界で働くための「最短コース」を極めたこちらの通信講座は、メイクアップアーティストに必要な基礎知識から応用知識まで幅広く学ぶことが可能。
受講後の就職や活躍もサポートも行ってくれます。
日本メイクアップ技術検定試験公式テキスト
一般社団法人JMAが発行している「日本メイクアップ技術検定試験公式テキスト」を使用して、独学で勉強する方法もあります。
一般社団法人JMAはこの他にも様々なテキストを発行しているので、ご自身にあったテキストを探すことができそうです。
さらにテキスト以外にも、セミナーや講座なども随時開催しているようなので、気になる方は是非チェックしてみて下さいね。
通信講座以外の方法とは
通信講座以外にも、プロのメイクアップアーティストが開催しているセミナーや講座に参加して、資格を取得する方法もあります。
独学で学ぶ必要がある通信講座ではどうしても練習相手が必要になってきたり、疑問点を自分で解決しなければなりません。
対して、セミナーや講座を受講する場合、わからないところはすぐに質問できるのが強み。モチベーションが下がってしまいがちな通信講座と違い、時間も有効活用できそうです。
また、セミナーや講座を受講後、試験に合格すれば資格を取得できるところもあります。
メイクアップアーティストになるには資格がいる？おすすめの通信講座まとめ
メイクアップアーティストになるには、必ずしも資格が必要になるわけではありません。
しかし、専門学校や短期大学に通わず、通信講座などで独学で勉強しメイクアップアーティストを目指すのであれば、資格取得で就職には有利に働くと言えるでしょう。
華やかな世界でメイクアップアーティストとして働くには、下積みが大切と言われており実力社会ともいわれています。是非この記事を参考に、メイクアップアーティストへの道に挑戦してみて下さいね。
