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キャリアコンサルタントの難易度や合格率、受験資格や過去問まで調査

更新日:2021-06-25

キャリアコンサルタントの難易度や合格率、受験資格や過去問まで調査

みなさんは「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を聞いたことはありますか?「ワーク・ライフ・バランス」は直訳すると仕事と生活の調和という意味で「仕事とプライベートの両立を目指そう」という趣旨のもと生まれた言葉なんです。

そんな現代社会において今後より注目されるであろう職業のひとつがキャリアコンサルタントです。

今回はキャリアコンサルタント試験の難易度や合格率、受験資格、過去問等の情報などをご紹介したいと思います!

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キャリアコンサルタントってそもそもどんなお仕事?

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは
転職や独立など労働に関する悩みを抱える相談者に対し、適切なアドバイスや指導などを行う専門家です。その指導は多岐に渡っており、就職活動中の方の履歴書作成や面接指導を含め、職業選択やその後の人生設計においてもプラスになるようなサポートが求められています。

一言でまとめると、キャリア(労働)について悩む相談者の方に対するアドバイスや幅広いサポート(=キャリアコンサルティング)を行う専門家のことですね。

ちなみにこのキャリアコンサルタントは国家資格です。厚生労働省は2024年度までに10万人のキャリアコンサルタントを養成するという目標を掲げていることからも、今後ますます注目を集める資格となりそうな予感がします!

キャリアコンサルタント試験の受験資格と試験内容について

キャリアコンサルタント試験には受験資格が定められています。下記の内いずれかひとつを満たしている方のみ試験を受けることが出来ます。

◆厚生労働省が認定する講習の課程を修了した方
◆労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
◆技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
◆上記の項目と同等以上の能力を有する者

出典:厚生労働省

上記にあたる実務経験が3年以上ある方はその時点で受験資格を有しています。未経験の方についても厚生労働省指定の講座を受けることで受験可能になります。いわゆる養成講座ですね。受講する講座が厚生労働省の認定を受けているかどうか、事前に確認しておく必要があります。

技能検定キャリアコンサルティングとは?キャリアコンサルタント試験との違い

技能検定キャリアコンサルティングには1級、2級があります。こちらもキャリアコンサルティングに関する国家検定なのですが、試験内容は異なっています。難易度もキャリアコンサルタント試験より高くなるので、求められる知識や受験資格もこちらの方が厳しくなっているようです。

ちなみに技能検定キャリアコンサルティング職種の1級、または2級の学科試験か実技試験のどちらかに合格している方は、キャリアコンサルタント試験の学科および実務試験のうち対応する方が免除されるとのことです。
学科試験の合格者はキャリアコンサルタント試験の学科試験も免除に、実務試験の合格者はキャリアコンサルタント試験の実務試験が免除になるというわけですね。

キャリアコンサルタント試験の難易度、合格率は?独学は可能?

キャリアコンサルタント

それでは話を戻しまして、ここからはキャリアコンサルタント試験についての様々な情報をまとめていきたいと思います!

キャリアコンサルタント試験の試験日程・受験料

試験は大体3~4ヶ月おきに行われています。はじまってからまだ2年強という試験なので、今後サイクルが変わってくる可能性もありますが、今のところ年に4回というペースで行われているようですね。

ちなみに学科試験は1日間で、実技面接試験がその次の土日に2日間かけて実施されます。

受験料は学科試験が税込み8,900円、実技試験が税込み29,900円。学科試験と実技試験は個別に受験することも可能となっています。

合格率はどのくらい?

では合格率をみていきましょう。2018年5月末~6月頭にかけて行われた第8回の合格率はこのようになりました。

日本キャリア開発協会
学科試験/59.9%(831人)
実技試験/71.9%(779人)
同時受験者の最終合格/53.6%(472人)

キャリアコンサルティング協議会
学科試験/66.5%(992人)
実技試験/67.5%(909人)
同時受験者の最終合格/54.9%(637人)

キャリアコンサルタント試験は現在2つの団体によって実施されているので、合格率も少し違いが見られます。ちなみに学科試験は共通ですが、実技試験や面接に関しては内容が異なっているそうです。

キャリアコンサルタント試験の難易度は?独学は可能か

上記の合格率からみると、同時受験者の合格率でも過半数となっています。まだ歴史の浅い試験なので、過去の難易度にも多少のバラつきは見られますが、基本的には50%前後に落ち着く傾向が見られます。

とはいえ半数近くは落ちてしまう上に、受験資格もきっちりと定められています。実務経験のない方は、厚生労働省認定の講習課程を修了しなければならないため、独学というよりは養成講座などを受講し、しっかりとした知識を身につけるといった勉強法が現実的でしょう。

しかし、認定のカリキュラムをきちんと真面目に受講しながら勉強に励めさえすれば、未経験の方でも充分合格可能な難易度となっています。

過去問は?どこでチェックすれば良いの?

