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キャリアコンサルタントの活かし方は?仕事や就職先、職場はあるのか

更新日:2019-11-04

キャリアコンサルタントの活かし方は?仕事や就職先、職場はあるのか

”キャリアコンサルタント”とは、就職や転職、キャリアアップを目指している人の個性の活かし方を見極め、適性や希望に応じた仕事を探すほか、希望の職種に就くためにどのような経験を積めば良いのかをアドバイスしたりするいわば専門家です。

では、キャリアコンサルタント自体の活かし方や、仕事や就職先はあるのか、職場での役割などについて見ていきましょう!

キャリアコンサルタントの仕事

キャリアコンサルタント

”キャリアコンサルタント”とは、就職や転職、キャリアアップを目指している人の個性の活かし方を見極め、適性や希望に応じた仕事を探したり、希望の職種に就くためにどのような経験を積めば良いのかをアドバイスしたりするという業務を行なっています。

いわば就職したい方の進路相談に乗るという重大な役割を担っているのが、キャリアコンサルタントです。

自分の人生経験を活かす

キャリアコンサルタントの仕事に従事している人は、別の職種を経験してきたという人が多く存在します。

確かに現場においても、アドバイスをもらう場合は経験が浅い人よりも、様々なことを見聞きして人生経験を多く積んできたキャリアコンサルタントの方が重宝される傾向にあるのです。

それでは、キャリアコンサルタントを目指すにはどのような経験の活かし方があるのでしょうか?

自分のキャリアの活かし方は?

キャリアコンサルタントを目指す場合、上記のとおり自分がこれまで経験してきたものが多いに役立つことがあります。

例えば、活かし方としては次のような職業が挙げられます。

人事やコーディネーター業務経験者

キャリアコンサルタントは進路の相談に乗ることが主な業務なので、一般企業でも人事を担当していたり、派遣会社でコーディネーター業務に従事していた方は経験を活かすことができるとされています。

他にも一般の方や学生などを対象に教育機関や地域のセンターで相談業務などに携わっていた方などは、キャリアコンサルタントとして転職したい時にプラスに働くこともあるようです。

他の資格も活かせる

キャリアコンサルタントは、これまで経験してきた職業以外にも、持っている資格が役に立つ場合があります。

例えば「メンタルヘルスカウンセラー」の資格や「産業カウンセラー」などの資格を取得している人は、就職相談で相談者と一対一で面談を行う際に相手の気持ちに寄り添った言葉がかけられるでしょう。

キャリアコンサルタントは、何も事務的に淡々と就職先や仕事を紹介すれば良いというわけではありません。
仕事を探している人は、本当に就職できるのかという不安を抱えていたり、前の職場で理不尽な思いをしたりリストラにあったという辛い経験をしている人も多くいます。

そのような方たちの一人一人の対応に、カウンセラーの資格取得の際に学んだことが活かせます。
このようにキャリアコンサルタントの世界は、実に様々な体験の活かし方があるのです。

どこに就職できる?

立身出世

多くの人の就職や転職に関する相談に乗るキャリアコンサルタントですが、自身はどこに就職できるのでしょうか?

主な職場などを見ていきましょう。

職業紹介施設などに勤務

キャリアコンサルタントが活躍できる職場として、とくに有名なものが公的な職業紹介施設である「ハローワーク」「職業訓練校」「高齢者就職支援センター」「ジョブカフェ」などです。(ジョブカフェとは、都道府県が主体的に設置している若者の就職支援をワンストップで行う施設のことです。)

他にも新卒者の就職支援をする場合は、「専門学校」「大学」「大学院」などの教育施設などが挙げられます。

一般企業においては、「企業内カウンセラー」という役割で勤務しているキャリアコンサルタントもいます。

セミナーを行うことも

さらに、教育機関は専門学校や大学以外に「中学校」「高校」などの場合もあります。

相談内容は就職を中心としていますが、それだけではなく働くことに関するセミナーを開催したり、授業をすることもキャリアコンサルタントの仕事です。
キャリア形成に関する資料の作成を行うこともあります。

キャリアコンサルタントの資格そのものにこのような活かし方があるので、就職先も多種多様です。

働き方もいろいろ

キャリアコンサルタントは正社員として採用される人も多くいますが、中にはパートや派遣社員として働いている人もいます。

その場合、やや厳しい現実だと言えますが、お給料事情はあまりよろしくないこともあるようです。
さらに採用されても非常勤である場合もあり、年収としてはおよそ200万円から400万円未満というケースが多い年もあったので、民間の給与所得と同じくらいだと言えます。

独立している人は?

キャリアコンサルタントとして、経験と実績を積み重ねて独立の道を歩む人もいます。

ですが、キャリアコンサルタントの資格のみで独立し、たくさん稼ぐことは容易ではありません。
独立している人はもちろん存在しますが、「社労士」をはじめとする別の資格も併せ持って働いていることが多いようです。

これも一つの資格の活かし方だと言えますね。

就職相談にやりがいを感じる人に向いている

キャリアコンサルタントは、仕事としては就職先や活躍の場が多いと言えます。

しかし、お給料がかなり恵まれているとは言いがたく、自分のキャリアアップのみが目的の方やたくさん稼ぎたいと考えている人には向かないかもしれないと指摘しているサイトもあります。

キャリアコンサルタントの仕事に向いている人は、就職の相談に来る相談者の人生を手助けすることにやりがいを感じられたり、誰かの役に立つ仕事がしたいと考えている人だと言えるでしょう。

社会から求められている職種なので、今後も活躍が期待されます。

キャリアコンサルタントの活かし方についてのまとめ

”キャリアコンサルタント”は、就職や転職を希望している方の相談に乗り、希望する仕事や、どうやったらその職種に就けるのかをアドバイスすることが主な業務です。

キャリアコンサルタントになるには人生経験など様々な活かし方があり、例えばこれまで仕事上で培ってきた経験を踏まえて相談に乗ることができます。
他にも、キャリアコンサルタントを目指すためにカウンセラー関連の資格を活かしてキャリアアップを図る方法もあるので、これも一つの活かし方だと言えるでしょう。

職場などは「ハローワーク」や「職業訓練校」などの公的な職業紹介施設や、「専門学校」や「大学」などの教育機関、「企業内カウンセラー」として一般企業に就職するキャリアコンサルタントもいます。

お給料は決して高額だとは言い難いですが、誰かの役に立てる仕事に就きたい方や、就職の相談に来る相談者の人生を手助けすることにやりがいを感じられるという方にはぴったりの職種です。