キャリアコンサルタント試験の学科試験の過去問は学科試験/実技試験ともに公開されています。試験を実施している2つの試験機関の公式サイトで、それぞれをダウンロードすることが出来るので気になる方はチェックしてみてください。

過去問をしっかりと分析することで「自分が受験するとしたら難易度が低いのはどちらの機関か」ということも見えてくるかもしれませんね。難易度は決して合格率の数値だけでは測れないものなので、自分の得手不得手と照らし合わせながら過去問をチェックするのが重要と言えそうです。


キャリアコンサルティング協議会の過去問はこちらに掲載されています。

日本キャリア開発協会こちらに掲載されています。

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キャリアコンサルタント取得後の活躍の場は?

キャリアコンサルタントになった後、実際にどのような場所で働くのか、ちょっと気になりますよね。キャリアに関する相談に乗ったり、キャリア教育を行うというのが主な仕事内容なのですが、その相談にのる場所やシチュエーションは様々なんです。

ということでキャリアコンサルタント取得後の活躍の場について、具体的にみていきましょう。

個人へのコンサルティング

まずは個人に対するコンサルティング業です。職業を探している方、転職を考えている方、自分がやりたいことを探そうとしている方、そんな方々へアドバイスやサポートを行います。代表される場所としてはハローワークが挙げられます。

また、大学や専門学校などの学生支援課など教育現場で活躍するキャリアコンサルタントもたくさんいらっしゃいます。学生の進路についてのカウンセラー的な存在として、キャリアコンサルタント資格取得者が求められているようです。

企業など雇用者側へのコンサルティング

労働に関する相談と聞くと、労働者側からの悩みが多く思い浮かびますが、実は企業側からの相談にのるのもキャリアコンサルタントの重要なお仕事なんです。

相談の内容としては、たとえば「このような組織を作るため必要な人材育成とは?」「社員の個性や能力にあった適材適所の人材配置を行いたい」といったことが挙げられます。

また、社員がノビノビと働けるような雰囲気づくりを目指した社内環境の整備など、その相談内容は多岐に渡っています。

それ以外の活躍の場

行政に対するコンサルティングも重要なお仕事です。地域活性化という課題をかかえる地方の役所からの相談、たとえば「Uターン就職をする若者を増やすためにどうすればいいのか」などというように、行政が担うキャリア開発においてサポートを行うといった例もあります。

またこれはまれなケースですが、キャリアコンサルタントからの相談にのったり、サポートを行うキャリアコンサルタントもいるんです。キャリアコンサルタントとは人の悩みや葛藤に寄り添う仕事です。全てが全て明確な答えが見えているものではないため、相談にのったりアドバイスをする際に迷いや不安が生じることもあるかもしれません。
資格を取得したからといって即座に自信満々に業務が行える人ばかりではないですよね。そんな方のために、経験豊富なキャリアコンサルタントがアドバイスやサポートを行ってくれるという場もあるんです。キャリアコンサルタントとしてのキャリアに自信が持てないという方にとっては心強い存在かもしれませんね!

キャリアコンサルタント試験についてのまとめ

ということで今回はキャリアコンサルタント試験の難易度や合格率、過去問などの試験情報についてや、資格取得後の活躍の場についてご紹介しました。しっかりと受験資格を満たした上である程度勉強をすれば難易度は特別高いというわけではないとわかりました。

2年前から実施がはじまった試験のためまだあやふやな部分もありますが、歴史が浅いからこそ今後さらに需要が高まる資格となるかもしれませんね。

労働や雇用に対して興味がある方はもちろん、人の話を聞いたりアドバイスにのったりするのが好きな方も目指してみてはいかがでしょうか?

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